鳥取の旅⑤ 仁風閣

シリーズ⑤って、いいかげんにせいやと自分でも思います。
写真をたくさん撮ったので、ついつい細かく分けてしまいました。
11月19日。
試合は5時キックオフなので、お昼を食べてもまだ時間があります。
大榎庵」から歩いて行ける所・・・ということで、仁風閣へ。
 
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鳥取城跡のお堀の向こうに見える洋館が仁風閣です。
石垣と洋館が不思議な調和を見せています。
 
仁風閣とは 
 
明治40年に、旧藩主池田家の別邸として建てられたフレンチルネサンス様式の白亜の洋館。時の皇太子殿下(のちの大正天皇)の宿舎として使用されました。国指定重要文化財
 
と、鳥取観光協会のHPで紹介されています。
 
詳しく知りたい人は↓
 
鳥取城址久松公園の中にあり、公園の入り口でシルバーボランティアの方が「今日は西日本文化財の日で全施設無料です」と案内してくれました。
おまけに二人の記念写真も撮ってくださって、もともと親切な方なのか、青赤の効果かたぶん両方でしょうか?
 
 
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フレンチ型ルネッサンス様式の白亜の洋館。
設計は山東博士、赤坂離宮もこの人の設計だそうです。
 
内部には鳥取藩主池田家の歴史を語る資料が展示されています。
鳥取市が立派な城下町であることがよくわかりました。
どうりでお菓子やおいしいものが多いわけです(食べ物ばっかり)。
 
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内部の螺旋階段。支柱がなくて、不思議な構造・・・エッシャーの絵のようです。
 
 
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螺旋階段を上からみたところ。
この階段は使用人が使ったようで、正面に立派な赤絨毯の階段があります。
これが面白くて、正面の階段を撮るのを忘れた。
 
 
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やんごとなきお方がご使用になったおトイレ
部屋を撮るより先に、トイレに食いつくワタクシ・・・(川島雄三好きだから仕方ないのです)。
下に砂が敷いてあるそうです。ネコちゃんのトイレのようですな。
 
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当時のガラスが残っている大きな窓。外の芝生の庭も白い建物と合ってきれいです。
 
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2階の部屋。奥が謁見の間だったと思う・・・
 
 
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照明器具もステキです。
 
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洋館と日本式庭園が調和しています。宝隆院庭園
 
久松山を背景とする山裾の台地に設けられた池庭で、文久3年(1863)、第12代鳥取藩主池田慶徳が、若くして未亡人となった先代慶栄の夫人宝隆院(ほうりゅういん) )を慰めるために造営したものです。
 今日では、仁風閣の後庭として大変良い環境をつくっています。
鳥取市文化財団HPの説明)
 
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紅葉が美しい趣深い庭園。
 
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庭から見た仁風閣。
白いテーブルセットに貴婦人がオホホホ~って座っていそう。
 
 
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時間がなくて入れなかった県立博物館
 
という訳で、サッカー観戦ツアー恒例のお城(城址)探訪も石垣だけですが出来て、明治文化の香りを満喫して、ようやくとりぎんスタジアムへと向かったのでした。