J3第26節 東京U-23×SC相模原 平川くんデビュー。

欧州サッカーしか見ないとか、J1しか見ないとか、いろんな人がいて、それはそれで悪いわけではないけど、J3は面白いのです。
スカパーでもイングランドチャンピオンズリーグをやってほしい・・・けど、考えてみたら見る時間がないわ。

TVではJ3はスカパーの「J3リーグハイライト」が頼りなのですが、1試合だけ放送があります。
久保くんデビューか?の噂のせいか、佳境に入っている昇格争いとは関係ないこの西が丘の試合が生放送されるんですと。
日比野真理さんもご出演、審判団も村上主審、副審に名木、三原、第4審に川木田、追加副審に榎本、今村と、なぜかしらないけど、この日はJ3だけでなくJ2の試合もあるのに、選手より豪華なメンバー。
ついでに言っとくと、J3リーグハイライトで見ると、J3の審判はこう言っては悪いけどレベルが落ちるように見えます。
この日の試合でも、秋田がPKを取られましたが、さっぱりわからなかったし、前節長野がとられたPKも気の毒としかいいようがありませんでした(それが決勝点で長野は昇格が厳しくなった。三浦文丈監督の目から涙があふれそうに・・・)
J1の審判がミスをしないわけではないけど、うまいへたでいうと、違いがあります。

この日はジェフもホームで長崎と試合がありましたが、0-3負けが続いて気落ちした・・・わけでは少しあるけど、それよりも3日からジェフの試合を続けて応援できるので、ここはひとつ東京の若い子たちを応援に。

さて、ベテラン審判の笛の元、うちの若い子たちが迎える相手は、SC相模原
これがシーズン初めに薩川監督を迎えて優勝する、と意気込んでいましたが、さほど勝ち点が積めず更迭し、安永総太郎を監督に据えるという大ばくち(失礼)が外れて、就任以来6戦未勝利、それも大量失点している。
薩川監督の時の貯金で東京より上位にいますが、今J3でもっともうまくいってないチームでしょう。
しかしGKがあの川口能活、そしてジェフにもいた深井正樹、水戸とか群馬とかにいた保崎、緑とかコンサにいた菊岡とか、東京アカデミー出身でタマと同期の岩渕とか、選手はそろっています。それに近藤佑介も。あんた、どこ行ったかと思ったらここにいたか。


東京は前日J1、同じ日にJユースカップ戦があり、ベンチには榎本に率いられるようにして高1の平川くん、高2の小林まおくんがいるだけ。
スタメンは柳、マコ、小山、諒也、野沢、喜丈、宏太がいないので平岡がおそらく久々のスタメン、生地、2トップにインス、林。

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メイン自由席にいたのだけど、U-23に来る人って、一家言ある人が多いらしく、試合そっちのけでサッカー談義とか、来季の東京に秀人はいるか、とか、そんな人事の話をしていて、わたしはどういう試合(幼稚園児の試合でも)でも、集中して見たいので、かなりうるさく感じます。
たぶんゴール裏で応援している相模原サポにそういう「サッカー的世間話」しながら見る人はほとんどいないと思うので、やはりリーグ戦として真剣勝負で応援しているサポと、「若い子がやってる」のを見に来る東京サポでは温度差があるのかも。



相模原も個人で力のある選手は多いですから、立ち上がりからボールを持たれましたが、徐々に東京もロングボールを入れながら相手ゴール前へ。ここでも生地くんが才能あるところを見せますが、得点にはならず。前半アディショナルタイム、インスが決定機を逃した直後、諒也のちょっと軽いプレーからボールを奪われ、ショートカウンターを受け、がら空きの右サイドに走りこんだ保崎にきれいに決められた。
ゴール前の相模原の守備はTVで見たように危なっかしいので、点がとれそうだったのですが・・・


後半、東京がギアを上げて入りました。

そして61分、タスクに代わって平川怜くんがピッチに。
Jリーグ出場最年少記録更新。
タスクは相変わらず、速いけど・・・上手くはない。
このピッチにいる青赤で、林とタスクが上手くないの2トップ・・・と思ったら、林容平大活躍だったのですが。

インスが決定機をものにできなかったし、このところ得点できていないせいか、そういう性格か、相手DFともめてエキサイト。
副審やほかの選手たち、川口がなだめて収まる・・・
東京ゴール裏からは、当然ヨシカツコール。手を上げて答える、さすがヨシカツです。

さてういういしい平川くんですが、そのプレーぶりはなんとも落ち着いたもの。
緊張した、と言ってましたが、まずは余計なことをしないでシンプルにさばく。
それでずいぶん落ち着いたのでは?
そうこうするうち、マコちゃんが柳につないで柳のクロスに林がヘッドで得点。
気が付いたら、東京は3バックになっていて、柳、諒也がワイドに。
相模原はこのフォーメーション変更にまったく対応できなかったようです。
生地くんがここでも粘ってCKを取り、諒也のキックにマコちゃんがヘッドで初ゴール。
そして、柳がそうだったように、ゴールマウスに近くなった諒也も楽しそうにクロスを。
J3リーグハイライトでも都並さんが取り上げていた、おしゃれなクロスで林の2点目をアシスト。
諒也のキックはやっぱりいいのだけど、時々いい加減な?プレーがあるのが気になる。
ここからまおくん、平川くんのかわいいボランチに。
平川くんがロングフィードで林のハットトリックとなる得点をアシストして、西が丘は大興奮。

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ヒーローインタビュー前の林、平川両選手。
林のハットトリックは素晴らしいけど、相模原はセットプレーの練習してないのか?というような守備(立っているだけのゾーン)なので、残念ながらJ1でも・・・という流れにはなりにくいように思います。
平川くんは、大の大人のプロ選手に囲まれ、プレッシャーを体感することができて、とてもよかった。

さて、正直言って非常にまずい状態の相模原、サポはどんな気持ちなのでしょう。
つらいだろうな。いくつも強いチームがある神奈川県で、ここを応援しようと決めたサポだから、そんなにやわではないだろうけど、やっぱり頭にくるだろうし、つらい気持ちで西が丘を後にしたことでしょう。
ノー天気な東京サポは、出番のなかったユウスケに、さかんにコールを送っていました・・・


次節は本当に久保くんデビューなのか・・・
でも、Jユースカップも相模原戦とほぼ同時におこなわれていた試合で名古屋に勝ったため、またも同じ日にガンバ戦があります。どちらに出るのか・・・名古屋戦では久保君の1G1Aだったって。
わたしはユースに出てほしい気もするけど、蘇我夫は乳母日傘ではだめ、もうトップに出してみたら、と無茶を言ってます。

ちなみに、この日フクアリに行った蘇我夫は、またしてもゴールシーンを見られず、数字上もPO出場はなくなりました。
でも、チームも試合もなくならないから、勇人がいうように、彼らにもいい試合をする責任があるから、明日のセレッソ戦、応援に行きますよ。せいぜいいじめてやりましょう。
大宮戦のチケット買いそこなったし。