第20節ジェフアウェイ徳島戦

ミドルを浴びせて久しぶりの勝ち点３ゲットしました。

開始前に例によって喫煙所で徳島サポとエール交換。　

このベテランにアクセスの悪さと徳島サポの入場者の少なさを「遠くから来てくれてるに恥ずかしかあ」と謝られてしまいました。　四国で４クラブをJに上げてダービーするのが夢だそうです。　四国としての一体感とライバル意識と微妙な感情があるようですが、少なくとも自分よりははるかに器量が大きくて立派だなあ。　馬○緑だ、馬○赤だ、正しくない黄色はいらない、だのとは思わないのかなあ。

大塚と大介が先発したJEF。　

最近のウチの緩い戦いぶりを想定したのか、徳島のチェイスが完全に後手に回り、序盤からダイレクトパスを繋いでペースを握ります。　こういう形になれば、本当にJEFの選手たちは上手ですな。　加えて、これが大きかったと思いますが、大介が今年初めて積極性を見せて前のスペースへ入り込んでミドルをお見舞い。　相手が下がってくれれば兵働も余裕をもって捌けます。

　今日の兵働はCKもFKもここ数試合に比べればまともな弾道の球を蹴っていました。　その１０番がヨネや大塚の動いたスペースから狙いすました一発を決めます。　パル時代に目の前で決められたのを思い出させる久しぶりの凄いシュートでした。　

その後も大介や谷澤が遠目からシュートを放ち、智まで惜しい一発。　動きの質も高くて面白いようにボールが繋がりそのまま前半終了。　ここであと１点取れていれば楽勝だったでしょう。

　後半に入ると予想通りハッパをかけられた徳島がゴリゴリとプレスをかけて、縦に速い攻撃を仕掛けるとたちまち後手に回る我が軍。　

こっちの左サイドの鈴木にはうまく対応していたシュンキでしたが、交代で柴崎がこっちのサイドに移動。　左サイドで窮屈そうにしていたこの元馬○緑が生き返ってしまいます。　シュンキが捕まえそこねて同点ゴールを決められてしまいました。　鈴木に代えて変な若い子を入れ、左右交代させた小林さんの勝ちです。

　勢いは相手にあり嫌な感じでしたが、動きの落ちたケンペス（前半はポストだけでなく左右にも流れて攻撃のリズムを作って大活躍）に代えて投入したスンウ君が大塚以上にポイントを作って前への推進力をかろうじてキープします。

　決勝点はラッキーと言えばラッキーでした。　相手のクリアを当てた大介のボールがゆっくりと戻るスンウ君の所へ返ってきますが、これをDFをブロックしながら実に優雅に胸トラップ、走り込む大介へ。これが決勝点となりました。　相手の２３番が上がりそこねたミスですが、大介やスンウ君の前へ向かう姿勢と気持ちが実ったゴールでした。

　その後も徳島の攻勢が続きますが、相手のサイドに対する抑止力として佑昌とヒョヌンを投入してうまくクローズして勝ち点３ゲットです。

　今日は大介や大塚、スンウ君の気持ちや動きの質量が勝たせてくれた主因ですが、智も何気ないフィードや動きで前へ行く姿勢を久しぶりに見せてくれて嬉しかった。　相手が後半出てくるのは分かりきっているのに、それにやられてしまったのは相変わらずですが、前半はかなり良い戦い方が出来たと思います。　

それから、走るのが嫌な人は、回りを走らせて、ミドルを決めちゃえば走らなくて済む、というのも今日の教訓です。

①　アクセスも天気も悪い中駆けつけた黄色い人たち。

②　円陣ダッシュ。

③　大介のミドルが今日のリズムを作った。

④　ヨネの強さを生かした見事なクロスから流し込むだけだった大塚が外す。　決めなくちゃ。

⑤　すんげえミドルを決めた兵働がガッツポーズ。　打つとは思わなくてシュート撮り損ねた。

⑥　智も何気に一発お見舞い。

⑦　大介が走り込んでゴール。　失点直後でこっちも興奮（オフサイドの声に罵声で応える）、喜ぶ選手たち撮り損ねた。

⑧　今日は戦う太子、スンウ君。　これからも頼むよ。

⑨　今日はふわふわ感の少なかった大塚翔平。　これからも頼むよ。