第13節 東京アウェイ徳島 徳島は遠いけど、ゴールはもっと遠い・・・
試合当日って、５月１０日のことですが、
朝ご飯抜きのわたしはラウンジのちっこいパン（「おひとりさま２個まで」と表示されている。チェッ、けち～）と持ち込んだバナナも食べて一応おなかを満たしてから、徳島便のゲート前に向かうと。
すでに青赤な人々でいっぱい。
機内は知らない人が見たら気味悪く思うかもしれないほどの青赤率。
キャビンアテンダントの美女も「まあ、皆さんすごいですねぇ。すぐにでも試合に行けそうな格好されて～」とかびっくり。
さすが経験を積んだとおぼしきチーフパーサー、着陸間際には「サポーターの皆様の気持ちが選手たちに届きますようにお祈り申し上げます」と、如才ないお世辞をおっしゃって、サポを送りだしてくれました。
東京サポ、拍手。
うまいねぇ。そう言っとけば、どこのチームにも使えるものね。
で、サポの気持ちは選手に届いたのでしょうが、ゴールには届かなかったのでした。
ヴォルタくん、東京サポの前で、体が超柔らかいところを披露して、うけていました。）
♪徳島、徳島、東京から車で８時間～と、東京のゴール裏は歌っていました。
わたしはメインにいたので、徳島サポと混在。徳島の人たち、基本いい人ですな～
東京サポのノーテンキな歌に「おお～そうやなあ」と素直に感心してくれました。
このスタンドに相手サポと混在するのどかさ。こういっちゃなんですが、やっぱりＪ２感が漂います。
試合が、って意味ではありませんよ。
で、試合のことを書こうと思ったのですが、正直もうあまり覚えてないのですわ・・・
え～っと、名古屋戦から３連敗しました。
内容としては、名古屋戦が一番良くなかった気がする。
で、負けるこたあないでしょ、って内容で赤と大宮に負ける。
この試合は相手がダントツの最下位、徳島だからここらで勝ち点３を・・・と思っていた人は多かったでしょうが、サッカーはそんなに甘くはないものですね。
前半に得点できれば、複数得点も可能か、とわたしも思っていましたが、チャンスはありながらスコアレスでＨＴに入った時には、やはり難しい試合になってしまった・・・とすでに苦い結果を想像していました。
徳島としては、とにかく守り倒す姿勢で、それは最後までやりきったと思います。後半、うちにはおなじみのアレが出て来て、なんかやだ、と思いましたが、やはり東京からボールを奪ったら彼に渡して展開、というお約束だったようです。
あやうく徳島にホーム初勝利を献上してしまいそうなシーンもありましたが、そこは東京の選手たちも体を張って守ったのでスコアレスドロー。
ホーム初勝ち点を献上しましたが、そのことは恥ずかしいことではないと思います。徳島も今はＪ１のチームとして必死なのですから。
引いた相手を崩す、というのは永遠の課題かもしれず、シュート数で勝敗が決まるなら東京の圧勝なのですが・・・
選手は一生懸命やっていたと思います。
前半などはいい連携もあったし、もうちょっとでゴール・・・というシーンは後半にもありました。
ただ、一生懸命がなかなかかみ合わず、というのはうまくいかないチームの常ですね。
河野も武藤も若い、河野には焦りが見えた気がするし、武藤はまだ一本調子で、すでに相手に読まれているようです。それでも武藤はこのまま彼の持ち味を磨いていくしかないでしょう。
千真も焦っているのでしょう、本当に決まらない。ＰＫでもいいから決めれば楽になるのでしょうが・・・
何度も書いているけど、今季のポジションのせいではなく、シュートチャンスはあるのです。
せっかく徳島まで行ったのに４試合連続無得点というのは、ずっしりとこたえる結果ではありました。
それでも、もう連戦はこれで終わりです。
すっかりリセットして、もう焦らずこのチームとしての経験を積み重ねていくしかないでしょう。
（ところで、コートチェンジしたのは、東京？びっくりした～）
コースケのＣＫ。わたしの目の前だったから撮ってみました。
ニアを狙って、悪くないんだけどな～）
（ああ、また今日もノーゴールで終わったか・・・
徳島よりも、ゴールが遠いってば～）
去年のジェフ戦の時には徳島行きシャトルバスはなかったので、アクセスは少しは良くなりました。
シャトルバス２台いましたが、１台目はもう満席・・・次のバスにするか迷ったけど、こういっちゃなんですが、ここの交通事情が信用できないワタクシ、１台目で立って行くことにしました。
徳島まではかなりあるとわかっていましたが。
先に座っていた徳島サポの６０代後半に見えるオジサポ、ものすごいダミ声で「もう定員オーバーやろ、こないのせよったら。早う出な。徳島まで１時間はかかるで。立ったまま１時間や。１時間はあるな、立ったままで。こんなバス乗せたら、もうどこのサポーターもこんようになるわ、えらい目にあったいうで。この道いくんかい、こりゃ遠回りや、近回りはﾅﾝﾄｶｶﾝﾄｶを行くんや、近回りするか思うとったら…ﾅﾝﾄｶｶﾝﾄｶﾅﾝﾄｶｶﾝﾄｶ・・・（徳島弁はよくわからないのでヘンな言葉遣いはお許しを）」と、でかい声で独り言を言いまくり、じゃあ立っている東京サポに席を譲ってくれるのかとおもいきや、静かになったと思ったら爆睡。
「近回り」という言葉は徳島では普通なのか、このおじさんのオリジナルなのか・・・
などとぼんやり考えているうちに、意外と早く徳島駅に着きました。
次は味スタで同じように低迷しているガンバ戦です。
勝ちたい！ゴールは・・・
だれでもいい！！！だれでもいい！！！！
