第16節 雑感と、エルゴラ「城福監督」

いまさらですが、神戸・東京戦、大分・千葉戦を月曜日に見て、
そのほかの何試合かもTVで見ました。その感想を。

まず、GKはこわい。

神戸のGK榎本達也は、何本かシュートをファインセーブしていました。
あの試合、もう1,2点取るべきでしたが、GKにかなり止められました。
カボレのゴールでの飛び出しは、仕方ないところでしょう。

大分のGK西川は次世代を担う選手として早くから評価されていますし、わたしも期待していますが、負け続けているうちに自信を失っているのでしょうか?
千葉戦では始めから表情が硬く、意気込みというより緊張が強い感じ・・・
深井の得点はどうしても止めなければならなかったのですが・・・
もちろんウチは千葉が勝って嬉しいけれど、大分の苦しみが(特に夫には)わかるため、
なんとか次の磐田戦には勝って欲しいと思います。
(夫の場合は降格危険水域に1チームでも引きずり込みたい下心もあり・・・)

それにしても、大分連敗の戦犯のひとつは九石ドの芝生です。
下村も谷澤もケガをしたとか。下村は1ヶ月くらいかかるらしい。
ただでさえ選手層の薄いジェフなのに(怒)
ファンの募金、芝の張り替えに使ったらどうでしょう?

16節一番のびっくりは、名古屋・ガンバ戦でしょうか。
ガンバの2失点はGKの決定的なミス。弁解の余地なし。
わたしがTVをつけた時は後半に入っていて1-1。
たいそうレベルの高い良い試合をしていました。
次節、これは東京も心してかからねば、やはり名古屋は難敵です。
このままドローかと思いきや、GKの信じがたいパスミスを巻弟にさらわれ、
あっというまに名古屋に勝利がころがりこむ。
ガンバのGK以外の選手も試合後、どういう顔をしたらいいのかわからないような・・・
GK松代はただただ謝るばかり。
この試合、引き分けて欲しかった・・・。
しかも1点目もGKが相手を倒してのPKで、ダヴィが決めたおかげでナオの得点王は一夜にして2位タイに。
で、巻弟は動作が巻兄にそっくりです。交代でピッチに入るとき(この交代が当たったわけですが)ヘディングをしながら入る様子がまるでジェフの巻といっしょ。ゴールならなんでもいいもんね、とばかり相手のバックパスを狙うところも巻っぽい。って、巻だった。

そして今日、エルゴラッソに城福監督のインタビュー記事が掲載されていました。
あの大敗したアウェーガンバ戦が転機となる試合だった、と。
それは、現地で観戦したわたしも感じたところではありました。
結果だけ見ればかなりへこむ敗戦でしたが、終盤にナオが得点したこと。
これが、なにかこれから変わるようなほのかな期待を持たせたものでした。
とはいえ、その時はしょんぼりでしたが。
今野とブルーノのCBについても面白いコメントが出ています。
城福さんの今野の評価・・・「『どんなサッカーをやるのか』に一番こだわる選手」
これはとても重要なことでしょうし、それゆえに最近の今野は輝きを取り戻しているのだろうと思いました。

とはいえ、城福さん自身も言うようにやっとひとつ勝ち越しただけで、
4位の浦和には6点も勝ち点が開き、得失点差はマイナスですから、
まだ途上、これからどうなるかもわかりません。
相手チームは、神戸のように間違いなくナオとカボレには二人三人と囲んでくるでしょう。
CBからのビルドアップもこれから狙われるだろうし、油断慢心は禁物。
また暑さも味スタの芝生がどうなっているのかも心配・・・
と、またネガティブ思考が始まったところでおしまいにします。