松山旅行~道後温泉編

今月の初め、もう一月前になりますから、記憶もちょっとあやしくなっていますが、愛媛FC戦遠征旅行、道後温泉編です。
内子町散策で、木蝋産業という独特の雰囲気のある古い家並みを満喫したあと、午後は路面電車に乗って道後温泉へ。
まずは、アーケード入り口にあるカラクリ時計がお出迎え。1時間ごとにカラクリが動くそうで、2時10分前だったので、しばらく待ちます。
2時になると・・・
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やや。なにやら賑々しい音楽と共に文字盤が回転した~
 
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「坊ちゃん」の登場人物が出て来た~
文字盤のところにいるマドンナが道後温泉について案内してくれます。
ほほ~と感心してから、お風呂へ。
 
わたしたち夫婦は実はそれほど温泉好きではなく、普段は二人ともカラスの行水。
それでもせっかく松山まで来たのだから行って見ようと、道後温泉初体験。内子から直行したので何も持っておらず、タオルと浴衣を借りられるコースで。
と、思ったら、温泉本館の前でなにやらTVの撮影中。
地方局のようだから写っても差し支えないだろうけど、写りたくない~(この日は月曜日、蘇我夫は会社にナイショで来ている)
と、撮影が終わるまで向かいの一六タルトのカフェで・・・
 
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季節の和菓子とコーヒーのセットを。
いきなりおやつ(^^;)
 
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近くの伊佐爾波神社に先に行きました。
松山藩主松平定長が弓の必中祈願のお礼に立て替えた社殿があるのだそうですが・・・
すごい階段!御利益より体力温存を優先するトシヨリ夫婦。
 
 
 
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撮影隊がはけたので、やっとお風呂に入ります。
ふうむ。ここが「千と千尋の神隠し」のモデルか~
 
 
 
ペラペラのタオルを借りて、係の方々(やたらにいっぱいおられる)の説明を聞いて、我々の入って良いという2階の霊の湯へ。
そちらの写真は、もちろんございません。
一番狭いお風呂ですが、誰もいなかったので、独り占め。良い気分♪
でも、何しろ普段がカラスの行水だから、体を洗って湯船にちょっと浸かるとどうしていいかわからなくなる・・・
しばらく縁に腰掛けてぼ~っとしてみる。
もう一度浸かってみる・・・茹だる。
暑い。
出る。←やっぱり温泉不適合。
 
休憩室に行くと、予想通り蘇我夫はもう上がってお茶を飲んでいました。
男湯の方は体のデカイ若者3人組が先客で、ちょっと狭かったらしい。
それにしてもわたしよりカラスだわ。
一階の「神の湯」にも入って良い、というので、温泉好きというより値段のウチだから、という主婦的根性で、階段を下ります。
 
「神の湯」こそ、「千と千尋」の世界でした。
平日の昼だからかわかりませんが、地元のオババでいっぱい。わたしのように借り物のタオルだけで来ているヒトはほとんどなく、皆さんシャンプーボディーソープご持参(霊の湯にはシャンプー、ソープ備え付け)。
スターウォ-ズの「ジャバ・ザ・ハット」みたいな、主のようなオババ様がお風呂の床に直接ぺたんと座って、非常に広いスペースを占拠なさってました。
ジャバさん中心にオババ様たち、今年は果物が猛暑の影響で出来が悪いこと、お仲間の誰かがいつも良い洋服着てることなど声高におしゃべり。
オババには違いないけどよそ者のニオイぷんぷんのワタクシは小さくなっておりました。
でも、とても温泉らしい雰囲気で良いお湯でした。
 
もうすっかり茹だった軟弱な温泉オンチ。
部屋でぼーっとしていた夫と合流して、坊ちゃんの間と、皇室専用お風呂という又新殿(ゆうしんでん)を見学します。
案内はオジジ様。なんで係のヒトがこんなにたくさんいらっしゃるのかな~活気があって面白い。
お風呂もさることながら、やんごとなきあたりの方がご使用になられるおトイレというのが、なかなか~しかし、一度も使用されたことはないので、公開されているのだとか。
 
 
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本館全景。向かいのカフェ2階から撮りました。
 
 
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本館裏、又新殿入り口。
 
温泉ですっかり温まって、まだ時間があるので道後公園を散歩しました。
 
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子規記念博物館。残念ながら月曜は休館。
 
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公園にあった小林一茶の歌碑。
「寝転んで蝶泊まらせる外湯かな」
 
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裏から上って公園の正面入り口に出ました。
伊予の守護河野氏の居城跡を整備した公園だそうで、武家屋敷を再現したものがいくつかありました。
本館からここまで岡を越えてきたので、結構な距離。
せっかくお風呂に入ったのにまた汗をかいてしまいました。
 
また市電に乗って松山市内に帰りります。
松山で夕食ですが、それはまた次回に。