第28節 東京×磐田 一番ビックリしたのは・・・

監督交代というカンフル剤もたった1試合しか効き目がなく、予想通りアウェイ柏戦は、積み重ねの差によるだけでなく、あらゆる部分で壊れかかっているチーム状態を暴露して大敗したようでした。
ようでした、というのはわたしはちゃんと見てないの。幸運にも。
蘇我夫がDAZNで見て、そのように述べておりました。
試合後の監督のコメントにも、行間からチームの異常さがうかがわれて、目の前真っ暗。
この状態では、残り試合全敗するかもしれない、下のチームが負けることをひたすら祈って情けないシーズン終盤を過ごすのか・・・と、もう100%ネガティブ。

そんならもうサポやめなはれ、と言われるでしょうが、そこがそれ、サポのサポたるゆえんで←?

どーせ負けるんだろうよ、どーせまたイヤな思いするんだろうよ、とうウジウジしながら、味スタへ。


ジュビロとは味スタでは相性がいいらしいですが、そういうデータには興味がない。
気に入らないことに、山田大記がドイツから復帰しての初戦で、名波監督余裕なのでしょう、その山田大記を起用しての4バックにシステム変更。将来を見据えて、なんだとか、結構なことで。こっちは将来なんか誰も考えてないようなダメクラブですから。ええ、この有様ではひがみっぽくもなりますわ。

そのせいか、ジュビロ山田大記もそこまでの脅威は発揮できず、お互いにシュートの少ない試合になりました。
結果、0-0のドロー。
柏戦で無残な失点を重ねた次の試合ですから、失点しないように臨んだことはわかります。
川又にはヒョンスがくっついていたし、アダイウトンには徳さん、室屋でついていたし。
あまり見せ場の多い試合ではなかったし、退屈している人もいたようですが、わたしの感想では、今のチーム状態、現時点ではこれでも悪い試合ではありません。
だって負けなかったし、失点しなかったんだもの。


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(勝ったわけではないけど、せっかくだから蘇我夫の撮った写真、入れます)


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カミンスキーはやはりいいGKです)


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(高萩のシュートもいつか入る・・・んじゃないかな?)


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まずポジティブなことから。
室屋が戻ってきた。足が攣ったようで、90分はできなかったけど。守備はかなり安心感が増すし、攻撃も怪我前のパフォーマンスに戻れば、クロスだけでなくサイドから中に入るとか、攻撃のバリエーションも増えると思う。
そして、東のボランチが良かった。拳人もヨネちゃんもこのところパフォーマンスが低調だったけど・・・3バックにしたことと関係あるかわかりませんが・・・東は運動量もありボールをさばけるし、良かったと思います。高萩ともっと連動できるようになれば、面白くなりそうな気がする。
もう一つ、前田さんのプレーには頭が下がる。アダイウトンという一番ややこしい選手がいるサイドで、献身的に
守備をしてくれました。永井は、前にいて、長いボールこいこい、と待っている様子。それが効いた場面もありましたが、前田さんの献身性もちょっと見習ってほしい・・・
そして、気に入らない人もいることはわかっているけど、安間さんのパスをつなぐやり方、わたしは支持します。なかなかボールを前に運べなかったにしても、パスをつなぐことは続けてほしい。乱暴に前に蹴るのはやめて。時には蹴るのもいいけど、後ろでグルグル、でもいいからまずは落ち着いてパスをつなぐのが基本だろうと思います。
たとえば、ボーンマスとレスターの試合を見たけど、そりゃボーンマスの方が好きだもの。レスターはレスターで伝統的なイングランドっぽくカウンターが決まれば爽快ではありますが、わたしはボーンマスに共感する。

ネガティブなことは言うまでもなく、ゴールレス。
シュートたったの6本じゃ・・・ジュビロもそんなもんだったから、傍目にはつまんない試合だったでしょう。
東京の現状を深く憂いているワタクシとしては、それでもだいぶマシな試合だったと思うわけですが。
この際周りの言うことは気にしないで、このまま行けばよろしいかと。
もう少し思い切ってドリブルしたり、仕掛けることがあればいいけど、それはこれから最終盤にでもできていれば御の字です。翔哉もいなくなったし・・・
そして、GK林はやはりスランプなのではないかと。それとも、去年の秋元みたいに面白いことするGKになったのかな?2回は危なかった・・・

それから、ビックリしたこと。
知ってはいたけど改めてビックリなのは、永井のラストパス。せっかくすばらしいスピードで裏に抜けるのに、信じられないような残念はクロスだったし、シュートもとんでもなかった・・・これはそういう選手なんでしょうか、それともトレーニングが悪いのか、たぶん両方?
最大のビックリは安間さんの選手交代。
いつもこんなだったのかしら?
室屋に代えて、諒也を入れた・・・同じ右サイドに。
そして、わたしたちの眼下に、右足は歩くときに使うだけなんだよ、みたいな不器用な諒也がオタオタしているじゃないですか。
当然のことながらそうなると、中村俊輔は右サイドのアダイウトンにボールを送るし、さらに自分まで右に来る。
前田さんも交代してしまって・・・それも梶山でよくわからないけど・・・右の守備力が最後の10分くらい大幅ダウン。
おかげですごく心臓に悪かった。
諒也は右サイドの練習もしていたのかしら?なぜ吉本を入れて徳さんを前にするとか、拳人を入れるとかしなかったのかしら?拳人がかなり信用を失っているのはよくわかるけど。
もしかするとコースケのキックがあまりよくならないので、FKの機会があれば諒也に蹴らせる可能性も考えたのかしら?
でも右サイドに穴を開けたも同然だったので、終盤にはFKのチャンスなどなかったように記憶してます・・・ほとんど気絶してたから覚えてないけど。
しかし、徳さんも頑張ってくれて、どうにかこうにか事なきを得て、試合終了。


ここでまた中断。
誰も代表に招集されるはずはないテイタラクですが、ここは良い機会ととらえて、今更ではあってもチームを立て直してほしい。
さすがにホームだったので、選手たちからは少しはなんとかしようという気持ちは伝わってきたし、東のボランチは結構楽しんでいるようにも見えました。
これから甲府とか札幌とか、残留力を発揮しているチームと当たるので、難しい試合になるでしょうが、ヘナヘナと無気力に負けたりはしないでね。


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東、お疲れ様~


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諒也の試合後のコメント「アダイウトンを押さえるように言われて、それは出来た」みたいな言葉にもビックリ。ポジティブなヒトだこと~
大物かもしれない・・・・・・
この翌日は、左サイドで本領発揮。


こんな試合で「良かった」とは、情けないかもしれないけど、良かったんだもん、負けなかったから。
でも、安間さんの言う3試合で5分の成績はポジティブに捉えているとは、わたしには思えない。3試合のうち、一つは辛勝、一つはゴールレスドロー、一つは惨敗だもの、5分というより3分くらいの出来。
しかし何度も言うけど、最終的な責任はピッチにいるひとたちにありますから、責任をもってしっかりやってくださいよ。シュートももっと強固な責任感を持って打てば入る可能性は、少しは増すと思う。