箱根湿性花園の草花たち

8月9日10日、箱根に行ってきました。
一昨年秋には「祝!FC東京ナビスコカップ優勝記念ちょっぴり豪華旅」で箱根山のホテルに泊まりましたが、今回はJ2仕様・・・じゃなくて、友人の会社関係の保養所に。安くてお風呂もきれいで露天風呂もあって、食事もおいしくてとっても得した気分。
娘が小学生だった夏休み、箱根旅行で湿性花園に入ったらすぐ雷雨に遭って大急ぎで引き上げたことがありました。今回はその敵討ち。
この日の箱根はやっぱり暑かったのですが、さすがに空気が澄んでいてとても気持ち良い暑さでした。(登山鉄道はエアコン無しで、満員。夏休みなので子どもが多くてあちこちで泣いたり怒られたりで、猛烈に暑かったです・・・)
夏の花、夏の名残の花、秋の気配の花がたいそうご機嫌よく咲いていました。
 
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湿性花園入り口近くに咲いていた美しいピンク色の百合。
ササユリだろうと思うのですが、途中で行き会った「草花通オジサン」が「もうササユリの季節は終わったから、咲いているはずない」と主張。そうかなぁ・・・通人の思い込みで見逃したんじゃ?
 
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数株しかなかったけど、確かな存在感。美しい・・・山道でこんな美人に出会ったら、どうします?
 
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こちらは夏の山野草の女王みたいな存在。ヤマユリです。
 
 
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こちら時の人、「なでしこ」です。正確には「かわらなでしこ」。
可憐です。
 
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キキョウとナデシコ
秋の七草も咲きそろっていました。
 
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ミソハギがあちこちで群生していました。
かわいい花。
 
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水面に映る紫色がきれい。印象派の絵のようです。というか、こういう景色を印象派は描きたかったのね。
 
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東京の奥、御嶽に群生するというレンゲショウマ。変わった形です。
 
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エビセンノウという鮮やかな赤い花。
えびせんNO!ではなくて、燕尾仙翁らしいです。初めて見ました。
 
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仙石原湿原植生復元区。少し秋の気配も感じられます。
 
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フシグロセンノウ。わたしの好きな花のひとつ。
前出のエビセンノウの仲間なのでしょうか。
 
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夏の草花の中でも一番人気、サギソウの群生。
 
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本当に白鷺の飛ぶ姿のようです。特別きれいな白。
 
 
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「野菊の如き君なりき」。
しかしこれは「粘りの野菊」。こんなサッカーしてほしいものです(意味不明)。
 
 
という訳で、以前雷雨にあって何も見られなかった湿性花園、今回は存分に堪能しました。