ユーロ備忘録〜その6.準決勝、決勝。
オリンピックも始まってしまい、ユーロなんぞ遠い思い出になってしまったようですが、うんにゃ!わたしにはサッカーといえばJリーグかユーロなの。
などと言いつつ、今頃まで書けなかったのはですね、概ね体調悪くて寝ていたのです。
備忘録といっても、もうほとんど忘れちまいましたが、少ない脳みそをフル稼働させて思い出そう…
まずはフットボールチャンネルのコピペ…
準決勝
2021年7月7日(水)
04:00 イタリア 1-1(PK4-2)スペイン(ウェンブリー・スタジアム/イングランド)
2021年7月8日(木)
04:00 デンマーク 1-2 イングランド(ウェンブリー・スタジアム/イングランド)
決勝
2021年7月12日(月)
04:00 イタリア 1-1(PK:3-2) イングランド(ウェンブリー・スタジアム/イングランド)
90分で決着のついた試合はなかったと。
スペインは序盤戦のもたつき具合から言えば、よくやったのではないかしら。
若いチームなので、これから期待ができますが、もちっと点の取れるFWがいないと…モラタが結構ボロカスに言われていて気の毒だけど、わたしもあんまり好きではないなあ、特にあの髪型…あ、失礼。好みの問題です。
それともゼロトップでどこからでも得点できるようにするのでしょうかね。
準決勝はスペインの試合だったと思います。
イタリアはそれまでのポゼッションができず、中盤をばかにうまいスペインに支配されて、守備に奔走する羽目に陥っていたようです。
しかし、そこがイタリア、そんなら守ってやるさ、って感じで、がっちり守り、鮮やかなカウンターで、キエーザのゴールが決まり、伝統的なアズーリの展開でした。
(右はお父さん)
ゼロトップにしてチャンスは多くあったけど、いまいち決められないスペインは後半モラタを入れて、イタリアにしてはちょっと集中力を欠いたような一瞬の隙を突かれて、モラタにやられた。
延長もスペインがポゼッションをとっていましたが、イタリアにもチャンスがありました。
PK戦も視野に入れながらの延長だったと思われます。
そしてまあ、気の毒にも同点ゴールを取ったダニ・オルモとモラタが外して、イタリアが決勝進出。
この試合に限ってはスペインの方が出来が良かった…イタリアはスピナッツォーラの離脱が影響していたかも。
それでも、大会ここまでの内容を見れば、イタリアが決勝戦に上がって然るべきかと思います。
デンマーク・イングランドは、イングランドがポゼッションをとってそれまでの試合よりはアグレッシブに入ったと思うのですが、イングランドPLでもお馴染みシュマイケル大活躍。
徐々にデンマークも繋がりだし、あのエリクセンの「代役」と言われたデムスゴー(原音に近いのはこれ?最後まで読み方がわからなかった)の見事なFKが決まります。
いいわね〜この子、おばちゃん、気に入っちゃった…
イングランドもシュマイコー(と、ウチでは呼んでいる)のセーブをかいくぐり、ケインのスルーパスに抜けたサカのクロスがオウンゴールとなって同点。
サカの活躍は嬉しい。
それでもシュマイコーとデンマーク守備はゴールを死守、延長に。
延長になって、スターリングの突破がう〜んちょっと厳しいかな、というPKとなって、絶対外さないケインが決めて、試合はインブランドの勝利。
しかし、デンマークは立派だったと思います。
イングランドは主要国際大会55年ぶりの決勝進出だったのですね。
サウスゲートがいやに固いサッカーをしたのは、鬼門突破に向けて素晴らしい戦力を慎重に使っていたのかな〜調子に乗っていつものようなイングランドにならないように?
そういうわけで決勝は
イタリアーイングランド
になりました。
ところが!!!
わたくし、この日の午後、新型コロナのワクチン接種2回目を受けまして、発熱頭痛倦怠感により、ねこんでしまったのです。
で、いまだによく見てないの。
横になりながら中継の音だけ聞いて、流れと結果はわかりました。
それと、PK戦の時だけズルズルと這い出て、見ました。
イングランドはずっと前から好きで応援していたし、アズーリは今大会最も魅力的なサッカーをするチームだったので、どっちが勝っても良かったのですが…最も先端的な美しいフットボールと伝統の強さを見せたイタリアが優勝してほしい…という気持ちがやや強かった。
そして、スペイン戦で一番手で外したロカテッリではなく、この試合ではベラルディが一番手。チームではいつも彼がPKキッカーで外したことはわたしは見ていないので、まず大丈夫、と思ったけどちょっと甘いキックでヒヤッとしました。やっぱり緊張するのね。
ベラルディはかのtkqさんに「大型扇風機」と呼ばれたくらいシュートの好きな選手ですが、今大会でも決めて欲しかったな…ノックアウトステージからはキエーザがスターターになり活躍したので、仕方ないけど、この試合もベラルディが決めればPK戦まで行かなかった…
とはいえ、もうスイカ柄のチームにはいないんだろうから、まあいいや。
それはともかく、物議を醸したイングランドのPK人選。
外した選手は気の毒…
特にサカのような若い選手は可哀想だったけど、絶対にこういう経験が無駄にならない、無駄にしてはいけないと思います。
サカは偉かった。
そしてなかなか望んだような結果にならないのがフットボールだけど、今大会は特別な大スターも強力なFWもいないけど、チーム力でイタリアが優勝するという、願ってもない結果になりました。
めでたい。
あ〜楽しかった。
やっぱりW杯よりユーロですな。
今東京で行われているサッカーの試合よりもずっと…といっても、日本チームは結構面白いとは思います。
東京の選手がいないのは寂しいけど…林でも前田大全でも上田でも不安が残るので、田川が選ばれていたらどうだったか…まあ同じようなレベルではありますが、なんかやってくれそうに思うのは、身贔屓なんでしょうね。