高校サッカー選手権東京都大会Aブロック準決勝 都立三鷹×修徳~やっぱりスタジアムに飢えて

8日土曜日は盛りだくさんの一日でした。
朝から”TOKYO ANGEL"ことうちの七歳児の学芸会に出席。その学芸会、入れ替え制になっているとは知らず、1年生の演目が終わったら、体育館から追い出された~
まだ午前10時。
おお、これは、学芸会で行けないと思っていた西が丘のサッカーに間に合うではないですか~
この週末、スタジアムへ行けなくてつまんない~と思っていたところ。
 
と、全国高校サッカー選手権大会東京都大会・準決勝Aブロック、都立三鷹vs修徳の試合を見に、本蓮沼に向かいます。
 
駅から西が丘まで早歩き、スタジアムに着いたのは、試合開始直後。
 
結構な人出で・・・J3の客数の少ない試合よりはずっと多い感じ・・・バックスタンドもかなり埋まっていたので、コーナーのあたりに座る。
FC東京の地元でもあり、わたしにも縁のある都立三鷹を応援。
 
すると!
なんと目の前のゴールにボールが吸い込まれていくじゃないですか~
 
まだどっちがどっちかも確認していないのに・・・
白が都立三鷹のチームカラー(スパーズを地味にしたみたいなユニ(^^;))だとは知っているので、青ユニがゴールを決めたのを見て、てっきり修徳が先制したのだと思いました。
が、電光掲示板を見ると、三鷹の方に点が入っている・・・
すると、青は三鷹のセカンドユニか。白いユニが修徳でした。
 
ともかく、修徳のエリア内で競り合ったこぼれ球を拾った三鷹14番がグラウンダーのシュート。
修徳GKの手をかすめてゴール。
思い出したくもないけど、東京がガンバ大森選手にやられたような形。
修徳GKも取れたのじゃないかな・・・でもよく打ちました。
 
先制したのが三鷹とわかってから、ようやく試合を見始めた感じ。
 
ここからおおむね修徳が押し気味なんだけど、時折三鷹が鋭ショートカウンターを見せるような展開でした。
どちらも4-4-2でマッチアップ、なかなか面白い試合でした。
全体を眺めると、上背では修徳が圧倒的に有利。
入試でデッカイ子を選んだのかと思うくらい・・・
よく見れば修徳にも小柄な子もいるし、三鷹のFW11番は長身でしたが。
三鷹の中盤から前が小柄で上手いけど、空中戦になると辛い。
修徳は、ドカ蹴りでセカンドボールをとってサイドに展開というサッカー。
三鷹は高さでは不利でしたが、ポジショニング良く、粘り強く守っていました。
そしてボールを奪うと、速いパス回しで攻撃。
ポゼッションは修徳、でも攻撃のアイデア三鷹の方がありました。
修徳の攻撃は力技ですが、読みやすいので、三鷹はきちんと対処していたと思います。
 
 
押されていた三鷹でしたが、30分くらいに追加点が。
 
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(カメラは、7歳児の学芸会を撮るため、蘇我夫が持っていました~)
この三鷹14番、先制点を取った選手がクロス。
11番がニアでヘッド、きれいに決まりました。
 
 
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バックヘッド気味のシュート、カッコイイ。
 
 
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喜ぶ三鷹の選手たち、後ろは三鷹応援席。
 
 
2-0でHT.
 
学芸会から思いつきでスタジアムへ来たので、スタジアム観戦にふさわしい服装はしていないかったので、寒いのなんのって。
一応インナーにヒートテックを着てたのでなんとかしのげました。
 
スタンドにはいろんな高校サッカー部の生徒たちが。
わたしたちの周りもどこかの私立高校サッカー部員らしい子たちが10人くらい。修徳に友だちがいるとかで、修徳の応援。
その子たちが「後半、ぜってー修徳来るよ。3番を前に上げて、パワープレーするよ」と、話していましたが、本当にそうなりました。
 
後半、デッカイDF3番の子をFWに上げてきました。
が、後半の立ち上がりからしばらく、三鷹の時間に。
なかなかステキな分厚い波状攻撃を見せましたが、追加点ならず。
 
そうこうするうちに、修徳がさらにデッカイ選手を交代出場させる・・・みんな坊主頭だし、平山相太の高校時代みたいな子が入ってきたので、これは三鷹耐えられるか?
長身の選手たちが前に張り、ドッカンドッカン放り込んでくるし、前半から空中戦では苦しかった三鷹、徐々に疲れが見えてきました。
クリアするのがやっと、ボールを繋げず奪えず、終盤は防戦一方。
わたしの目の前で一番近いサイドラインに出すのがやっとの10番くん、もう顔面蒼白、疲労の色濃い。
 
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しかし、この試合に関してはGKの差が出たように思います。
写真の三鷹GK(結局1失点しましたが)、的確なポジショニング、終盤のピンチをよく防いでいました。
 
後半30分くらいに、ロングスローで三鷹ゴールを脅かしていた修徳2番がクロス、何度かはねのけたようですが、ついに13番が押し込みました。
それまでも劣勢だった三鷹、もうこれまでか・・・と、思いましたが、修徳のシュートミスもあり、三鷹も全員が体を張って守り抜きました。
 
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アディショナルタイムは自陣ゴール前に釘付けになった三鷹修徳最後のシュートがバーの上を越えると、ホイッスルが。
 
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喜ぶサブの選手たち。
三鷹は、このタフな試合、なんと交代なしでした。
 
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試合終了の直後、ゴール前に倒れる20番を取り囲む三鷹の選手たち。と、ガックリする修徳の選手たち。
三鷹ボランチ20番、後半途中から足を攣っていたようでしたし、走れないようでしたが、交代せず。そのうちに走っていましたが・・・
アディショナルタイム修徳の攻勢の中で、脇腹にボールが当たったようでした。もうボロボロ。
そのまま担架で退場。
監督、どうして替えなかったのかしら?
 
 
この後、友人と昼食の約束をしていたので、急いで西が丘を後にします。
 
よかったね、都立三鷹
 
次は決勝、もう一つ勝つと7年振りの全国大会出場です。
相手は堀越、また苦戦するんだろうな・・・
 
そのほかの応援しているチームが全部2-1で負けた(ジェフも!(><;))なか、三鷹サッカー部だけが、良い子なのでした。