Rolling Stones SHINE A LIGHT

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現在公開中のローリング・ストーンズ”SHINE A LIGHT”
ところが、香港ではもうDVDになっていて、夫が出張で行ったときに購入。
香港版なので、ローリング・ストーンズは、「滾石楽隊」で、
監督マーティン・スコセッシは「馬田史高西斯」。
タイトルは「電光滾石」。
字幕は中国語、英語。もちろん、日本はなし。

このツアーのコンサートには行ったので、構成はほとんど同じでした。
ミック・ジャガーが仕切りまくり、ストーンズは彼のバンドだとよくわかります。
”AS TEARS GO BY”のような曲を「昔ワケありだった人に作った曲なんだけどさ」
とか言って、いけしゃあしゃあと歌ってしまうのも、60代ともなれば、
許されるのでしょう。
そのマリアンヌ・フェイスフルもものすごいオバサンになって、
確かベルリンの壁崩壊後”WALL”のコンサートに登場し、びっくりさせられました。
酒焼け、○ク焼けのすばらしい声でした。

それはともかく、このオジサンたちはたいそう元気で、
キースのファッションは相変わらずすてきでしたし、
ミックの声も若い頃に比べるとなんですが、それでもなかなか質を保っています。
若い頃の有名なシーンも挿入されています。
もうブライアン・ジョーンズなどは無きが如し・・・って、いないからしかたないか。

ゴダールの「ワンプラスワン」は、「悪魔を憐れむ歌」収録当時の
ストーンズを撮ったものですが、初めてその映画を見た印象は・・・
そのときわたしはゴダールには興味が無く(気違いピエロ、勝手にしやがれ、男と女のいる舗道、などは見ていたけど、好きになれなかった)、
ストーンズファンとして「ワンプラスワン」を見ました。
そして、ブライアンの死後でしたから、彼の異常な有様に胸を痛めたものでした。

白状すると、最近ゴダールを見直して、
やっとすばらしく美しい映画作家であることに気がつくという、鈍感さ加減。
若い頃はあの矢継ぎ早の台詞を読むのに必死で、しかもわかった風なことを
言わなきゃと思ってみるから、楽しめなかったのですね。
若いってことは、良いようで、不自由なものです。

話がそれた。
そんなわけで、ストーンズのオリジナルメンバーといえば、ブライアンの他に
ビル・ワイマンもいたわけですが、いろいろと問題があってうわさでは、クビ。
現在ダリル・ジョーンズという立派なベーシストがいるおかげで、
充実したバンドとなっています。

そんなわけで、オジサンバンドの最高峰、楽しみました。

そして、もう日本に来なくても良いけど、どうぞいつまでも現役で。
と、願ったのでした。