第5節(22節)東京×仙台 内容は薄くてもゴールはステキ。

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第2ステージとやらが始まってから、あまり勝ち点が取れない東京。
それでもシーズンを通して考えれば、調子の出ない時期があり、怪我人が多くて苦労する時期があるのは、多かれ少なかれ想定できることではあります。
何やら2ステージ制になってしまったので、順位表を見るといつもの中位に地味にいる東京ですが、ジタバタしないで年間で少しでも上位を狙えるうようにしたいもの。

東アジアカップで中断前の最後の試合、相手は最近不調の仙台。
ミッドウィークの試合、わたしもぎりぎりに味スタ到着。
カメラは持っていなかったので、スマホでピンぼけ写真。

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J2では時々ありますが、J1では珍しいコートチェンジ。仙台、何を思ったか・・・


キックオフ前に調布の飛行機事故で亡くなった方を悼んで黙祷しました。
事故の巻き添えになった方、本当にお気の毒です・・・


蘇我夫は、HTに到着。
つまり、彼は東京の得点シーンは見ておらず、失点シーンだけ見たってことで、残念。



まずはその前半。
スタメンにコースケが復帰、梶山が怪我、秀人は出場停止でピンチのボランチにヨネちゃんと野澤くん、CBにモリゲと組むのはマルくん。トップにサンダサと前田、4-4-2。
たぶん経験の少ない野澤を入れたために、ヨネちゃんを並べたのでしょう。
クドいようですが、4-4-2でボランチにヨネちゃんが入る、これが一番安心だと思いますが~
マッシモ監督は鹿島戦でも4-3-3で始めたけど、うまくいかなかった。フォーメーションだけの問題ではありませんが。

ナビ湘南戦以来のスタメン出場となった野澤くん、しかし柏戦でヨネちゃんが怪我で退場した後も落ち着いたプレーを見せていましたし、そんなに心配はしていませんでした。
果たして、ノザヒデらしいセンスのよさと、昨季に比べるとたくましさを増したプレーぶりでした。

互角の立ち上がりだったと思いますが、5分にサンダサがペナルティエリア近くでファウルを受けてFK獲得。
サンダサは、30分くらいまでは効いていたと思います。ボールを収めるところまではしてくれるけど、その後がまだ・・・
FKとなればコースケ。
速いFKをモリゲが合わせて、ゴール。
やっぱりこれが一番得点確率の高いプレーなのね。鹿島戦ではヨネちゃんが頑張っていたけど、なかなかうまくいかなかった・・・鹿島とのこういう巡り合わせの悪さ、また苦手意識を強くしてしまいます、と前節のことはともかく。
コースケは、極端に言えば、仕事はほぼここまで。CKは蹴ったけど、後はムリせず。
やはり怪我が完全に良くなっていないんだな~と感じました。この後、前田が2点獲ったから、ムリしないですんだのですが。
東アジアカップでも、あまりムリしないでね。

ここから前半は仙台が元気ないせいもあり、東京の攻撃がなかなかステキ。
後半は単発のカウンターだけになりましたが、前半はパスをつなぎながら攻撃の形を作っていました。
シュートまではいかなかったけど、野澤の縦パス、前田のポスト、ヨネちゃん、徳さんとつながったシーンなどは良い形でした。
追加点は野澤のボール奪取から、前田にパス、前田がDF二人に挟まれながら抜け出て、GKとの一対一を決めてゴール。
この野澤くんのボール奪取前後のプレーには彼の成長と、センスのよさを感じます。
前田さんも本領発揮。
34分には相手と競り合ったボールをドリブルで持ち上がって、サンダサもいたけど、きれいに浮かしたシュートが入る。
前田の2点目、なんと前半東京は3本しかシュートを打たず、100%の決定率。
いいんだか、どうなんだか。
相変わらずシュートは少ないけど、攻撃の形は徐々に出来てきていると思うし、新潟戦ほどではなかったけど、結構ラブリーなパスのつなぎもあったので、まずまずです。
仙台にエリア近くでのFKを与えたりしましたが、守備ではマルくんが速さも活かし体を張って頑張りました。

HTに蘇我夫到着。



新潟戦に続き、いないときに限って3得点。
いないほうがいいのか?←ちっちゃい字。

で、後半から蘇我夫のカメラで撮った写真があります。

後半は気合いを入れなおしてきたらしい仙台が勢いを少し増す。
東京は、暑いせいか、省エネ気味になり、ウダウダをボールを回すか、相手にポゼッションさせて守る時間が多くなる。
そうこうするうちに、金久保に中央突破され見事なシュートを決められた。
守勢になりすぎるからでしょ~この形でやられる回数が多いような。
またクリーンシートならず。
試合後のモリゲの不機嫌そうな顔が印象的でしたが、クリーンシートはわたしも大好きだけど、こだわりすぎも良くないかも。
守備堅固も大事だけど、相手にポゼッションさせる時間が長くて、守備ラインが下がったり、ボランチとの距離がくっついたりするのもよけい危ないでしょう。

でもまあ、後半全然良くなかったってことでもなく、途中出場のナオも惜しいシュートがあったし、何より徳さんのドリドリはみものでした。
ボール奪取してヨネちゃん、ナオとのワンツーもよかったし、その後独走してシュートまでもっていった徳さん、これで決まっていれば最高でした。
シュートはGKにキャッチされたというか、余力がなくなってしまったようだけど、まだまだ徳さん仕事できるんだから、もっと見せてほしい。


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(誰だ~思い切り引っ張ってるのは)


守備ではマルくんがいいプレーを何度も見せてくれて、最少失点で終わり。

守備から入るマッシモ東京らしさもありますが、攻撃では特に4-4-2にすると、新潟戦のときも書いたけど、しごく普通、まっとうなサッカーになりました。
前田がゴールするなら、これがいいのではないかと思います。
東がいるとさらにエレガントになりますが(最近の東、うちでは株上昇)、この仙台戦ではノザヒデくんがちょっとしたエレガントさと強さとを見せてくれました。
彼はセンスならば、秀人よりあると感じます。
このまま伸びていけば、いつも東京のピッチの真ん中に立つ選手になると思います。
拳人もきちんと試合に入ったし、若い選手が見られるのも嬉しいことです。



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後半の内容は薄味でしたが、試合後の前田の嬉しそうな笑顔を見たら、心底良かったな~と思いました。

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(マルくん、よかったよ~わたしとしては、吉本より好きなんだけど。お互い競争して頑張れ。
そして、蘇我夫は、サンダサがやっぱりヤザーに似てると。)


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(写真では笑ってるけど、権ちゃん、この後体調不良を訴えたそうです。確かに、この日の権ちゃん、あまり良くなかった。代表も辞退。たいしたことないといいけど、心配です)


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(相変わらずブルマーみたいになってる羽生先輩。鹿島戦に続きプレー。最後は戻れなくなるまで頑張っていました)


という訳で、中断前に勝って終わったのは、一安心。
日曜日にはドイツまで出張ってアイントラハト・フランクフルトと試合ですって。
HPにコメルツバンク・アレーナへのアクセス、とか出てたけどとても行けません。
スカパーで応援します。