第16節 東京アウェイ新潟戦 しょっぱくても甘くても勝ちは勝ち。

去年は新潟→山形サポ旅行を敢行し、どちらも勝ったこともあって、とても楽しかったのですが、今年はTV観戦です。
現地応援の皆さま、お疲れ様でした。
 
どういうわけか、ゴール数に違いはあっても、その昨季のポポトウキョウ新潟戦と、結局は同じような試合展開となりました。
 
ボールを保持し、アタッキングサードに近づくも点が取れない新潟と、守備の時間が長いながら、チャンスをものにした東京。
昨季は3-0でしたが、この試合も東とエドゥーのシュートが入っていれば3-0で終わる可能性もありました。
とはいえ、シュートがたったの6本(前節に続いて)で、3点も取ろうとはちょっと欲張り、1点で御の字でしょう。
 
17分の武藤くんのゴール、これが東京のファーストシュートだったと思いますが、これはいいつなぎで決まりました。モリゲがクリアしながら前に頭でフィード、河野が頑張ってクロス、走り込んだ武藤がDFと競り合いながら足裏で押し込む。
鹿島戦では逃したゴールを、きちんと決めました。
武藤は、試合に出ながら少しずつ課題をこなしていっているのが、いいところ。
 
この先制点の後、75分くらいず~っと守ってたって印象。
前半はシュート2本。
長崎か、東京は!(←わかる人少ないだろうなぁ(汗)。特に昨季の長崎、シュート2本で勝った試合がありました)
シュート全部で6本だし・・・・・・・・・・・しょっぱい!
まあアウェイだからいいです。(だけどホームでもこの調子だからなぁ・・・)
しょっぱくても勝ち点3には違いなし。
 
相変わらず選手たちはよく走っていました。
解説者も言ってたけど、東京のフォーメーションではせっせと走ってスペースをカバーしないとどうにもなりません。
鹿島戦と同じように、局面局面では相手の方が数的優位になることが多く、東京の選手がハードワークで補うことに。
そういうサッカーらしいから、仕方ないでしょうが。
ただ、シュートが少ないのも同じ理由で、ボールを奪ってもゴールが遠く、また失ってしまう。
その繰り返し。
それでもエドゥーがさすがの迫力で頑張るし、前からのプレスも途中までは効いていて、悪い内容ではなかったと思います。
 
しかし、エドゥーはもらえないとわかりそうなファウルを何度ももらいたがったのは、いかがなものか?
ブラジル人選手によくありますけど、そのうちシミュレーションでイエローカードが出るかと心配しました。シミュレーションではなかったけど、余計なイエローを結局もらっちゃいました。次節出場停止・・・それでもアディショナルタイムのゴールが入っていればかっこよかったのにね。
 
守備は集中していたとはいうものの、左サイドで山本選手をフリーにした場面は危なかった。
コースケが怪我の影響でしょうか、誕生日だったらしいけど、かなり不調に見えたのが、気になります。そのぶん徳さんが頑張るでもないから(あの人いつでもどんな相手でも同じペース)、サイドの攻撃参加も少なくて、よけい攻撃が薄くなっていました。
真ん中の守備は厚いので、新潟の選手は遠目のシュートが多くてあまり怖くありませんでした。
DFラインからのビルドアップという点では、モリゲはさすがだと思いますが、吉本くんはまだまだ。ドカ蹴りで逃げるしかなく、フィードしようとすると相手に渡してしまってピンチを招いていました。
このあたりがマッシモ監督は気に入らないのかも。
本当に必要かわかりませんが(今年の収支が赤字とかやめてよ)、セリエAのDFを呼んだというのも、このへんの理由か、と思いました。
 
で、試合後半に帰って来て一緒に見た夫が、「新潟は鹿島ほど強くなかったってことか」と。
川又が、どういうわけか不調だということでベンチにも入らず、彼が好調ならばもっと苦戦したでしょう。
わたしは新潟柳下監督のサッカーは好きですが、確かにゴール近くまでは来ても、エリアにはなかなか侵入できず、崩されたというシーンはほとんどありませんでした。
田中達也、成岡が入って、東京の前の選手が疲れてきてから、新潟の攻撃が少し迫力を増しましたが、東京も東、千真、羽生と入って、相手にストレスを与えたと思います。
 
東京はこういうフォーメーションですから、中盤をもっとうまくついてくる相手、パススピードがもっと早い相手と対戦したときには、1点で逃げ切りは難しいかもしれませんし、先制されたらさらに難しくなるでしょう。
もちっと中盤のケアをしてほしいと・・・4-4-2で始めるとか・・・思うのですが、しゃーない。
 
それでも勝ち点3には違いなし。
選手はよく頑張りました。
 
さて、次節はエドゥーがお休み。
千真か、平山か?いっそ両方出して始めから4-4-2でやったらどう?←しつこい。