第11節 東京×鹿島 天敵たる所以?

負けちゃったので、蘇我夫撮影の写真もボツです。

あまり試合前に鬼門だとか天敵だとか、何年勝ってないとか言うと、選手もかえって意識してしまってよくないんじゃないでしょうかねえ。
イングランドPLなんかでは、何10年勝ってないなんてのも珍しくないのだから(たいていはどちらかが下のカテゴリーに落ちてるからだけど)、な~に、たかが2008年以来勝ってないなんて、たいしたことない、あはははは~

っと、悔し紛れに言ってみました。はぁ・・・・・・

とはいえ、GW5連戦を4勝1敗の成績は、全然悪くないものです。
川崎、鬼門ユアスタ、と難敵が続いて、どこも条件は同じではありますが、ここへきて疲労も出たかな、と思います。
ゆっくり休んで・・・と言いたいけど、5人も代表合宿に抜かれた。
あたしゃ、代表より東京が大事なの~
選手は代表を目標にしているのはもちろんわかるし、味スタ4万人越えは代表効果もあるとは思いますが。

また話が先走った。

試合は、前半34分土居聖真選手が入れた1点を守り切った鹿島の壁を越えることができず、敗戦。

いつものように前半は受け身の入り方、それを承知でか、鹿島ははじめから攻勢に出てきて、東京はますます受け身。
いつものようにシュートはヨネちゃんの1本。
上手くいかないときは、粘りの守備で失点をしないのが東京のやり方のはずが、こぼれ球へ反応が遅れ、土居選手の前に。なんか当たり損ないのようなシュートが、むしろ上手いコースに転がって、権ちゃんも届かず。

後半、頭から河野→前田、羽生→秀人と2枚替え。
河野→前田はわかるけど、羽生を下げちゃったのはどうか?
秀人を入れたら4-4-2ということに。
しばらく東京が押し気味になりましたが、何度か危険なカウンターも受けてしまいました。
多くはないチャンスを活かすのが今季の東京のはずでしたが、よっちがキッチリ押さえられ、そのためか、2トップにしたからか、サイドに流れてパスを供給する役になっていました。
すると、決定機もモリゲ、前田と外す。

鹿島の今節のミッションであったであろう「完封」負けを喫してしまいました。

鹿島もすごく強いという印象ではなく、勝てない相手ではないと思うのですが、それで考えるのは、巡り合わせの悪さ。

鹿島は、5日にACLFCソウル戦に競り負けて、予選リーグ敗退。
試合後、怒ったサポが居座ったんだか、深夜にサポと社長だったか誰か忘れたけど、話し合いが行われたとか。
当然、激しく気合いを入れ直してきたに違いありません。

TVでこの試合を見ましたが、鹿島の攻撃は良かったし、試合内容は東京戦より良いくらいでした。
ただ、守備がもろく、特にセットプレーの守備がひどかったので、このままなら東京も勝てるな・・・と思いました。
試合後トニーニョ・セレーゾ監督が、体をぶつけ合うことが出来なきゃダメ、というようなことも言っていました。

鹿島は、東京戦の前に、FCソウル戦で出た課題を修正したはずです。
そういうミッションを持って戦う相手としては、鹿島から言えば相性の良い東京はうってつけだったかもしてません。

東京が今まで強みとしていたところをことごとく封じられ、おまけに西村主審からはすっかり「非紳士的な連中」と思われてしまったようで、そのてのイエローカードを次々もらってしまいました。
東のハンドはハンドでしたが(蘇我夫の写真にくっきり写ってた)、故意ではないと思いたいんですが。
コースケも倒れちゃいけなかったけど、イエローもらうほど悪質だったかどうか・・・
と、ぼやいても仕方ない。

サポにも怒られたし、課題にしっかり取り組む姿勢で試合に入った鹿島が、球際もきれいに勝ち(倒れた東京の選手はほとんどファウルをもらえなかった。つまり、良い場所でのFKのチャンスは得られなかった。このあたり、さすが鹿島、と、シャクだけど思う)、CKでも集中して守り切りました。

ただ、東京も考えようによってはポジティブなこともありました。
「戦術よっち」が封じられ、ゴール前で精度を欠いて無得点・・・ではありますが。
それでも、前田が今までで一番可能性のあるシュートを打ちました。
もうちょっと、だったと思います。
これが入っていれば・・・
これまでシュートに行くことさえほとんどなかったので、これは良かったと。
次は決めてほしいと・・・誰よりも本人が思っていることでしょう。

「鬼門」というのは、面白いもので、浦和もユアスタで勝てないそうで・・・
4-4という大変なドロー。仙台、もう少しで勝てそうだったのに、残念。
で、次節東京はその「鬼門」といわれる埼スタです。

埼スタは好かんから、わたしは行きませんよ(本当はチケット入手できず)。
赤はここまで無敗です。
まーお強いこと。さすが、ACLを捨ててリーグ戦に専念されているだけのことはあります。

・・・なんて言ってみても、正直勝てる気が(以下略)