第23節 ジェフ×京都

 
前日に東京は3-2でガンバに勝利、珍しく東京から移籍した選手の所属チームに勝ちました。
一番大物選手(の行ったチーム)に勝ったのだから、今までの柏とか仙台とかの敗戦は許しましょう。←?
 
で、前日に東京が負けるとジェフの戦果も思わしくない、というジンクスからすると、今日のジェフは勝つ日。
相手がどうあれ、君津住宅マッチデーであれ、ワタクシの解釈ではそうなります。
 
以下、夫のレポと写真です。
 
第23節 ホーム京都戦
  緊迫感溢れる我慢比べを制し君津住宅マッチデイ初勝利
 
何もこんな大事なときに、例年どおり夏休み突入お休み雰囲気充満のときに、しかもいやな京都とのゲームに、「君津住宅マッチデイ」を持ってこなくても、とフロントの無神経に愚痴ったりしておりました。 当然、ご用意いただいた「うちわ」も「抽選券付きちらし」も受け取らず、木山君のカードだけもらい、いつものバクスタ2階席へ。
 大事なメインスポンサー様に失礼は出来ませんが、選手紹介でガマちゃんが君津住宅様と一緒に現れたときには思わずブーイング飛ばしそうになったりして、まあ、スポンサー様に罪はないんでしょうけどねえ。 ところがなんと、スポンサー様ご自身が「不勝神話」を相当意識しておられるご様子、そりゃそうですよね、折角金出してるのに、縁起でもない、文句言いたいのはこっちだよ、と。 サポも色々意識してかJEFバス到着時から檄を飛ばすわ、マーチングやらビッグユニやらで大騒ぎ、スポンサー様の素直なトホホご発言と相まって、今日は負のジンクスを破れそうな雰囲気です。
 
 当然かつ正当にも相手「10番」には盛大なブーイング、これもマジ相当効いてましたぜ、ヒヒヒ。
 もっとも前日参戦の東京対ガンバでの味スタゴル裏の「15番」に対する血も涙もない非道な仕打ち、さすが東京サポ、これに比べればウチのブーイングなど児戯に等しいですな。 ま、JEFサポのいいとこですけど。 この辺は「母屋」の家主がコメントしてくれると思います。
 
 JEFのメンバーですが、今日は絶対先発と思っていたミルジが「契約終了」。 いろいろチョンボも多くCBとしては批判も多かったようですが、あのタックルとパス能力、そこそこのスピードはやはり代表クラス、大好きな選手でした。 ロングスローと相まって、後半戦はトーレと共に大事な戦力と思っていただけにとてもがっかりです。
 それでもってCMFは佐藤コンビ、大介含めてここが機能していないのが、ここ数試合の不細工なゲームの元凶だけに、心配です。
 
 前半はヒリヒリするような展開が続きます。 プレスから主に大岩君のサイドを使って攻めてくる京都に対し、藤田、深井のチェイスとサイドでのいつになくきちんとしたマークで隙を見せません。
 時折ブラジウ目掛けて飛んでくる長めのボールに対しても、4DFのラインコントロールと佐藤コンビがセカンドボール含めて、うまく対応見事な守備を見せます。 とは言え、ちょっとでも綻びれば、細かいパスワークから破られそうで、息も出来ないほどの緊張感溢れる前半でした。
 その前半に佑昌が負傷退場、交代はよもやの大塚君、やっぱり守備はアリバイっぽくて大丈夫か。 藤田、深井に兵働まで加わってカバーします。 それでも大塚君、いつもの2列目ではなくて右のFWっぽいポジション、次第に安定してきました。
 それにつけても、藤田と深井の頑張り、いつものことですが今日も本当に頭が下がります。 ウチのふうちゃん曰く「粉骨砕身」。 大塚君やヨネチャンも見習うように。
 
 後半に入って、前半のこの努力が報われます。
 深井、藤田が引っ掛けて兵働へ、シュートも警戒する対面が寄せきれない隙を作って綺麗なパスがフリーの大塚君へ。 落ち着いて決めてくれました。 
その後、相手のスルーパスがDFの間を抜け「25番」がグッピー1対1になる大ピンチもグッピーが的確な飛び出しで防いでくれました。 これは大ファインプレイ、今日の大きな節目でした。 パチパチ。 
 
前半から結構スペースのあった(京都の罠?)ミルジ朗にFKからついにボールが通り、綺麗なクロス、智・竹兄などの隙間でうまくフリーになった藤田がどんぴしゃ、お手本のようなヘッドで2点目。
 
 3点目は若干焦りの見える相手のパスをカットして綺麗なカウンター、またも兵働からのパスをフリーで受けたのはまさかの「5番」、ちょいっと左足に持ち替えて落ち着き払ってシュート決めました。 これがCBのシュートか、谷澤見習え。(←なぜヤザー?)
それにしても最初はまた大塚君かと思ったくらい、なんで智があそこに上がってたんだろう。 こんなの今年は見たことない。 と言うか、ストやん以来あんまりお目にかかったことないよ。 
デロッシになった智。 
結果的にこれが決勝点となったのですから、智はそこまで先を読んで乾坤一擲、勝負に出たのに違いない。 米倉、見習え。 
2アシストの兵働ですが、やっぱり不思議な選手ですね。 今日も単純なパスをミスしたり、ボールを失ったり、いい加減なプレスで相手に抜かれたり、枠から大きく外れるシュートだったりと突っ込みどころ満載。 それでもここぞと言う時の必殺のパスや飛び出しは彼ならではのもの。 このプレイの振幅の大きさが相手にとってもやっかいなのかなあ。
 
 その後の2失点はもったいないと言えばその通りですが、3-0のスコアになるような力の差は全くないので、数字面では妥当な結果。 あまり責める気にはなりません。 それより表示の4分+αのロスタイム終了後、ウチの選手が精魂尽き果てた感じでへたりこんでいたのが、今日の緊張感溢れるゲームを象徴していたように思います。 ナイスゲームでの貴重な勝点3ゲットです。
 昨日の東京も3-2で勝利、2日続けて同スコアで不思議な、幸せな週末でした。
 
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ビッグユニ
 
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  大塚君のシュート
 
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落ち着いて決めてくれた
 
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移籍後やっと初ゴール。竹兄も荒っぽく祝福
 
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武田のクロス
 
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藤田のヘッド
 
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ドンピシャ決まったよ
 
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おおっ、やっぱり5番だ、走ってる
 
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智のシュートが決まった
 
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バクスタに挨拶くれた智の笑顔に、こっちも大満足
 
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終了後両軍ぐったり。肉弾消耗戦でした
 
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でんぐり、ですが藤田は死闘の証、足首湿布で参加できず
 
 
妻はこの日の智さんに魅了されました。
ガンバにとっては今ちゃんを補強しても、智さんを出してしまったのは大失敗でしたね。