た・ぬ・き!!!

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おほほほほ~タヌキですと!
そういえば、他のJチームにはいなかったと思います。

FC東京の、いまさらいらない!っていうのにこしらえてしまったマスコット。
かわいくな~い!
目の回りがうっとうしい!
ドロンパって名前がダサ(以下略)

しかし、事前に噂されていたよりはかなりマシになっていました。

これが噂になってから、実はプレミアリーグのマスコットも試合の放送時に気をつけて見ていたのです。
すると、ガナーズのワニ始め、まあかわいくないのが多いこと!
ダービーはかわいかったけど・・・
プレミアの真似をすることもないのですが、かわいくないマスコットもありなのかな・・・
でも、かわいくないと日本の子どもには売れないのでは?
ただ色がやたらに派手なので、幼児なら手に取りますね。


さて、タヌキです。
実はわたし、動物好きで、タヌキとかキツネとか、里山にいる小動物も大好きです。
おこじょちゃんも昔はその部類だったのでしょうか。
(おこじょだったらかわいかったのに!)

柳田国男松谷みよ子「日本の昔話」では、キツネと並んでレギュラーです。
あえて分類すると、キツネの方がややレベルが上。
義経千本桜の「源九郎狐」、殺生が原の九尾の狐など個性豊かな狐がいます。
「機関車に衝突する狐」という昔話があり、わたしはこれがとても好きです。
機械文明と、妖怪変化が入れ替わる時代を象徴的に語るお話だからです。
最後に意を決した機関士が、狐の化けた偽機関車を避けず、衝突!すると、
そこには大きな年を経た狐の死骸が・・・
非常に哀切な思いがします。

タヌキの方がややマヌケな役所が多いでしょうか。
と、思っていたら偽機関車に化けて機関車に衝突したのには、タヌキもいたらしい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%BD%E9%9C%8A%E6%A9%9F%E9%96%A2%E8%BB%8A

しかし、タヌキと言えば、実は千葉でしょう。
http://www.kanko.chuo.chiba.jp/event/clist?cid=229&aid=4
まず「南総里見八犬伝」、犬の八房を育てたのはタヌキでした。
そして狸囃子で有名な証誠寺は木更津にあるそうです。

ドロンパくんは赤坂狸穴の生まれだそうで、確か「半七捕物帖」だったか、
そのあたりのことが書かれていました。

と、いうわけで・・・ってどういうわけかよくわかりませんが、
わたしはタヌキが好きです。
「昔話」の世界以降の狐狸はどうなったかというと、狐はその生息域を狭める傾向に。
ところが、雑食性でなんでもありなタイプのタヌキは今でも住宅地にまで出没。
生命力のあるタヌキの方が、サッカーチームのマスコットには良いかもしれません。

ドロちゃん、これからがんばってね。

出張から帰国したら、犬サポにさんざんバカにされて、笑われて、
もしかしたらヘンな歌も歌われちゃうのかしら・・・