第7節 ジェフアウェイクサツ戦
千葉vs群馬・・・って、なんだか・・・誰も知らないだろうけど、小林克也が歌っていた「ぐんま、ぐんま、ぐんま、ぐんま、チーバ!」を口ずさみたくなります。
それはともかく、前日体調不良をおして行った試合があんまりで、怒りのあまり元気になってしまったややこしい妻を残し、夫は強風の中、前橋へ。
わたしは外出先から戻り、急いでTVをつけたらあれまあ、スンウ太子が怪我で担架に。
ちょっと眉をひそめながら、あくまで端正に退場・・・軽傷ですみますように。
以下、夫のレポです。
ピッチに苦労したけど10人の相手から勝点3ゲット
何故かすっかり慣れ親しんだ醤油スタ、今年はまだ桜が残っている季節にお邪魔します。
天気は予報よりはずっとましでしたが、ピッチはさすがに北関東の中でも随一を誇る醤油スタです。何時見ても凄いなあ。
この日は少年サッカー大会か何かの流れで大量の子供とお母様がご来場、自由席を占拠しますが、あまりサッカーには興味がないご様子、出たり入ったりで鬱陶しいことこの上なし。 野球じゃないんだから、ゲーム中は席立たないでね。
(桜の残る醤油スタ。遠景は綺麗です)
(集合写真。姿形はJEFの勝ち)
序盤、谷澤の惜しいシュートなどもありましたが、ボールの転がらない凸凹ピッチに明らかに苦しむJEFの選手たち。
パスが短くなってしまい、出足の早い草津に奪われ右サイド裏を徹底して狙われます。例によって中盤の選手の攻守の切り替えが遅いこともあり、ボールを失うと、相手は余裕をもってサイドチェンジやロングボールを入れることが出来ます。
後半に入ってもボールを大きく動かす草津に対し、なかなか決めのパスが通らないJEFです。それでも徐々にピッチや相手の攻守に慣れてきて修正が出来てきました。
縦への意識、受けて前を向く意識が強くなり徐々に押し込めるようになりました。
細かいところをうまく抜けて鋭いシュートを放つなどいいところも見せた今日のスンウ君ですが、全体的にはピッチと相手の寄せに苦しみ浮いていました。前半に受けたタックルが原因か、膝(?)を痛めて交代、佑昌がピッチに。
家本劇場健在!
佑昌の投入で両サイドも活性化し、ジャイールは休養十分だし、この段階で10人になった草津に勝ち目はなく、後はどう料理するかだけとなりました。それでもなんだか羽根の傷ついた蜂を、遠くからおっかなびっくり棒でつつき回すような、腰の引けた攻撃を繰り返す我が軍です。
時間の問題とは思っていましたが、ちょっと心配し始めたところで、兵働の浮き球をそのまま頭で送ったヨネのファイン&ラブリーなプレイに、ここぞ、と出てきたジャイールがこれも綺麗なループ気味のヘッドでゴールです。とどめは足半分抜けた佑昌のクロスがGKの手先を抜けて、ケンペスが流し込んでPK失敗の帳尻を合わせました。
この日も守備に遅れる中盤の中で一人頑張っていたのが谷澤でした。
健太郎が大忙しなのは折り込み済でしたが、谷澤が今年、ここまで真面目に守備に働くのは嬉しい誤算です。
ジャイールは守備をサボるので、終盤のいざという時に力を発揮してくれますから、しょうがない。
スンウ君は、実にJEFには珍しい選手で、見切りが早い。ダメなものはダメ、追っても無駄なものは追わないよ、というタイプですな。会社にもこういう利口な奴いますよね。 うまく使えば頭は良いので戦力になります。ここで、深井スパイス振りかければいい選手一丁上がり、なんですけどね。
と言うわけで、何となく嫌な醤油でしたが、無事に撃破、個人的にはMOMは谷澤でした。
スンウ君、前に抜けて
すかさずシュート、惜しかった、才能感じさせた瞬間