ユーロ20備忘録〜その7.カルヴィン・フィリップスと…
ホントは前回載せるつもりだったのに、備忘録を書く前に忘れるという…
で、今回は追記です.
ユーロ20はユーロ史上でも楽しく面白い大会だったように思います。
その中で特に記憶しておきたい選手は…
はい、リーズのカルヴィン・フィリップス。
元々リーズが好き…スミスのいた頃から(古)…下のカテゴリーにいたときはニュースがあまり入ってこないから関心も薄れたけど、チャンピオンシップに上がってきてからは、順位くらいは気にしていました。
そして20/21シーズンのビエルサ・リーズは素晴らしくたいそう面白く、その中心選手にカルヴィン・フィリップスが。
それでもバムフォードも選にもれたし、選ばれたのも少し驚きました。
ユーロ初戦からスターターに据えられたのは、フレンドリーマッチで良かったからなのか見てないから知らないけど、なんかドキドキ。
3ライオンズの中では小柄なフィリップス、初代表でどんなものかしら…
しかし極東の一オババの心配などなんのこともなく、初戦からカルヴィン・フィリップスは彼のあるべきパフォーマンスを見せて、スターリングのゴールのアシストまでして見せました。
サウスゲートはフィリップス(とライスの中盤)を信頼していたようで、決勝戦までフィリップスは欠かさず出場。
前述のように決勝戦は寝込んでみていないわたしも、その実況音声が何度もフィリップスの名前を挙げていたのは聞きました。
それもケインなどのスター選手として注目してではなく、ボールを触っている選手の名前として呼んでいました。
決勝では、フィリップスと、多分イタリアではジョルジーニョとベラッディがボールに触れる回数が多かったと思われます。
イタリアが押され気味だったので、フィリップスの方がボールを持って前に行っていたでしょう。
ジョルジーニョは自分のチームにいる時よりさらに出来が良かったように感じました。
チェルシーでは移籍してしばらくは散々な言われようでしたが、既に欠かせない働きをしています。
アズーリではそれ以上のパフォーマンスだったかと。
チェルシーはあまり好きでないからフィリップスほど見てないけど。
リーズではフィリップスをはじめ、クリッヒ、ダラスなどあのなんか変わったフォーメーションの中心になる選手たちが、ものすごくよく走り、相手選手に「もれなくついてくる」。
アイリングのようなサイドの選手も当然走りますが、何しろ、この三人がすごい。
そして、常に前向き。
そこ行くと代表では、よく走るのは同じでも、向きは時によって後ろだったりします。
サウスゲートのチームでは、フィリップスとライスが下支えをしていて、彼らこそが今大会の3ライオンズの象徴だったように思います。