第２９節 東京×新潟
国体開催のおかげで長らく味スタを使えず、やっと帰ってきました。
国立競技場は東京のホームだ、とはいえ、前節鹿島のような国立慣れした、しかも大きなゲームをここでやってきたチームを相手にするには、味スタでやりたかったと思いました。鳥栖にも負けたし・・・それでも「国立男」平山が、一矢報いてくれたことだけがほんの少しの慰めでした。
やっぱり味スタで喜びたい。
アウェイでは３－０で勝ちましたが、結果はともかく内容を見ると、楽な試合ではなく、相手の勢いに押され気味でした。
それに16節ではまだそれほど合っていなかった川又が好調、脅威のあるFWになっています。
川又に気を取られると岡本にやられるし、結構やっかいな相手です。
と、ポポさんも思ったのかどうか。
わりと慎重というか守備には気を遣った前半。前節の鹿島戦であっという間に２失点したことの反省も踏まえて、でしょうか。
新潟のカウンターにはうまく対応できていました。ただ、なかなかシュートまでいかない。
この試合、秀人が攻守に良くて、前半終盤惜しいシュートもありました。
ヨネちゃんは相変わらずの働き、夫は「ボクのMVPはいつもヨネちゃん」と言いますが、運動量の多さは勿論ですが、最近は奪ったボールを前に展開することが上手くなってきたと思います。
そしてルーカスも好調、やはり攻守にハードワークしてくれます。
東もこの試合ではきちんと守備していて、悪くなかったのですが、あれだけエリア近くに顔を出すのに、最後の仕事がヘナヘナなのはどうしてかしら？
↑第４の審判に何かアピールするポポ監督。
後半。
開始まもなく、岡本をゴール前でフリーにしてヘディングシュートを打たれるピンチ。
これがこの試合一番マズイシーンでした。TVで見ると、その前に千真が誰かにバックパスをしようとしたのが、その前のヨネちゃんの脛を直撃、ヨネちゃんが倒れそうになったのでボールに行けず、相手に渡ってしまって左にクロスを入れられたことから岡本のヘッドに繋がっていました。
千真はなかなか得点できない中、最低限の仕事で攻守に頑張っていますが、こういう細かい所はやってしまうことがあります。
しかし、その直後。
アーリアがドリブルで彼らしく強引な中央突破を図り、新潟DFのファウルを誘い、おまけにカードまで出させる。
FKゲット。中央だしゴールに近すぎるかな？と思うけど、宏介と東がボールの前に立ったとき、蹴るのは宏介だと、そして入るような予感が。
東がおとりで新潟の壁を動かして・・・
お見事！
台風２６号の被害で亡くなった伊豆大島の方々に哀悼の意を表してつけた喪章をかざす宏介。
喪章は、急逝されたFC東京の職員稲葉さんへの哀悼の意も表したものだそうです。
先制した後、しばらく東京の勢いが増しますが、新潟が田中達也を入れて3トップのような形にしてきてから、新潟の攻勢。
ポゼッションも新潟だったと思います。
ボールに触れない時間もありましたが、守備は落ち着いていたし、新潟も精度を欠いたところがあって、失点しないですみました。
それでもSB川口選手のミドルシュートがバーに当たったり、川又選手に強烈なシュートを打たれたり、危ないシーンはいくつか。
でもおおむね川又にはよくついていて、好きにはさせませんでした。川又も速いけど、ここでは加賀の速さが効いていました。健一兄さん、代えられなくてよかったね・・・
ルーカスが得たFK,、宏介のゴールと似たような距離で、少し角度があるだけ入りやすい感じ。
今度は東が蹴るも・・・
ポストをヒット。
今度は入れてね。
それと、シュートの練習してね。
このあたり８０分ちかくなってから、東京が攻撃に出ます。
ルーカスとアーリアはいつも相性が良いなと思います。
ここでもワンツーで新潟DFをかわして、ルーカスが抜け出て、最後は圧倒的な個人技でゴール。
ホームでのゆりがごダンス。
秀人の惜しいシュート。
モリゲもいるからCKだったか・・・
終盤には平山、タマ、ネマで引っかき回して、そこでもう１点取れればなお楽しかったけど、まあ贅沢は言いません。
どうしても勝ちたい試合、守備に気をつけながら上手くやれたと思います。
