天皇杯4回戦 東京×清水 モリゲがいないと負けるの~
今夜はお月見ですが、あいにくの曇り空です。
肌寒い気候のせいで、うちは夫婦で風邪引き。
土曜日のJ2リーグ、ジェフのアウェイ京都戦は、二人でゲホゲホ咳しながらTV観戦。
Jジェフ、終了直前に注意力散漫による失点でドロー。
「就業時間終わってないのに、仕事やめるヤツがあるか!」と、蘇我夫怒る。
で、翌日。
日曜日です。
”東京JAZZ"NHKで放送されますから、マスクしたオバが映っていたら、わたしかも。
”東京JAZZ”は楽しかったけど、疲れた状態で、味スタへ。
この天皇杯4回戦、清水も代表が抜け、怪我人も多くてギリギリで準備していたそうですが、東京もギリギリ。
おまけに、コースケも発熱のため出場回避、むっくんが出場ですと。
なんかもうネガティブな予感が・・・
試合前に”NO RACISM”のメッセージを読み上げるこの日のキャプテン徳さん。
東京サポが「暴力反対、差別反対」のコールをしたのは、良かったです。
できればもっとハッキリやりたかった。
この日は、カニーニが初先発、吉本くんとCB。
むっくんが久しぶりの先発。
試合ですが、2-1の負け。
酷い試合ではなかったし、個々に頑張ってはいましたが、うまくいかなかった。
その理由の一つには、清水がリーグ戦で当たった時からは、見違えるように良くなっていた。
選手がギリギリの人数しかいなかったのは同じですが、おそらく、危機感は清水の方に強かったのではないかと思います。
一時は降格の心配までするような状態で監督が代わって、最近ようやく大榎監督のサッカーができるようになってきたのではないかと思います。こういうときは、ひとつでも多く試合がしたいでしょうし、ノヴァコヴィッチなどの主力が抜けたとしても、アジリティと技術の高い清水の選手たち、意欲はじゅうぶんだったはず。
その意欲の差が出たとは思いませんが、結局清水の選手たちは良く走り、良く繋ぎ、良く寄せていたので、東京の方はうまく繋がらず、苦戦することになりました。
それにしても、ナビスコに続いて、代表がいないときの敗戦。
ミステルも嘆いていましたが、代表と知ってもナビとこの試合、両方いなかったのはモリゲだけ。
つまり、モリゲがいないと負けるの?
確かに、ディフェンスラインはあまり変えたくないところではあります。が、それでもモリゲ抜きでは全敗って、問題です。
で、吉本とカニーニのパフォーマンスですが、悪くはないのですが、この相手、清水は彼らにはもっともイヤだったかも。
ノヴァコや怪我の長澤くんが出ていた方が、まだやりやすかったかもしれません。
デッカイCFがいないので、ゼロトップのような形で、アジリティのすぐれた選手を並べたのが、清水には良かったようです。
モリゲなら足も判断も速いのですが、この日のCBは二人ともあまり速くない。
そして、清水は5バックできて、カウンター狙いが前半は見事にはまっていました。
東京の薄い中盤、ギャップをテケテケクルクルと走り抜ける清水の選手たち。
権ちゃんのスーパーセーブで辛くも失点せずに前半を終えました。
孤軍奮闘していた河野。
前半のFKを取ったところ。PKを主張していましたが、エリア外ですね。
この日はコースケがいないので、キッカーも河野かヨネちゃんが務めるという、苦しい状態。
河野のキックは良いのもありました。
むっくんからエドゥーへパス。
むっくん、前半は遠慮の固まりのようになって、バックパス頻発。
でも守備では悪くなかったと思います。
清水は、どちらかと言うと東京の右サイドを崩していました。
タマと徳さんの連携が悪いのか?
千真の出来はとても悪く、ボールが収まらなかったこともあるでしょうか。
後半はカウンター対策を修正してきたようでしたし、ボールを引っかけられるようになりました。
が、ミスで失点。権ちゃん、止められなかったかな~?
2失点ともミスからでした。
しかし、この日本当によく走っていた河野のゴールは、素晴らしかった。
その前に、梶山が2季ぶりの味スタ出場(涙)、梶山は梶山(涙)。彼の投入によりボールがスムーズに回るようになりました。
この日ほとんど役に立たなかった千真から梶山へ、梶山から河野に縦パス、河野とエドゥーのワンツー。
河野ゴール。
このまま推移すればよかったのに、直後に失点。