第15節 東京アウェイ浦和 勝てなくても「掌中のタマ」
前節広島戦は、ゴール裏の方々とわたしはどうも違う感想なのですが、悪い試合はしてなかった、と今も思っています。
ただ、たったの2分しかないアディショナルタイムを守れなかったというのがズッシリとこたえ、ネガティブエネルギー大放出。
味スタからの帰りに、赤戦のチケットを買ってしまったのでした。
もともとアウェイ赤戦に行くつもりはさらさらなかったのです。埼スタ、大嫌い。お隣の某国のような応援がキライ。アクセスも悪いし、武蔵野戦でいくつも「浦和ナントカ」という駅を通るのもイヤだし、マスコミが10年も勝ってないとか強調するし、ホントにキライ。
なのになんだかチケットが手元にある。←アンタが買ったんだろーが。
夫は「そんなところ健全な人間の行く場所じゃないよ、特に良家の婦女子は行っちゃいかん」と、意味やや不明なことを言いながら、海外出張に行ってしまいました・・・そもそも水曜にJ1のゲームがあることも忘れていた。勝手なヤツ。
チケットを買ってから毎日が憂鬱で(バカ)、ぎりぎりまで行くかやめようか迷いながら、まあお金を無駄にするのはよくないと、「通りすがりの者」を装って行くことに。
赤サポがコワイからではなく、どうしたら勝てるかなと考えた末、いつも持って行く東京グッズをすべてやめ、いかにもぶらっと勤め帰りに寄りました風にしてみました(大バカ)。
席もここだし。
いつも持って行く物すべて置いていったから、カメラもないので、行った証拠はこれだけです。
自宅で半券もぎったりはしてません(汗)。
と、また前置き長すぎ。
ボランティアのおじさまに親切に席まで案内されて、「そんな親切にしたってキライだからね!」と心の中で叫び、幸いにも平日で空いていたので、回りにイライラさせられることもなく見られました。
しかし、この席はスピーカーがうるさすぎ。耳が悪くなったらレッズを訴えてやる~
ここまで書いたらかんじんの試合について書くエネルギーがなくなったわ。
広島戦が、やはりこの試合の伏線になっていました。
試合後ペトロヴィッチ監督が皮肉混じりに(この人ホントに皮肉屋)言っていたように、東京は広島戦と基本的には同じ戦術。ただ、広島戦より全体の動き出しがよく、プレスもよく効いていました。
広島戦では実らなかったタマちゃんのゴールが、埼スタで実を結びます。
相手に当たったようですが、なんだっていいの、入れば。
それに、広島戦であれだけ頑張ったタマちゃんに、ご褒美があってもいいでしょう。
試合に勝てば彼がMOMなのになぁ・・・・
タマちゃんは結局土曜日に続きフル出場。頑張ったね。でもプロだから、最後まで頑張らなくてはね。終盤疲れが見えました。試合後のコメントで「引いて守るのか、前から行くのかよくわからなかった」と言っていましたが、そうだとすると選手の共通意識のなさが終盤の連続失点の理由のひとつでしょう。
誰か声を出さないのかな?ジェフの山口智さんが「声を出さないのは感じてないからだ、わかっていて声を出さないのはプロではない」とか言ってたけど。
特にタマのような新人が判断に迷ったというのは、監督にも回りの選手にも責任があると思います。
広島に続き浦和戦も苦手な相手には、ある程度ポゼッションを譲ってプレスをかけて奪うというやり方でした。ボールを持ったら、相手は守備のいいチームなので、回してウダウダと時間をかけるのもやむなし。そこでファウルでも取れればいいし(ただ決まらないところが残念)。
得点機はむしろ相手から奪って速い攻撃をした方が生まれる、この2得点のように。
ここまでのポポさんのプランは(わたしが読んだことがあっていれば)、間違っていなかったと思います。こういうやり方もアリでしょう。
前節休暇が明けていなかったようなアーリアも動いていたし、東は相変わらず浮遊していましたが、全体にレベルが上がっていたので、この試合は勝つべきでした。
相変わらず交代のうまくない監督、同点にされてからネマとナオを入れましたが、結果出すにも短すぎて・・・相手が動く前に交代で監督の指示が出せれば良いのですが。
自分でも言ってたけど、ほとんど何もできなかった興梠に決められた・・・
赤の中でも嫌いな二人に・・・。
鹿島、広島戦に続いて、東京のナイーブさが出てしまいました。
ポポさんの言う「若さが出た」というのは、ちょっと違うのでは?確かにクラブとしてチームとして未成熟ではありますが、試合の終盤どうするかは、もっとつきつめなくてはいけないのでは?
でも、千真が外していなければ、勝っていたのです。
彼はどうして簡単そうに見えるシュートは外すのかな?
この決着は必ずホーム国立でつけましょう。
悔しいドローでしたが、嬉しいのは「掌中の珠」タマちゃんを見る楽しみが増えたことです。
次節、新潟参戦します。
なんと新潟→山形遠征。