大悲願寺の伊達政宗が欲しがった白萩。

あきる野市の大悲願寺と横沢入については、

Twitterで東京チカーバ編集長・散歩人さん@TKSKsanpoに教えて頂いたものです。

ブログ「東京チカーバ」URLは

tekesuke.com

 

都内の景色の良いところ、花の名所など、わたしの知らなかった数々の素敵な場所を紹介して下さっています。

 

新型コロナによる非常事態宣言も明日には解除されるそうですが、まだまだ安心するには程遠く、都心に用もないのに出かけるのはこれからも避けたほうが良さそうです。

そんな中、東京都の奥の散歩道をあれこれ探して出かけていましたが、先日その東京チカーバさんがTwitterあきる野市の大悲願寺を紹介なさっているのを見て、ちょうど白萩の見頃、行ってみようということに。

 

うちは本当に無精者で無知なので、あきる野市の大悲願寺が由緒あるお寺で、白萩の名所だなんて、以前から知られていたらしいのに、コロナのことがなければ今年も見逃していたところ。

 

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境内には白萩がこぼれ落ちんばかりに咲いていました。

 

最寄り駅は武蔵増戸、JR青梅線拝島駅から五日市線に乗り換え、乗ってしまえば立川からは意外と近い。

武蔵増戸駅から1キロほど、トコトコ歩きます。

 

 

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大悲願寺仁王門。

 

 

武蔵増戸駅から15分)真言宗の古刹「金色山吉祥院 大悲願寺」があります。開山八百年あまり。木造伝阿弥陀如来三尊像が国の重要文化財に指定され、本堂などが都の文化財に指定されるなど歴史的にも貴重なお寺となっています。

毎年9月に境内に咲く白萩は美しく、伊達政宗公が大悲願寺を訪れた際に、見事に咲いている白萩を見て、その時は欲しいと言い出しかね、後日わざわざ「分けて欲しい」と言ってきたという「白萩文書」が保管されています。

あきる野市HPより)

 

 

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これが朱雀門かなあ…

お寺のことはよくわかりませんが、朱雀門だとしたら安永9年(1780)の建立だそうです←いいかげん。

弁天様の周りに、地獄の有様のような彫刻が施されています←これもかなりいいかげん。

 

 

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梵鐘。

戦時中の供出を免れたそうで、よかった。

 

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本堂は都指定重要文化財

元禄8年(1695)建造。

 

 

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お大師さんと萩。

 

 

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なんかわからないけど、可愛いお地蔵さん。

 

 

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これはシモバシラ。

 

 

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ひと枝に白と赤の花が咲いています。

 

 

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大悲願寺お砂場霊場といって、この観音様を回ると、四国八十八札所を回ったのと同じご利益があるそうです。

高幡不動にもあったなあ…

 

 

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紅葉も始まっています。

 

 

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清楚で上品な白萩に囲まれたお寺、本当に今まで知らなくて損してた…ような気がする。

 

 

そんなに広い境内ではないのですが、白萩は十分堪能しました。

 

ここから少し駅に向かって戻り、横沢入に行きます。

次は里山のジミ〜な花々。

でも、ツリフネソウの群生はなかなか見事でした。