マリオ・ジャコメッリ

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ゴールデンウェークといっても、夫の応援するジェフ千葉は負け続け、
生涯最悪の連休となり、わたしはFC東京がまあまあの成績ながら
連休中の試合は内容があまりよくなくて、微妙な気分・・・
ともかく混んだ場所には行きたくないので、たぶんこの連休で
もっとも人のいない都心にでかけました!
それが、恵比寿の東京都写真美術館
シュルレアリスムと写真展、それにマリオ・ジャコメッリ展。
紫禁城の写真展もあったけど、本物も見てるし、スキップ。
夫は写真好きなのですが、わたしは絵ほどの興味がないのですが、
マリオ・ジャコメッリはとても良かった。
イタリアの田舎の人らしく、写真もイタリア映画を思わせるものでした。
チケットの写真、この構図はマティスのジャズのようです。
この写真の方は、ジャズより切ない感じを与えます。
ホスピスの老人の写真も、よく年寄りの皺を撮った写真を見ますが、
凡百のそれを凌駕したものがあります。
感傷ではなくまた冷徹でもなく、日常における死といったものでしょうか?
遺作となった写真集も大変面白く観ました。
たぶん連休だからいつもよりは混んでいたのでしょうが、
それでもゆっくり1枚1枚観ることができました。
モディリアニも見たいのですが・・・きっとあっちは大変だったでしょう。
フェルメールの「牛乳を注ぐ女」もボッティチェリの「受胎告知」も
人の頭越しにやっと見ました。
一見の価値は大いにありますが、観るために疲れてしまいました。
写真を堪能した後、ガラガラにすいたガーデンタワーで食事をしました。
連休の穴場ではありましたが、あまり受けないかしら?