FC東京U-15深川、高円宮杯優勝!

うちは下の子ほど、成績がいいのです。
 
長兄(トップチーム)はリーグ戦9位、ナビはグループリーグ敗退、天皇杯4回戦敗退。
次兄(U-18)はリーグ戦2位、Jユースカップ準優勝。
末っ子U-15深川は、リーグ戦2位・・・・そして、今日。
 
行ってきました、西が丘。
 
高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会、ヴィッセル神戸を延長戦の末3-1で破って、優勝しました!
 
年の瀬も押し詰まってから、青赤が優勝カップを手にするところを見られるとは~
坊やたちよくやった!
 
どう見ても息子というより孫みたいな選手たちを頼もしく感じました。
 
 
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西が丘の東京ゴール裏。
コートチェンジしたので、前半は神戸のGKを前にすることに。
スタジアムには2400人以上の観客が。その7割くらいでしょうか、試合に飢え、勝利に飢える東京サポ集結。
 
 
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神戸のゴール裏。
遠いところをお疲れ様でした。
 
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両キャプテン、コイントスして握手。
 
 
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日差しは暖かいけど、冷たい風がやや強く吹く中、キックオフ。
 
 
試合は立ち上がり、神戸に押し込まれるも、10分くらいで東京が右サイドから神戸ゴールに迫ります。
何度かCKのチャンスがあり、一度は決定的でしたが、神戸GKがキャッチ、ゴールは割れませんでした。
すると、20分くらいに神戸が右サイドを突破して素早くパスをつないで左右に振り、東京ゴール前へ、危ないと思ったら、神戸10番くんにフリーでヘディングシュートを決められました。
この神戸10番、今岡くんていったかしら?大会得点王になりました。
とても上手くて、彼がボールを持つと脅威。シュートはたぶんすべて枠内に飛ばしていました。
東京ペースの時間帯に失点していやな感じでしたが、東京の選手たち、慌てる様子はなく、互角の勝負でした。
すると、30分過ぎ、神戸DFにプレスをかけてあいてのミスを誘い、神戸GKが飛び出していたので、ゴールに向かおうとしたところを倒されてPKゲット。
東京10番品田くんがキッチリ決めて同点。
この「東京の10番」くんはチャントも梶山と同じ。風貌はちょっと平山っぽいけど、プレーは梶山によく似ています。ボールが収まるけど、ボールを持ってクルクル回っててバックパス。特に後半、前に出せなかったので仕方ないところもあります。
 
このままドローで後半へ。
 
後半はもうずっと神戸に支配されていました。
疲れからか、前からのプレスが効かなくなってきたせいもあるでしょう。
神戸はキープ力もあり、後半のほとんどでセカンドボールを拾う。東京はずっとガマン。
ラインの外にクリアしても、今時の中学生にはすごいロングスロー持った子がいるのですね、神戸2番くんのロングスローにヒヤヒヤ。東京もロングスローするけど神戸の2番くんのは距離も速さもなかなか~
ただ、シュートはそのわりには打たれなかったと思います。GKもよくセーブしてたし。
こりゃ、神戸は強いわ・・・
でも東京の選手たち、うまくいかなくても愚直にプレーし、よく走る姿がとてもすがすがしい。
 
危ないシーンも乗り越え、延長戦突入。
 
延長戦も神戸が攻撃、東京が守勢。
しかし、神戸の選手も疲れてきたでしょう、徐々に精度が落ちて、東京がパスカットできるようになりました。
延長後半、神戸のクリアを拾って10番くんがなんか忘れたけどオシャレなパス、受けた交代出場の18番くんが粘って折り返し、7番くんがシュート!
だったと思うけど寒いのとその後感激して泣いたのとで、あまり覚えていません・・・
ともかく圧倒的劣勢と見えた中、勝ち越し。
あと残り5分くらいか。
神戸は当然選手を替えて、パワープレーに出ます。
が、つないで崩すスタイルのチームのようですから、そんなにうまくはいかなかった。
勝ち越してもそれまでと変わらず泥臭く守って、そのまま終わるか・・・と思ったら、攻め気になっている神戸からボールを奪ってカウンターで、またも7番くんのゴールで望外のだめ押し。
 
本当に久しぶりに歌う「眠らない街」の歌声の中、試合は終わりました。
 
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泣き崩れた神戸の選手に声をかけて、一緒に挨拶に向かう東京の選手。
 
 
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表彰式。
神戸の選手の中には身も世もないように泣きじゃくる選手もいました。
それを見てもらい泣き・・・
壇上のキャプテン、しっかり前を向いて立派です。
いいチームです。
 
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フェアプレー賞も受賞。
嬉しい、誇らしい。
 
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高円宮妃より優勝カップを授与されました。
 
この後、サンタ姿のドロンパくんを前に置いて、みんなはじけるようなカワイイ笑顔で撮った写真が東京のHPにあります。
 
今年の最後に、青赤サポである喜びを中学生たちが味わわせてくれました。
懸命にひたむきにがんばっている姿、見ながらつい涙が出てしまいました。
ありがとう、東京U-15深川の選手たち、奥原監督。