FC東京 2012シーズンを振り返る~その2.ベストゲーム、ワーストゲーム

20日始動だというのに、まだ昨季を振り返る・・・なんてことを続けています。
これも、恐怖の長話の恐怖の続編ですので、お忙しい方はスルーしてくだされ
 
INは東くんだけか・・・出て行くばかりか・・・と、多くの東京サポーターが心配しているであろう2013年の始まり。
これで移動はおしまいなのかな?怪我人が復帰して、良いパフォーマンスができればなんとか?
 
それはともかく。
 
春の麗らかな日差しのもと、負けたにしてもとても明るく楽しい雰囲気だったゼロックス・スーパーカップに始まった2012シーズン。
 
ACLも選手が見るからに楽しそうにプレーしていて(東京のACL初得点、メモリアルゴールはヤザー。アンタ、本当に変わったヒトだわ)、こちらもワクワクするような試合でした。蔚山も追いつかれて残念でしたが、面白かった。この引き分けがACLベスト16で敗退の伏線になったので、失点についてポポ監督が激怒したのも、後から道理だったとわかったものでした。
 
そんな昨季のベストゲームは・・・
 
ベストゲームというものも、人によって選ぶ基準が違うだろうと思います。
我がチームがとにかく圧勝すればそれが一番、というものアリでしょう。
すると、2011シーズンはベストゲーム満載です。
わたしはシーズン終了後に振り返って、充実した時間を過ごしたと思い出せる試合が良い試合だと思います。
もちろんホームゲームで、できれば勝利試合から選びたいのですが・・・
 
やはり5月26日、第13節ホーム浦和戦
引き分けだったのが、ものすごく残念無念ですが、試合のクオリティとしてはこれが一番だろうと思います。
昨季は赤サポの皆様を喜ばせなかったということは、まことに祝着至極であり、でも勝てなかったということは悔しく残念なことでもあります。
今季は大増強遊ばされた赤なので、勝つのはさらに難しいだろうと思いますが、フットボールというのはお金をかければ相当強くなるものですが、絶対勝てるってものでもない。
今季こそ、赤サポの皆様に悔しい思いをさせたいな~(自信ないのでちっちゃい字)
ともかく、ほとんど無駄な時間がなく、息詰まるような90分、先に失点さえしなければと悔やまれるものの、相手は大嫌いなチームながら、東京がこのような質の高い試合ができることをとても誇らしく感じたものでした。
良い試合というには、相手のクオリティも大事なので、赤戦を選ぶも致し方ありません。
この試合で、同点ゴールを挙げた森重くんには心からありがとう、と言います。
負けてしまったらよく頑張った試合、というだけでしたから。
 
この試合の後、広州恒大にアウェイで負け、ACLが終わりました。
しばらくの中断があり、6月16日にアウェイマリノス戦でリーグ再開。
すばらしく質の高い試合を赤戦で見せてくれた東京、ACLも終わってリーグ戦に集中できるはず、このマリノス戦にはおおいに期待したのですが、これがワーストゲームと言えるでしょう、
ひど~~い試合。
マリノスも前半こそスピーディな攻撃で東京を圧倒しましたが、後半は動く気のなさそうなプレーに。東京は、終始動きも悪く、サッカーしたくないならやめなはれ、と言いたくなるひどい出来。
 
中断期間を挟んで、あきれるほどひどく運動量も質も低下したのは、どうしてでしょう。
選手たちはACLが終わってモチベーションの持ち方が難しかったと言っていましたが(年末『FC東京魂』特番たかひで先生のコーナーで)、如何に楽しくてもACL疲労はあったでしょう。中断期間のコンディション作りが悪かったか?
 
しかし、ワーストゲームもホームゲームで選ぶとすると・・・
これが結構候補がありますな~
アッサリ負けた試合の数々。特にひどい試合を挙げると・・・
8節のエスパルス。相手が9人になってから失点、そのまま敗戦。パルサポに軽蔑されても仕方ない。
19節の新潟戦。これもサッカーしたくないならやめなはれ!と言いたくなるような動きの悪さ。
アウェイでどっさり失点した試合もありますが、それは一応許すとして、ホームゲームではもっと責任感を持って、チケット代に見合った試合を見せてほしいものです
 
わたしの印象にすぎませんが、アウェイマリノス戦でひどい試合をしてからシーズン終盤まで、結局13節以上のパフォーマンスは見られなかったように思います。
33節のガンバ戦は相手が切羽詰まっていたこともあり、試合としては面白く、東京のゴールシーンも良かったと思います。ただ失点シーンがシーズン通しての課題をそのままにアッサリと、だったのが惜しまれます。
34節の仙台戦は、すばらしいパス回しとゴールがいっぱい見られて楽しかったけれど、モチベーション大低下の相手だったので、差し引いて見ないと。ただ、プレッシャーがきつくないとこれくらいはやれる、ということは、たいていの試合で90分間にこのくらいやれる時間帯は必ずあるはずです。そういう意味で、この最終戦は希望を残してくれたと思います。
 
と、またも長文お化け~~~
 
しかも続く!