第19節 東京×大分 スタジアムは生き物

ゲホゲホ・・・またもや風邪っ引きです。
先週夏風邪を引いたBABEの面倒を見ていたら、くしゃみの直撃を浴びて感染。
体調すぐれないまま味スタへ。
すると、体調悪いトシヨリには余計悪い30分間のイライラを強いられる。
翌日はかなり無理してフクアリへ。すると、前日より悪くなった体調に追い打ちをかけるガマンの展開が80分ほど。
あえなく発熱、今日お医者さんに行ったら「胸に雑音が出ている」って。
まずい。
土曜日の等々力までには治さないと。
 
という訳で、今頃の更新。
頭も脳震盪の米倉くん(よく前半終わるまでできたこと)ほどじゃないと思うけど、ぼーっとしているので、間違いがあったらご勘弁を。
 
前節アウェイ清水戦で、やっぱり中断明けの東京はダメ~ということをほぼ定説にしてしまいましたが、ホームだし相手はJ2で6位(と、夫がしつこく言う)の大分。負けたら許さないよ!
ジェフサポ夫の大分への憤懣やるかたなく、彼に言わせれば今の水戸より大分の方が弱い(?)のに苦戦した東京は情けないと。そんなこと言ったって、3-4-2-1は苦手なんだって。
力の差から言えば、相手のフォーメーションなんか関係ない!
と、夫の厳しい指摘もありますが、当の東京はやっぱり前半30分程、ボールが持てず、ミスが多く、イライラさせられる展開。
思った通り、大分はフォーメーションのギャップをついて、中盤で数的優位を作り、セカンドボールを拾ってロングボール、サイドの丸谷くんがとてもやっかい。ロドリゴ・マンシャも面倒。
そして、お約束の挨拶を交わす仲(?)の宮沢もやっぱり起点になっていました。
大分にもミスがあり、最後のところはモリゲとヒョンスで守っていましたが、これじゃ東京はまったく攻撃にならない。
わたしの鼻は詰まるし、攻撃も手詰まり。イライライライラ・・・
 
イライラも最高潮に達したのが、なんとか大分のアタッキングサード近くに攻め込んだのに秀人から横パス、受けた誰だったかがバックパスしたその時。
ここで東京のゴール裏からは「シュート打て!」コールが。
みんな同じイライラマークをこしらえていたのでしょう、いつもはだいたいゴール裏だけでやる「シュート打て!」コールが、たちまちバックスタンドにも広がり、スタンド全体が「シュート打て!」コールに包まれました。
その時ボールを運んでいたのがヨネちゃん。
彼の体中に、なんだかぐっと力が入ったのが見えました。
試合後のコメントで彼自身が認めていたとおり「打てばいいんでしょ、打てば!」とばかりにヤケクソのシュート。シュートはゴールには飛ばずルーカスが胸トラップ、まったくトシを感じさせない反転ボレー。惜しくもポストに弾かれましたが、これからスタンドは「負けるわけがないさ」の大合唱に。
 
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この少し前30分頃、東京もフォーメーションを大分と同じにはめ込んでいたのですが、ルーカスのシュートに興奮したわたしは気がつきませんでした。3バックになっていると気がついたのは、後半からでした。
 
いきなりという感じで攻撃が活性化して、37分に千真のゴールが生まれます。
 
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前目のポジションになった宏介くん、彼のクロスはすばらしい。
(守備はちょっと心配)
 
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宏介→千真。
トラップして
 
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勝負あり。
 
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後半はほとんど東京の試合でした。
立ち上がり早々に千真がPKゲット。
 
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小細工もなんにもないPK.を決める。
 
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ネマも調子が戻って良かった。
J's GOALの「美文字J辞典」「暑中お見合い」もすばらしい出来映えです。間違いなく、セレッソのS選手よりじょうず!
は、ともかく。
 
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ナオらしい裏への飛び出しからチャンス。
 
千真、外しすぎ。
もっと点取れた。
特にヨネちゃんからのパスは決めてほしかった。あれが決まったらすばらしいパスとゴールだったのに~
 
と、2-0で勝ったより後半外しまくった千真に不満が残るというのも贅沢なのかもしれませんが。
 
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この試合で感じたこと、それはスタジアムは生き物だということ。
東京サポーターの面白いところですが、「シュート打て!」コールにバックスタンドも合わせて、選手たちを鼓舞。すると、それに突き動かされるように攻撃へ転じ、後は「負けるわけがないさ」に乗って、ゴールへ。
フォーメーションを変えた効果だったのかもしれません。でもヨネちゃんが「シュート打て!コールで開き直った」というように、味スタは怒りから一気に押せ押せになりました。スタジアムは生き物のように、意志や感情を表すことができるのだと思います。
こううまくいかないことも多いのですが、この試合は東京サポの面目躍如たるものがありました。
 
翌日、フクアリでも相手に押される展開でしたが、ジェフサポはひたすら真面目にチャントを歌っていました。それで悪くはないのですが、わたしは東京サポの意志の感じられる応援が好きです。