第1節 東京×大宮~それでもまだ始まったばかり


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え~リーグ戦開幕しました。


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このプラクティスシャツの色が悪かったわけじゃないと思いますけど~


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キックオフ時のゴール裏。
とてもきれいでした。
が、試合終了と同時にブーイングが響き上がり、このシーズンインの浮き立つような雰囲気は一瞬のものになりました・・・



東京は味スタで大宮に1-0で負けることがしばしばで、あまり良い予感はしていませんでした。
でも昨季に引き続き、開幕戦でブーイングするこた~ないんじゃないでしょうかね。開幕戦にブーイング、それもひどい試合したってことはないのに、サポは性急で堪え性がないと残念に思います。
おまけに「シュート打て」コールは、かなり間が抜けてたし・・・だって14本シュート打ってたのだもの。
確かに、本当に脅威となったシュートはそのうちの3本くらいだったと思うし、良い攻撃ができていたわけじゃない。
おそらく、最終盤の、モリゲがボールを持ったとき、前に蹴れなかったことがそのコールにつながったとは思います。モリゲは、前が手詰まりだったことと、ただ蹴っても高さでは大宮にかなわないので、逡巡したのかと思います。

ブーイングをした理由は、人によって少しずつ違うでしょうが、ポゼッションしながら相手の脅威となる攻撃は少なく、ゴールが遠かったもどかしさ、さらに前回の城福さんのチームが陥ったネガティブな状態と変わらないと思ったむきもあったでしょうし、わざわざマッシモ監督から城福さんに代えたのに、目に見える結果がなかったからでしょうし、優勝するなら「昇格組」になんか負けたらいかん、と思った人もいたかもしれません。東京も5年前には「昇格組」だったけどね。
それらの考えられる理由は、不当なものではないと思います。

正直、わたしもこのまま「デジャヴ」感のある試合が続いて、勝てなかったらイヤだな~とは思います。

しかし、それじゃあ以前の東京から何も成長してないってことでしょう。

どうか最初にぶつかった壁を乗り越えてほしいと願っています。


この試合を振り返ると、トウチュウの馬場記者まで「昇格組大宮にまさかの敗戦」なんてステレオタイプのタイトルをつけていてガッカリしましたが、相手の大宮は昨季J2で最も強く、また良い補強もしましたし、味スタでの相性も悪い相手ですから、そんなに簡単な試合になるはずはありませんでした。

わたしの印象では、東京は入り方が悪く、それが最後まで響いたように思います。
おそらく、全北戦で負けたこと、主力としてキャンプから合わせてきた選手が直前に怪我で離脱したこと、優勝すると公言してしまったこと、それらのプレッシャーのせいか、選手は非常に硬いように見えました。
序盤は大宮に押し込まれます。
そこで失点することはなくやり過ごせたので、なんとかなるかなと思ったのですが、東京がポゼッションすると、大宮はブロックをつくってしっかり守ってきました。

問題は、全北戦のような果敢さが見えなかったことでしょう。
全北戦は、負けたので「大型補強した韓国リーグ王者」に完敗した、という論調が目につきますが、わたしは、この試合は結構ポジティブに捉えています。
完敗ではなかったし、東京の良さは出せた試合でした。

ところが、このホーム開幕戦は、勝たなければいけない、という意識が強すぎたか、選手たちの果敢さや躍動感はすっかり消えて、そこそこにはうまいつなぎは見えるけど、最後まで本当に「城福さんの東京」らしい攻撃にはなりませんでした。

ACLがあるので、選手は入れ替えがあるのは当然のことと思いますし、梶山の起用もわたしにはとても期待がふくらむものでした。
が、この試合の梶山は期待したような、面白いアクセントをつけるとか、昨季の怪我で離脱の前に見せたような粘りもとかも少なく、期待外れでした。あまりボールに触らなかったような・・・
自分でも言ってたように、試合勘がまだまだなのかも。
これなら秀人の方がよかったかなぁ、と思います。
一番気になったのは、水沼が全然良くなくて、HTで交代したこと。
疲れが出ていたのか・・・躍動感がなかったのは、彼が良くなかったことも一因でしょうか・・・


昨季とは違う守り方をしているので、失点シーンについては、こういうリスクはあると思っていました。
監督が替われば、いかに去年の守備の良いところは土台として、攻撃力を積む、といったって、同じことはできないのです。
"BAILE TOKYO"で徳さんと羽生も言ってたけど、選手は忘れる・・・それはある程度仕方ないこと。
それでも、もう一度、守備の集中と粘りは思い出してほしいもの。
それ以上に、今季のサッカーは昨季よりリスクをかけているのだから、やはりなんと言っても得点できるようにならなければ。
引いた相手を崩すというテーマには、翔哉が仕掛けようとしたり、それなりにはやろうとしていました。
それに全北戦に続き、シュートがバーをたたいて、ちょっと運も悪かったかな・・・
ついでに書くと、監督を代えたことについては、もうとやかく言っても仕方ないので、城福監督のもと、最善の試合ができるように応援したい・・・わたしは、城福さんのサッカーが好きですし。
チョンブリ戦は参考にならないとしても、全北戦でも、やはり見てて楽しかったですから。
やろうとしていることは、折れずに続けていきたいもの。
そして、2年目のポチェのスパーズのようになれば、嬉しいな・・・とボンヤリとした願望。


さて、ビンズオン戦ではどういう選手起用になるか、かなり代えるかもしれません。
起用された選手はチャンスですから、頑張ってほしいものです。


いきなり躓いてしまいましたが。シーズンはまだ始まったばかり。
上手くいくかいかないかはわからないけど、しばらくはガマンして応援したいものです。

サッカーはそんなに簡単じゃない、って、クラブも、サポも、わかっているわよね?