猛烈寒波襲来。ニューイヤーカップ東京vs琉球も。

沖縄国頭球技場で行われた試合、TV画面から伝わってくるのは、ものすごい風と、いかにも寒そうなお天気。

東京も寒い。


沖縄のさらに南、香港にも大寒波が襲いかかり、大騒ぎになったと、現地のニュースが。

香港で一番標高の高い山大帽山は、標高957m、日本人学校でも遠足に行ったりするくらいの山ではありますが、中国国境に近い新界にあるので、冬には町中よりずっと冷え込みます。
今回の記録的な寒波のため、大帽山の路面が凍結したとか、氷点下近くまで下がったらしい。
香港の街中だとわたしが経験した中では4、5度まで下がったことがあったかな・・・その時も寒さに弱い香港人は大騒ぎ、新界では凍死者も出て、当局がお年寄りに毛布を配ったりしていました。香港の建物は寒さ対策はないですから、意外としんしんと冷え込みます。
今回はさらにすごいようで、凍結した地面を見に行こう、記録的寒さを味わいたいというヤカラが大帽山に車で出かけて、当然スノータイヤなんかつけてないから走れず山道(といってもずっと舗装された道路)が大渋滞。
寒さに凍えて救急車を呼んだ人もいたけど、渋滞して近づけなかったとか。
画面ではつるつるすべる道で滑ってよろこぶ若者の様子が・・・
寒さの恐ろしさを知らない香港人らしい困ったさんたちでした。

沖縄でも記録的寒さだそうですが、それでも東京よりは気温は高い。ただ、強風が吹いて嵐のようです。
琉球の選手の話だと強風は珍しくないようですが。


で、東京の今シーズン初戦は0-0。
琉球のつなぐサッカーの良さが出た試合でした。が、ボールを大事につなぐいいサッカーをしながら決定機をものにできない課題は昨シーズンから持ち越しのようです。
J3リーグの特徴は、以前も書いたけど、J2より内容を重視するチームが多いということだろうと思います。おおざっぱに言えば、J2の方が昇格という目標、残留というラインがあるので、"This game”にこだわる傾向が。
J3は監督の好みのサッカーを実践する、結構楽しいリーグです。
今日の琉球の選手も楽しそうに試合してましたが、連日のトレーニングでヘロヘロの東京の選手たちは動きがよくなかったし、まだチームになってない。今季はちょっと急がなくてはいけないけど、それでも今はこんなもんで仕方ないだろうと思います。
それより、シーズン前にこの試合が出来たという経験の方が大事かも。
東京は、スタメンの半数くらいはJ3に参入するセカンドチームに入りそうな選手たちだろうと思います。
彼らの中にはJ22の常連平岡、時々呼ばれた野澤、一回出た小川もいますが、昨季公式戦出場機会が少なかったので今日試合が出来たのはよかったと思います。
幸野のSBはビックリしましたが・・・後半前に出た方がやりやすそうでしたが、まだまだこれからやってみなくてはわかりません。
秀人をCBで使ったのは、ボランチの定位置争いが熾烈なこともあるかもしれません。

まあJ1なのでビリだとカッコ悪いですし、緑に優勝されたらかなりイヤですが、ニューイヤカップのためにキャンプをしている訳ではないので、2月9日に勝てればいいのでは、と思います。


それはともかく、せっかく沖縄に行ってるんだから、早く暖かくなってほしいもの。
それと、怪我しないようにね。