中秋の名月に月餅

昨夜は中秋の名月、昼間からの晴天に恵まれて、綺麗な月夜でした。
で、花より団子、月より月見団子のワタクシ。
月見団子はなかったのですが、夫の香港土産「月餅」を頂きました~
 
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香港シャングリラホテルのレストラン「シャンパレス」(香宮)製。
4つの月餅が豪華な箱に入っていたはずですが、表の箱はかさばるので捨ててきたそうです。
箱の中にこういうふうに4つの月餅。
シャンパレスは高級レストランなので、一つ一つ小箱に入っていますが、香港の一般的な月餅は、大きな箱を開けると、プラスチックに包まれた月餅が直接入っています。
 
香港に住んでいたことがあるので、中秋節はとても懐かしい。
ランタン・フェスティバルとも言って、みんな手にランタンを提げて、公園や街に出てそぞろ歩きます。
月餅は中秋節にはかかせないお菓子。昔ながらの月餅はとても大きくて、夏みかんを5センチほどの輪切りにしたような?とにかく一つがデカイ。それを切り分けて頂きます。
この季節の贈答品として、街のあちこちで売り出され、秋の(と言っても香港はまだ暑いけど)風物詩です。
 
油っぽくてコッテリしていて餡の中に入っているアヒルの卵の塩漬けもちょっとくせがあるので、日本人は好きという人は少ないようです。
わたしは好きで、デッカイ月餅を一人で食べちゃったことも。
 
最近はバカでかい月餅をもてあます人が多いのか、小ぶりなものも多くなりました。
 
このシャンパレスの月餅も日本のお饅頭くらい。月餅としては小さい。
 
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蓮の実の餡、真ん中に月に見立ててアヒルの卵の塩漬けが入っています。
さすがにシャンパレス、とても上品な甘さでした。
 
美味しく頂きましたが、「栄華」とか「奇華」とかの昔ながらの油っぽいズッシリ重い月餅も懐かしい。
 
極彩色のアルミ缶に入っています。
「香港ナビ」から写真を借りました。
 
 
 
上は「栄華月餅」の缶。イメージ 4
極彩色の牡丹の絵、昔から変わりません。
ウチも毎年頂いて、一つは食べるのだけど、わたしも全部は食べられずちょっと困った・・・
 
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奇華月餅。お店に並んでいる様子。
よく見ると「迷你」と書いてあるので、これは最近多くなったミニサイズの月餅です。
やっぱりあのデカイのはあまり売れなくなったのかな・・・あのインパクトが中国らしくて良かったのだけど。
 
 
香港ナビ↓