第6節 東京×鳥栖 凡戦ながら勝利が一番。

水曜にナビスコ杯Gリーグがあったことからか、この試合は日曜開催に。
土曜日にはJ2第6節が開催され、うちは水戸まで遠征して、めでたくジェフ2-1で勝利。
しかし、前節と同じく交通トラブルに巻き込まれ、冷や汗をかきながら帰宅。
なんだか前節と似たパターン・・・これは、東京に良い風が吹くか?
 
しかし、試合前には急速に気温が下がり、風も強まり、雨も降ってきて、イヤな天気になりました。
幸い試合開始の頃には雨は止みましたが、風が強く、ロングボールを蹴ってくる鳥栖を相手にするには、気を遣う条件が増えたようです。
 
 
さて、難敵と思われる鳥栖戦。
東京はモリゲが早くも累積警告で出場停止。CBは仙台戦でCBに入った秀人かと思いきや、喉を痛めていた加賀が復帰、もう一人は吉本。秀人はベンチスタートでしたが、アンカーの野澤が怪我で退場したため、結果的には良かったと思います。
しかしまあ、マッシモ監督、相変わらずの大胆さ。
あのフィジカル勝負で空中戦に強く、日本一と思われるロングスローもあるので気が抜けない相手に、アンカーとして野澤くんを起用とは。
試合前のアップで、野澤くんの少年らしいほそ~い足を見て、心配になったものでしたが・・・
 
そして、平山が3年何ヶ月ぶりとかのリーグ戦スタメン。
今季出場した試合、平山のパフォーマンスは悪くなかったので、スタメンも不思議ではありません。平山とエドゥーの2トップ、マッシモ監督、最初から鳥栖に高さとフィジカルでも負けないつもりらしい・・・
 
前半は立ち上がりは東京も良い攻撃を見せましたが、鳥栖にも東京にもミスが続いて、あまり面白い試合にはなりません・・・
40分近くに鳥栖がロングボールから裏に抜けて決定機を迎えたところでもつれあって、野澤くんが負傷。プレー続行できず、秀人に交代。
今日、左足靱帯外側の損傷で全治6週間、と発表がありました。軽傷であるように願っていましたが、残念。
でも交代で出場したのは秀人ですから、野澤くんには気の毒だけど、わたしは少し安心して見られるようになりました。
結局2点目に絡んだのも秀人ですし、やっぱり彼は良い選手だと思います。
 
スコアレスドロー、内容もいまいちな感じでHT。
HTのマッシモ監督の指示、「相手に合わせすぎるな」とかいうことだったと思いますが、長いボールを蹴り合うようになっていました。
モリゲがいないとは、こういうことか・・・
バックラインからビルドアップがあまりできなかったので、ある程度は仕方ないと思います。
本当はきちんとパスをつないでほしいけどね。
 
後半。
早い時間に先制。
 
吉本が相手のロングボールを、この試合何度もそうしたように蹴り返して・・・
フィジカル勝負をしかける選手たちの中をかいくぐって動き回っていた河野がボールを奪い、ヨネちゃんに・・・
 
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ヨネちゃんがスペースにパス。
ヨネちゃん、100試合出場おめでとう!!!
 
 
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ヨネちゃんのパスに走り込んだ東からのクロスを、河野、平山とダブルスルー。
わたしも、たぶん、鳥栖の選手もあやややッ!と思ったでしょう。
 
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それをエドゥーがシュート!
ポストに当たったか?跳ね返りを・・・
 
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河野が押し込む。
 
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河野はエドゥーが決めるものと信じて、左にポジションを取っただけのようですが、そこにシュートチャンスがこぼれるとは、やはり好調なのでしょう。
鳥栖の選手、サポーターには不満の残る判定かもしれませんが、決まっちゃったらこっちのもの。
 
しかし、鳥栖の反撃も鋭く、特に何度もCKを与えたのにはヒヤヒヤしました。仙台戦ではCKから失点したし・・・何しろ日本代表(候補)豊田選手の頭に合っちゃったら、もうダメだから。
嬉しくもないけど、安田は良い選手になりましたね。何度も東京の右サイドを脅かしましたし、徳さんも上がりにくかったと思います。
 
決定機の数は鳥栖の方が多かったように感じましたが、2点目も東京に。
 
武藤、タマと投入して、二人が挨拶代わりにシュートを打つ(この二人は短い出場時間でも隙あらばシュートを打とうとする)。武藤くんのシュートは悪くないけど、なかなか入らないな~
攻守に頑張った平山のドリブル突破からとったCK。
コースケのキックはやはり精度が高い。
 
 
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かっこよくジャンプしているのは、秀人。
CKをニアですらしたところ。この形は秀人が昨季から狙っていたと思うけど、うまくいきました。
 
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ゴール前の混戦・・・
 
 
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平山が反転シュート。たいていこういうボールは相手に蹴り出されるものだけど、鳥栖の選手もやや集中を欠いていたのかも。
 
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今季初ゴールに喜ぶ平山。
リーグ戦3年ぶり出場、苦労したね・・・
 
 
その後、鳥栖のパワープレーに圧されて、きちんと豊田にゴールを奪われます。
やっぱりクリーンシートは遠い・・・あと10分足らずの辛抱だったのにぃ。
でも、どうやらマッシモ監督、あまりクリーンシートにこだわっていないようです。
わたしはこだわるッ!やっぱりクリーンシートは気持ちはがいい。
それに、スポーツニュースは東京が勝ったことなんかそっちのけで、豊田今季5点目とか代表アピールとかそんな報道のお膳立てしちゃったじゃないの。世間のJリーグには無関心、代表のそれも一部の選手にだけ関心が偏る報道は、気に入らない。
 
それはともかく。
 
追いつかれそうでヒヤヒヤしましたが、逃げ切って、勝ちました。
ヨネちゃん100試合出場も、平山3年振りリーグ戦スタメンも、残念ながら出場機会がなかったけど千真結婚おめでとうも、勝利で飾れてよかったよかった。
 
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誇らしげな吉本くん。
彼がこれくらいやれるのは、わたしたち夫婦はよく知っていましたよ。
岐阜でキャプテンマークをつけて、ラインコントロールしていた吉本くん、天皇杯ジェフ戦、CKからヘッドで得点して岐阜に勝利をもたらしたこともありました。
 
この鳥栖戦、モリゲがいないのでムリしないで割り切ったことが良かったようです。
あらためてモリゲの存在感を認識しましたが、吉本くんのような最近の東京にはないタイプのディフェンダーも悪くないと思いました。
特に鳥栖のような相手には・・・
 
試合中、というか毎試合なのですが、中盤の薄さが攻守共に気になりました。
が、試合後尹監督が「何より今日は中盤での主導権争いの部分で相手に押されてしまった。中盤のところの争いで、動き、量にしても相手に主導権を握られた。なかなか主導権を握れず、ゲームを作れなかった。」とコメントしているので、ちょっと意外でした。
鳥栖サイドから見るとそういうことなのですね。
 
確かにヨネちゃんの運動量はすごいと思うし、東もよく動きます。
あれだけハードワークする鳥栖の監督にそう言われるのは嬉しい気がします。そういえば藤田もCKやロングスローでは本当に怖かったけど、試合の流れではあまり好調には見えませんでした。
 
とはいえ、中盤の薄さ、特にサイドが広く空いている状況は守備では心配なんですけど。
 
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大きさ違う~
河野くんの試合後のコメントが意外に(失礼)しっかりしているので、ビックリ(失礼失礼)。
 
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ダブルシャーです。
 
次は広島戦。
昨季、ポポさんはミラーゲームにしたり対策を講じて、アウェイでは粘る強く勝ちました。
マッシモ監督はどうするかしら?