第30節 アウェー清水戦 意思統一の力

初めての日本平参戦でした。
昨日は疲れて更新できず。

試合についてはもうみなさん記事にされているので、繰り返しになりますが。

まず静岡で下車するのが初めて。
新幹線で東京から1時間ですから近いと言えば近いけど、高い・・・
駅前からシャトルバス・・・意外とこれが遠い。
市街地をぬけると住宅地、住宅地をぬけると眼前にいきなり海!
・・・って清水なんだから当たり前でした。
台風の近づく白波を立てた鈍色の海、ずっと見ていたい気分になります。
が、わたしは海とは反対側の窓側に座ったので、よく見えず残念。
海沿いに走る道は「いちご街道」。いちごのビニールハウスが延々と続く。
いちごの季節に来たい・・・

海沿いの道を曲がるといきなり山の中。
そしてなんにもなさそうなところにスタジアムが。
なんと表現すれば良いか・・・古くてトイレも和式しかなくて・・・
でもとてもサッカー場らしい。ゴール裏はまさにゴールの真上。
海が近くてもともと風の強いところらしいのですが、昨日は特に強風。
FKのボールが風で勝手に動くくらい。たださすがに温暖な気候、寒くはありませんでした。


スタジアムからの景色。晴れていたら、雲のあたりに富士山が見えるのでしょう。
秋の曇天の景色も悪くありません。

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開始前のパルちゃん一家のダンス。
とてもかわいい。ポッキーのダンスも”シェキナベイベ~”と披露。
パルちゃんが手に持っているのが、ポッキーです。
ぎりぎりの到着だったので、焦ってカメラを取り出し、最後のお辞儀だけ撮りました。


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試合は、20分程で長友が退くというアクシデントでまた肝が冷えましたが、
それ以外は、楽しいものでした。
柏戦でも感じましたが、今の東京は良く意思統一ができていて自然な感じで連動性が出ています。
得点シーンもその結実でした。
清水は今季東京に勝っていないからか、優勝を意識してか、動きが硬く、攻撃も単発な感じでした。

平山は相変わらずポストプレーも守備も頑張っていましたが、体の使い方にはまだまだ課題があるようで、すぐにファウルを取られます。イングランドなら取らないかもしれないプレーもあるけど、悪質なファウルもやらかして、柏原さんからイエローカードもらいました。
平山は、マッチアップの岩下くんをさんざんな目に遭わせて、3回倒したので、3回彼のチャントを聞かされました。岩下くんにもイエロー。

さらに岩下くんの災難は続く。
39分のオウンゴール、これも東京の揺さぶりに清水DFが耐えきれず、太田くんが入れてしまったものですが、現地の東京サポはOGしたのが岩下くんと勘違い。
確かに反対側のゴールでしたし、太田くんと岩下くんが遠目には似て見えたので、わたしも岩下くん受難の日か・・・と思いました。
後半サイドが代わって、東京サポの前に陣取った岩下くんの背中に「岩下トウキョー」の、容赦ないけど、実はちょっとマ○ケなコールが。
きっと「オレじゃね-!」と心の中で叫んでいたことでしょう。

東京は交代で椋原、平松、藤山と入りましたが、誰が入ってもきちんとするべきことが貫かれていたのには心が動かされました。
目前で今ちゃんの本当に気持ちのこもったプレーも見ることができて、清水まで行ったかいがあったというものです。
権田くんにはナビの前に、さらに練習を重ねてもらいましょう。いいプレーもありましたが、まだまだ危ない。



試合後の選手のあいさつ、真下なのでなにも見えませんでした。スズタツのシャーも。

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ナオが大怪我、長友も怪我、苦しい状況ですが、チームとしてはまとまった良い状態です。梶山は好調でチームを安定させています(エリア近辺で軽く倒れるのはやめてね)。
この時期に藤山と浅利が東京を離れると発表したのも、彼ららしい決意表明だと思います。
とうとうガスの社員はいなくなるのですね。
あ。選手はやめても社員はやめないのか。サッカー部員がいなくなるのかしら?
・・・寂しくなります。
彼ら先輩たちの思いに、若い選手はしっかりと応えてほしいものです。


暮れなずむアウスタ・・・アウトソーシングスタジアムというオシャレな名前より、「日本平」が似合います。

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