武蔵国分寺跡とお鷹の道散歩。
今週の月曜日、
どこか散歩に行こうということになり、10年ぶりかもっと久しぶりかな?
武蔵国分寺跡あたりを歩くことに。
国分寺は以前夫の実家があり、両親が健在の頃はよく通ったのですが、二人とも亡くなって以来、すっかり行かなくなりました。
ずいぶん昔に義母とお鷹の道を歩いたことが、今では少し痛い懐かしい思い出です。
で、勝手知ったる西国分寺駅で降り(大宮とか行かないけど埼スタとか行く時はここで乗り換え)、懐かしい住宅地の中を歩きました。
でも考えてみたら、国分寺跡が公園として整備されてからは行ったことがない。
ちょっと遠回りをしつつ…
なんかマンションの前の道にしか見えないけど…
小鳥の森からハケを下に降りると、お鷹の道。
日本百名水の一つだそうです。
途中、農家が100円野菜を売っています。
それはむか〜し来た時から変わっていなかった。
はい、月曜日だから休館ね。
うちは休館日に出会う名人で。
まあわかって行ったのですが、他に行けそうな日がないので。
本多家は今も国分寺あたりの大地主で、夫の実家が住んでいた頃、市長もしていらしたと記憶しています。
実は旧跡ではなく、現役の国分寺があるとは、今まで知らなかった…失礼いたしました〜
この国分寺も立派なお寺で、境内に万葉植物園があり、万葉集に歌われた植物が植えられています。
春の野にすみれ摘みにと来し吾ぞ
野を懐かしみ一夜寝にける
春さればまづ三枝の幸くあれば
後にも逢はん な恋そ吾妹
ミツマタは古くは「さきくさ」といったそうで、「さきくさ」と「幸」をかけて、春が来れば真っ先に咲く三枝のように、幸いならばまた会えるだろう、そんなに恋い焦がれないでくれ、愛しい人よ。
というような意味。
ロマンチックだな〜と思うけど、人麻呂は恋人を置いてどこへ?
万葉集の花で咲いていたのはすみれとミツマタだけでしたが、他にも…
↑自分で調べなさ〜い
追記、イチリンソウかも。
裏から入ったので、まず講堂跡が見え、その前に金堂跡が。
配置としては、中門があり、金堂、その奥に講堂。両脇に東西の僧坊がありました。
今はだだっ広いだけですが、相当な規模だったことが偲ばれます。
現役国分寺の薬師堂にもちょっと寄って、可愛い卒園式の幼稚園をチラッとみて、西国分寺駅に戻りました。
ランチは、駅近くのカフェ、クルミドカフェで。
軽食はブリオッシュような生地のBLTにウドのマリネが挟まったものしかないけど、コーヒーはなかなか美味なお店です。
長年ご縁のあった国分寺なのに、知らないことが多かったな〜
という、武蔵国分寺跡とお鷹の道散歩でした。