第36節 東京アウェイ鳥取戦 勝利以上のもの

鳥取空港に降りたら、ロビーにガイナーレのユニを着てマイクを持った人とカメラマンが待ち受けていたので、びっくり。
同じ便には青赤サポが4,5組。ウチのようにユニを身につけていない人もいたでしょうからもっと多くのサポーターが乗っていたでしょう。
鳥取の街のあちこちで親切に声をかけて頂いて、すっかり鳥取びいきになって
サッカー専用でピッチがとても近くて、すばらしいスタジアムでした。
ただ、雨でピッチは緩くて、試合の時間と共に芝生がめくれ、ボールを蹴ると水しぶきがあがるコンディションでした。
(写真は夫の撮影によるものです)
 
試合前からサポソングで盛り上がる東京。
トットリ~トットリ~東京から車で10時間♪」を歌うと、
ガイナーレサポもなかなかおしゃれで「トウキョウ~遠いな、鳥取から車で10時間」と歌い返してくれました。
 
 
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キックオフ前。
ゴール裏はチケット完売・・・といってもゴール裏の席がこれしかない。お得意の青赤風船再び。
 
試合開始しばらく、鳥取は5バックか?と思いましたが、3バックで中盤を厚くするフォーメーションに変えてきたようです。J2恒例の、またスカウティング通りにしてこない相手。
しかし、東京がポゼッションを取るので、相手は5バックで魔載るような形になります。
しばらく攻めあぐねる時間。シュートもGK小針がセーブ。
20分過ぎてヤザがファウルを受けて良い位置でのFK。
モリゲのキック。ボールが写っています。
 
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FKがきれいな弾道を描いてきまり。
 
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喜ぶ選手たち。
 
勝たなくてはいけない試合で、セットプレーで前半に得点できて、ずいぶん気が楽になりました。
これまでの経験で、前半スコアレスでも焦らなかったとは思いますが、先取点で気持ちでも優位に立てました。
 
前半終了間際に鳥取に裏を取られて決定機を与えてしまいましたが、ギリギリで搔き出し、1-0でHTへ。J1だったらやられてたでしょうねぇ。
 
後半立ち上がり、羽生のがんばりからラストパス、ルーカスのゴール。
後半の早い時間に追加点か取れた、これは理想的な試合運びでした。
これでほぼ決まりました。ルーコンの写真ない~
 
 
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3点目。セザーが相手DF3人に囲まれながら落としたボールをきれいに蹴り込んだヤザ-。
 
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鈴木達也、久々のゴール。
 
野人」岡野が出場してから鳥取に迫力が出て来ました。岡野とか鈴木隆行とか福田健二とか、何か迫力というかオーラがあります。もちろんカズも。そして、緑の巻もそう言う存在になっています。
そこで若い選手たちが勇気づけられるのでしょう、サイドで徳永のパスをインターセプトされて岡野へ。塩田がパンチングしたボールを福井くんがゴール。
ここは気をつけたかったところでした。
でも上里の5点目も入って5-1で試合終了。
 
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そして、J1昇格が決まりました。
 
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バクスタにあいさつする選手たち。
こんなに近くで喜び合えるとは~
 
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塩田がG裏のメガホンでサポーターに感謝のことばを。西京極から、苦しい道のりでしたね。
 
 
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「なんかやれ」のコールに応えてヒュージョンをやってちょっとすべり、その後「ハクチョウのタツ」をやったヤザと今ちゃん
今ちゃんは疲れていたことと、たぶん失点したためか、あまり嬉しそうではなかったのですが、ここでやっと笑いました。
 
試合は力の差が点数に表れたものだったと思います。
それでも鳥取も目指すパスサッカーをやろうとしていました。鳥取の時間も長く持続はしませんでしたが、確かにありました。
今回の鳥取アウェイ観戦で、ここにもサッカーが、フットボールという文化が育っていることを感じました。鳥取はなかなかに文化的な街だという印象を受けましたので、経済的なバックアップがあればガイナーレもさらに育って行くのではないでしょうか。
ガイナーレ鳥取のみなさん、J1で待っています(こっちからJ2にはもう行かないようにしなくちゃ)。
 
まだ2節残っています。
ジェフと札幌、1回目には勝てなかった相手です。
J1に上がるのなら、相手の状況はどうあれ、勝たなければいけないでしょう。
 
この1年を振り返るのは、その2節が終わってからにします。
 
ただ、この試合では勝ち点3以上のすばらしいものを得ることが出来たと感じています。
ガイナーレ鳥取というクラブのホスピタリティによって、東京J2最終章はいっそう幸せな時間となったことに、心からの感謝と敬意をガイナーレ鳥取の皆様に捧げます。