J3 東京U-23×BB秋田 味スタにナオが帰ってきた

サッカー観戦3連チャン。
おバカというか、酔狂というか。

味スタ、フクアリ、味スタ。
負け、引き分け、ときてるから、勝ち、で終わりたいな。
でも秋田にはアウェイで、厳しい試合で負けている。
秋田は優勝争いにはちょっと届かないけど、第2グループあたりにいて、決して弱くない。
智将間瀬監督、ジェフサポなら誰でも知ってるオシムさんの通訳だった人で、だからってことではないだろうけど、独特の言い回しでするコメントが面白い。
それは、前のエントリーにある通り。

間瀬さんが監督だからではなく、秋田がJFLに上がってから、ずっと気持ちだけ応援してました。当時の横河戦なども見に行った。
そんなこともあり、19日はもともと見に行くつもりでした。
そこへ、ナオベンチ入りのニュース。
adidasの18番のユニを引っ張り出し、ますます楽しみに味スタへ。


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当日は、メイン側だけ開放。
いつものゴール裏はありません。
でも、U-23初めての味スタ開催、しかもナオベンチ入りとあり、3000人以上の観客。
浦和戦の観客数の10分の1ですが、J3リーグとしては、なかなかの動員数です。

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さて試合は。
「不動のCB」マコちゃんが出場停止のため、どうするのかなーと思ってたら。
なんと、鈴木善丈くんと小川リョーヤのCB、サイドに柳、大学生小山くん。
ボランチに野澤、高校生の小林まおくん。
サイドに水沼、高校生内田くん、トップ下に林、ワントップに土曜日も味スタでプレーしたインス。
秋田は田中智大、呉大陸、久富など前にも良い選手がいますし、3バックに下田光平選手が出場。東京サポから拍手が。


20分くらいまでは、秋田のプレス、球際の激しさ、球離れと動き出しの速さ、連係の良さに、ついて行けず。
サイドを何度も破られ危ない危ない。
特に小山くんは相手の速さについていけないようで、もうハラハラする。
サイドの裏に呉大陸や田中智大に進入され、シュート打たれるも、圍が前節に続き当たっていました。

しかし、秋田が決められないでいると、徐々に東京が慣れてきて、相手のボールを取れるようになりました。
なれていく様子が、若い選手だけに見事によくみてとれて、試合の中で体得するとはこういうことか、と実感。
わたしも落ち着いて見る~と、バックラインのティーンエイジャーたち、デカくてかっこいい。
お互いに球際に厳しく、面白いせめぎ合いが展開されるも、最後の精度は欠いて、ゴールレスで前半終了。

後半、出だしはリセットしてきた秋田に押し込まれ、57分にはフリーで打たれたミドルシュートがポスト内側に当たり、あかん、と目を瞑ったら、なんと外にはじかれるという大ラッキー。東京、また徐々に押し返す。
まおくんもよくやってたし、ボール奪取からパスを出すまでできていました。
しかしスコアは0のまま。
スタンドは今か今かとナオを待つ雰囲気に。

すると60分すぎ、ベンチサイドにナオが立つ。
もうスタンドから拍手が巻き起こる。
ピッチの選手は拍手が何だかわからなかったようです。

ナオ、2015年7月29日仙台戦以来の出場。
スタジアムの雰囲気が変わりました。

間瀬監督にすれば、ちょっと反則じゃん?
と思ったかもしれない。
秋田の選手、前への推進力が落ち始め、東京は粘りを見せる。
秋田はあれだけ飛ばしてたら、ガス欠起こすかも。とは思っていたけど、試合後間瀬監督がいうには、東京の一体感が優っていた、と。

得点は、宏太が入れたけど、小山くんのシュートがそこへまま入れば良かったな~宏太には悪いけど。
小山くんのシュートまで、粘り強くボールを繋いでいたのは、トップチームと同じようでした。宏太はこぼれに反応して、走りこんできた。
これも彼らしいっちゃらしい。

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試合はそのまま1-0で終了。

なかなか面白い試合でした。

それに、何よりピッチを走るナオが見られた。

試合後一度引き上げた後に、サポの声に答えて宏太と一緒にシャーをした姿、これもほんとうはゴールを決めてからやりたかったかもしれないのに、サポの気持ちを大事にするプロフェッショナルだな~と感じました。

ヒーローインタビューでは、リハビリ中のヨネちゃんに思いを重ね、さらにこれから「東京の意地、ぼくの意地」を見せていくと語ったナオ。
いつものように、自らの思いを自らの言葉で、人の心の深くに届けてくれたのでした。

お帰り、ナオ。