新潟県政記念館と市内散歩

7月13日。
新潟市内をぶらり歩きしました。
 
まずは新潟市内で見るといったらここ。
新潟県政記念館。
明治16(1883)年新潟県議事堂として星野総四郎の設計・監督によって建てられたもの。
国指定重要文化財ですが、入場無料でパンフレットも下さるという新潟県の太っ腹。
詳しくは↓
 
この記念館でバレエやコンサートを行っているので、その入場料が維持費になっているのかしら?ここでバレエって、ちょっとウィーンフィルニューイヤーコンサートみたいでよさそうです。
 
会議場を二階から見下ろす。
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古い柱時計が素敵。
 
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(以上夫撮影)
 
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ワタクシ撮影の「期待の背番号」←おバカ。
 
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新潟県出身、「郵便制度の父」前島密
館内には新潟県にまつわる歴史的な資料などが展示されています。
 
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窓から見た白山公園の庭。丸いドームは新潟市民芸術文化会館
 
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新潟県政記念館外観。
 
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次に「燕喜館」へ。
 
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燕喜館は明治から昭和にかけて新潟を代表する大商家・斉藤邸の一部を移築、再建したものだそうです。
ここも入場無料。
斉藤さんちかと思うとタダで勝手に入りにくいから不思議・・・むろん今は住居ではないけど。
 
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床の間のしつらえ。
 
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欄間の意匠と、FC東京のキャップの蘇我夫。
 
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白山公園からバスに乗って、会津八一記念館へ。
記念館近くにあった砂丘館(旧日本銀行新潟支店長役宅)に寄って・・・玄関のしつらえだけ見ました。
 
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黄色い百合が夏らしい。
 
 
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記念館の中は撮影できなかったので、入り口だけ。
高校の教科書で一首くらいは記憶にある歌人です。
 
端正な会津八一の歌を味わい深い(というか書に疎いわたしにはヘタウマに見える)自筆で読んだ後は、お口直しとばかりに坂口安吾「風の館」へ。
このあたりの道も閑静で良い雰囲気です。
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旧市長公邸を利用しています。
展示は遺稿や遺品などはなく、「『桜の森の満開の下』の世界」として、映画のポスターや舞踏のシナリオ、劇のシナリオ、人形劇のパンフ、田島征三の絵本、マンガ(近藤ようこ)が展示されていました。
 
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坂口安吾ファンが集うようなところらしいです。
 
映画篠田正浩監督「桜の森の・・・」のポスターとスチールは、岩下志麻がきれいで、懐かしく見ました。1975年の作品って、もうそんな昔だったのね・・・
 
これで新潟市内歩きは終わり。
どこへ行ってもその土地の文化に触れることができますが、新潟市はさすがに京都から越前、北陸、東北を繋ぐ要衝として大きな都市で、奥が深いと感じました。