3.11を語り継ぐ絵本

3年という月日。
中学生、高校生なら卒業する。
3歳だったBABEは6歳に。もうすぐ卒園です。
 
3年前のあの日、幼稚園入園前のBABEと都内で激しい揺れに見舞われました。
あのときの恐ろしさは、忘れられません・・・
むろん被災地の方たちの恐怖や、その後の数知れない苦難には比べるべくもありません。
 
わたしの知人のご実家も津波の被害に遭って家は流されたのですが、ご家族は旅行中で無事でした。
そのご実家が経営されてる印刷所が、津波の被害を語り継ぐために絵本を出版しています。
 
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絵本の裏表紙に「保護者の皆様へ」として
「この絵本は、東日本大震災の記憶をこのまま風化させたくないと言う思いと、若い世代に伝えたいという思いが集結し、出来上がったものです。
全体として暗い色調・無残な風景等、お子様が読む絵本として配慮しなければならない点は多々ありますが、被災地の復興への道のりはいまだ遠く、心の整理もつきかねる状況の下にあって、この絵本が『被災地からの希望』への証としての一助になることを祈るものです。」
とあります。
 
確かに子どもにただ与えても、喜ばれないかもしれません。大人がフォローしながら、一緒に震災について考える、被災地のことを覚えるためには良い絵本だと思います。
 
絵本について問い合わせは
(けせんぬま震災復興絵本プロジェクト)
この絵本の売り上げの一部は気仙沼市の児童図書のために寄付されるそうです。