第8節 東京×フロンターレ 散水の不思議

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多摩川クラシコ」という呼び名は、なんだかわたしには居心地悪い感じです。
クラシコってほどの歴史も由来もないし・・・でもまあそれで盛り上がり、観客数が増えれば良いことではあります。
26000人以上の今季最高の集客数もその命名と、川崎からお越しのサポーターのおかげです。
しかし、やはり週末になるとお天気が怪しくなり、この日も冷たい風が。ストールを持って行って良かった。
そして、ポポ監督が試合前に言ったように、「激しさや球際の強さをみせて、観た人が心を打つような試合に」なって、いつの間にか寒さを忘れたのでした。
 
かたやフロンターレ側は、たぶん彼らの方が「多摩川クラシコ」に思い入れがあるのでしょう、写真はないけどきれいなコレオを作って、盛り上げてくれました。
わたしは、クラブとしてのフロンターレはわりと好きです。ただ、関塚さんの頃のサッカーは大嫌い。風間さんになって少し変わってパスを繋ぐサッカーになったようですが。
ともかく憲剛とレナトを欠くフロンターレ、そのためばかりではないけど、東京の完勝でした。
 
ルーコンの先制点の場面↓
 
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ルーコンがゴール決めると安心します。
 
しかし、この22分のゴールが東京の初シュート。
シュートの少ない試合でした。
賑々しい宣伝のわりには、試合としては息苦しい立ち上がり。
試合前の散水の影響か、ボールがよく走るので、両チームともパスミスが続出。
試合後の選手のコメントで「ボールが走るのでミスは仕方ない」というような言葉がありましたが、ホーム味スタで東京の選手がボール扱いに苦労するってどういうことなの?
球足が速いほうが東京には良いと思うけど、千真など非常に苦労しているように見えました。
じゃ、散水しなきゃいいじゃないの?と思うシロウトオバなのですが・・・
味スタのピッチに、やっぱり問題があるのか?と、疑ってしまう・・・
 
ミスと言っても、今節の東京のように前に行って引っかけられるのは、仕方ないことです。
むしろ評価するべきなのは、取られてから取り返しに行く勤勉さ、お互いのカバーが東京に出て来たことと、シュート数が少ないのは不満ですが、攻撃に入った時には速さと厚みが出て来たことだと思います。
 
なかでも秀人とヨネちゃんが躍動すれば、東京は安定するし、強い。
 
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秀人はヨネちゃんとのバランスを上手く取っていました。ヨネちゃんが痛んでピッチ外にいたとき秀人がキープ、ヨネちゃんが戻ってからの展開でアーリアからルーカスのゴールにつなげました。
あとは、ミドルシュート、枠に飛ばしてほしい。
 
東京が先制してからは、落ち着いて守れていました。
ボールを失って攻撃され危ないシーンもありましたが、大久保もなかなかシュートまで行けなかったし、打っても枠外に。
 
でもまだ1点じゃ何があるかわからないぞ~と思いながらHT。
 
前半からアシストしつつも全般に控え気味なアーリアでしたが、後半にも一仕事。
 
東くんリーグ戦初得点のシーン↓
 
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ヨネちゃんのボール奪取から、ルーカス、千真、アーリア。アーリアのステキなスルーパスに東が抜けて、「この子、こういうのが好きなのね~」、GKの股を通してゴール。
まずはリーグ戦初ゴール、落ち着いて決められて良かったね、東くん。
 
 
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攻守に亘ってハードワークしたヨネちゃん。
「観た人の心を打つ試合に」なったことの多くは、この人のプレーによるものです。
2度の大怪我を乗り越えて、さらに成長しようとしている姿を見ると、オバチャンもう泣きそうになります。
向上心の強い秀人とともに、本当に楽しみなドイスボランチです。
 
この試合だけではありませんが、今季の東京でもう一人良いと思う選手は、加賀。
昨季は足が速いのはわかりましたが、どんな選手かいまいち把握できませんでしたが、この試合も速さを活かしてすばらしい守備のいくつかが。
モリゲが積極的に上がれるのも、彼との呼吸が合ってきたからかと思います。
CKフラッグ付近で相手の侵入を阻止したプレーなど、すばらしい。
 
終盤相手のシステム変更に対抗したのか、チャン・ヒョンスくんを入れて3ボランチみたいにしたのはいかがか?と思いましたが、幸いにもその時間は短く終わったので無事にタイムアップ。
 
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そんなわけで、これで五分の星。
これからなのか、またこれまでなのか。
 
試合後にG裏を中心に歌われた「ユルネバ」。わたしも唱和しました。
さあ、ここからだよ。これからまた一緒に行くよ・・・というサポーターの声でしょう。
選手たち、しっかり受け止めてくれたかしら?
次は、昨季いいところなくドローで終わるべき試合を落としたアウェイ鳥栖戦。
悪くても勝ち点1は持ち帰ってほしいです。