第6節ジェフ×北九州 ナム太子、汗をかきなされ

さむ~い日産スタジアムで藤田の2ゴールに泣かされ、体調崩しそうに落ち込みましたが、
日曜日はジェフがホーム初勝利をかけた試合。
しかも相手は昨季さんざんな目にあわされ、よりにもよってフクアリ初参戦のBABEを泣かせた北九州。
落ち込みもどこかに追いやって、フクアリへ。
 
写真とレポは蘇我夫がそのうちアップするでしょう・・・
 
ワタクシはナム・スンウ太子担当ということで(誰が決めたんだか)。
 
この北九州戦で見たスンウくんの太子(テジャ)っぷりを書いておきましょう。
 
スンウくんを勝手にハングル語の王子、太子(テジャ)と呼んでいますが、まず姿勢が良くて、アップの時からソックスをぴしっとキレイにのばしてはいているそんな姿が太子っぽい。
ルックスも韓流時代劇に出てきそうなりりしさ。
(ちなみにワタクシ、韓流ドラマは見ませんが、時代劇は時々見ます)
プレーはエレガント、受けたボールはすぐはたき、スペースに走る。
センスの良さを感じます。
 
ガンバ戦からスタメンになりましたが、さすがにプロ経験のない若い選手、そうなると欠点も見えてきます。
ガンバ戦でも北九州戦でも上手いパスを出していましたし、それなりの働きはしていましたが、特に北九州戦では、課題を露呈。
空中戦は太子様お嫌いなのか、ほとんど競らない。もうちょっと収めてくれたらみんなも助かるのに。
対人プレーもゴリゴリくのはお下品とお思いか、韓国の選手のイメージとは違って、あまり争わない。
さらに若いのに残念だと思うのは、あまり走らない。人を動かして使うのは才能を感じますが、もっと走りましょう。
走らないのは、守備をしないということでもあります。
北九州戦では、スンウくんジャイールと終盤疲れる兵働さんとで、守備しない選手ばかりになって、相手にパスを繋がれていました。
おっとり?と前で待っているようで、いくないところも太子っぽい。
しかし、韓流時代劇でも評価の低い太子は地方に追いやられたりするのです。
太子が世子(世継ぎ)になるためには、先頭に立って戦い、汗にまみれなければ。
もっと汗をかきなされ、スンウくん。
乳母は見ておりますぞ。
 
一方、元祖ジェフのプリンス、米倉くんは。
スタメン落ちの危機(たぶんガンバ戦の消極的なプレーで鈴木監督のお怒りをかったのでしょうが)から、かろうじて慣れない右SBでの出場。
しかし、何が幸いするかわかりません。
同じく慣れないポジションの大岩くんと、両SBが大活躍。
1点目は、米倉くんのすばらしい上がり、クロスから大岩くんのシュート。
なんとも気持ちのいいゴールでした。
その後もヨネちゃんはひたすら上下に走りまくり、ついにアディショナルタイムにまで駆け上がったままベイルにも負けないような力強いクロスで、ジャイールのゴールをアシスト。
このヨネちゃんの頑張りに、ほんとうに感動しました。
 
ジャイールは好きなようにやっちゃってるし、ケンペスも守備はしますが前を向いたら、オレに任せろっていうところ、スンウくんははたいてワンツーで抜けて、とかいうプレーが好きだと見えるので、残念ながらパスがずれてしまうようです。
東京にきたらルーカスなんか合うと思うけどな~(^^;)