全国高校サッカー選手権大会 開幕試合・都立三鷹対東福岡
去年の話になるのです。
それに、三鷹を下した東福岡も、もう敗退していないのです。
旧聞に属するということですが、年末年始は忙しくてアップできなかったし~
忙しい原因の一つは暮れも押し詰まった30日に、この試合を見に行ったりするからなんだけど~
しかし、わたしの生きているうちにはもう二度と全国大会出場などあり得ない、と、7年前の出場の時思ったのに、
なんと三鷹高校のよい子たち、また出場を決めちゃった。
で、この記事を記念として残しておきます。
国立競技場が改修のため、開会式と開幕戦は駒沢競技場で行われました。
決勝は埼スタですと。いや~あんなところ行かなくてすんでよかったよ(←負け惜しみ)
日差しが暖かく、日焼けが心配なくらい。
応援席では、ベンチ外のサッカー部員が中心の応援団が。
中でも応援団長がメガホンで呼びかけた言葉がなかなかすてきでした。
選手の入場行進、先導する広瀬すずちゃん・・・って誰?
バックスタンド前に来た三鷹の選手たち。
といっても、7年前と同じく開幕試合に出場だから、行進に参加しているのは、控えの選手たちだけ。
この後登場する東福岡も控え選手が10人くらい。間違いなく、出場校中一番ダラダラ歩いていました。
フットボールっぽくてよろしい!←教育的見地な~し。
色とりどり。きれいです。
選手宣誓の後、金のテープが弾けたところ。
そして、開幕試合。
優勝候補最右翼の東福岡と、都立校の中でもオットリしている方であろう三鷹高校。
スタメンを見ると、都の準決勝決勝でスタメンだった7番と8番がベンチ。
あれだけ選手を代えなかった監督ですが・・・けがかしら?
ベンチの選手と固くハグするスターター。
なんかグッときました。
東福岡の選手の方は、プロの選手の試合前と変わらず、ジャンプしたりストレッチしたりしていましたが、三鷹の選手はいつもそうなのか、緊張していたのか、ほとんど黙々と試合開始を待つ。
さて、試合は、立ち上がりいつものように三鷹は攻め上がります。
ファーストシュートは三鷹、真ん中にコースがあいたので、ミドルを打ちました。
が、三鷹のシュートはその後3本に終わったようです。
東福岡のシュートは20本以上、そんな内容ではあります。
三鷹も10番、14番を中心に仕掛けようとはするのですが、なかなかシュートまでというより形にさせてもらえません。
三鷹ゴールに迫る東福岡。
三鷹GK武田くんが的確なセーブをします。
GKになって1年半しかたっていないそうですが、本当にいいGKです。
彼がいてこそ全国大会出場もできたのではないかと思います。
身長だけではなく、体幹が違う。
技術も、速さも三鷹は敵わない。
神戸入りが決まっている(ってことは千真のチームメートになるのか~)7番、九州のクリロナくんなんか、はじめからサイドに張っていて、マークがつきにくいようにして、ボールが来たら、やすやすと抜いてエリアに迫る。三鷹にとって幸いなことに、クロスがいまいちだったおかげで彼のクロスからの失点はなし。
キャプテン巽くんが言っていたように、GK武田君を中心に全員で守備をがんばり、前半はスコアレスドロー。
しかし、相手は目標を夏との2冠達成におく東福岡。
後半早々に与えたCK、東福岡がキッカーを代えてきた、と夫が言う。イヤな予感が・・・的中。
CKでの高さ勝負になると、もう無理。
武田くんも足にはあてたようですが、入ってしまいました。
マリ入団が決まっている中島くんのゴール。もともとヘディングが得意というわけではないらしいですが、ここで決めてしまうとは、やはり違います。
その後、またしてもCKから失点。
三鷹はやらなけらばならないことはすべてやったと思います。
それでも防ぎようがない失点でした。
数少ない東福岡サイドに攻め込んだシーン。
やられっぱなしな感じでしたが、あわや同点、というシーンもありました。
うまく抜け出てトラップ。
いいシュートです。
きれいにゴールネットを揺らしましたが・・・
残念ながら、東福岡13番くんがアピールしているように、ハンドの判定でノーゴール。
残念~と苦笑いしているのかな?
でもなんだかサッカーを楽しんでいるように見えます。
0-2で試合終了。
がんばったけど、到底勝ち目のない試合でした。
深々と応援席に挨拶。
いい子たちだ。
君たちのおかげで、12月30日、1年の終わりまでサッカーを楽しむことができました。
これからどういう道を歩むのかわからないけど、この経験が君たちの人生を豊かなものにしてくれるはず。
君たちのがんばりが、わたしを含む多くの人の気持ちを豊かにしたように。
ありがとう。