こんな時には家で映画でも〜「プリディスティネーション」

サッカーが見たくても見られない、スタジアムへ行きたくてもやってない…

ブンデスリーガは再開されたけど、CS解約してしまったので見られない。普段ブンデスはほとんど見てないのだけど、こうなると何でもいいから(失礼)見たい…

しかし、アンテナの具合か、なんかわからないけどCSが映らないのです。

うちに籠っててわかったのは、サポをしてないと…は、違うか、試合がなくてもサポはサポだから…

試合がないとヒマ。

試合がいかに多くの時間を奪っていたか、よくわかりました。

こんな映画のレヴューも長々書く時間はあまりなかったもの。

 

で、この

プリディスティネーション

マイケル・スピエリッグピーター・スピエリッグ兄弟監督。

 

2014年制作の作品。

 

footballista誌で「自粛期間中の今こそサッカーファンが見るべき11の映画」という、ジェフサポtkqさんによる記事に紹介されていた作品です。

11、という数が当然ながらサッカー誌らしい。

戦術好き向き、という評価は、見終わって非常に納得。

 

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またイーサン・ホークだけど、特に好きなわけではない。

シドニー・ルメットのダメな弟役の方が好き。

 

 

SF小説の大家ロバート・A・ハインラインによる短編小説「輪廻の蛇」を、イーサン・ホーク主演で映画化。時間と場所を自在に移動できる政府のエージェントが、凶悪な連続爆弾魔を追うためタイムトラベルを繰り返す姿を描いたSFサスペンス。1970年、ニューヨーク。ある流れ者によって不遇の道を歩まされたという青年(サラ・スヌーク)の身の上話を聞いた酒場のバーテンダーは、自分が未来からやってきた時空警察のエージェントであることを明かす。青年の人生を狂わせた流れ者への復讐のチャンスを与えるため、バーテンダーは1963年にタイムスリップし、当時の青年をエージェントに勧誘するが……。監督は「デイブレイカー」でもホークとタッグを組んだピーター&マイケル・スピエリッグ兄弟。

(映画.comより)

 

 

見終わった直後の感想は…

頭がグルグルグルグル…グルグルグルグル…

 

そりゃ「輪廻の蛇」ですから。

 

次に出た感想は…

仮にそれが可能になったとしても、タイムマシンなんてものは、決してこしらえちゃダメよ。

 

このグルグル感(?)と、薄々そうなるんだろーなー、でもそうならないでほしいなーと思ってはいたけど、やっぱりそうか、の最後の恐ろしさ、よくできた映画だと思います。

原作は読んでいません。

 

サラ・スヌークという女優は、特別美人ではないのだけど、この作品ではなかなかのインパクトを出しています。

男の自分が女の自分に恋して、しかもむにゃむにゃ…

ややこしいっちゃないお話です。

その女で男の役をサラ・スヌークがやっているのですが、男になってからの魅力と若い女の意固地な雰囲気をよく出していると思います。 

 

 

 

SFについてはまったく知識がないのだけど、わたしの印象だけですが、ここ最近SF映画の暗い傾向はこの作品にもあります。

70年代の雰囲気も出ていて、タイムマシンもちょっとおもちゃっぽいというのか、ユニバーサルジャパンの水鉄砲もあんなんだったと、思ってしまった…(うちが買ったのは背負う式だけど、あ、どうでもいいか)

 

ある種伝説のような「輪廻の蛇」、結局誰も存在しなかったかのようなお話でした。