日本クラブユース選手権U18 準決勝 東京×川崎~長兄のうっぷん晴らす5得点~

西が丘にて詠める。

と言う訳で、午前中外科に行き足指骨折のギプスを付け直してもらって、「あんまり歩き過ぎないでね」と言われたのにいい加減な返事をして、やって来ました。

味の素フィールド西が丘

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U-23チームでもお馴染みの岡崎マコちゃん、鈴木喜丈くん、内田拓哉くん、半谷陽介くん生地慶充くんなどがスタメンに、松岡リムくんや中学3年生の久保建英くんがベンチに。
スタメンには1年生でU17日本代表に久保くんと共に招集された平川怜くんも。

相手は、トップチームではまったく歯が立たない川崎。
ユースでの成績はどうなのかは、よく知らないけど、プレミアリーグには入っていないようです。

さて試合。

ざっくり言えば、ずっと東京が押していたし、失点のシーン以外は球際も技術も勝っていたと思います。

前半何度か得た好機を、平川くんのシュートがバーを直撃、詰めていた選手のヘッドも入らず、戦前の情報通り川崎が粘り強く守り、中盤でのボールの取り合いから、ちょっと守備が乱れたところを、見事なミドルシュートを入れられた。
でもまずかったのはこの時だけ、と言ってもいい。

失点後川崎にポゼッションが移った時間帯もあったけど、落ち着いていたし、相手ボールを奪ってからの攻撃、連携は見てて楽しい。

このまま負けたらサッカーに勝って試合に負ける、ってヤツだな、それは可哀相だからなんとか同点にしたいな、と思ってたら。

後半頭から久保くん投入。

これがまあ、聞いてはいたしTVでは見たけれどビックリ。


いきなりドリブルで中央から仕掛け、ファウルもらう。
そしてFK。
ここまでの流れを確信していたかのよう。
後半開始早々に仕掛け、いい場所でファウルとるか、止められなければそのまま侵入してシュートか。どちらでも得点機になる。

で、FKがそのまま入る。

あっと言う間に同点。
久保くん早めの投入した佐藤監督もガッツポーズ。
もともと東京が押していたのですが、勢いが加速。
川崎の選手は少し動揺したかも。

久保くんは、ボールタッチがも天性の素晴らしさ。
小柄だし、ボールのないところではなんとなくブラブラしてるように見えるけど、一度ボールを持つや、なんか期待感が湧いてきます。

前半外したけどいい動きを見せ、周りを使うのもうまい平川くんが勝ち越し弾。

次々ゴールを奪い、5得点,

終盤はさすがに川崎がボールを持っていたけれど、落ち着いた守備と最後まで貪欲にカウンターを狙いうアグレッシブさを見せてくれました。

もう久しぶりの青赤快勝。
サッカーも楽しくて、おばちゃんを幸せにしてくれた、U-18の選手たちにありがとうと言いたい。

川崎サポも久保には拍手して(ほんとならうちの子よとか?)、試合後には東京コール、ユースならではの気持ち良さ。
久保くんは泣き崩れた川崎GKを慰めて手を出して立たせていました。いい子だわ。

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さらに、もう一つ勝てばもっと嬉しい。

相手はプレミアリーグで負けている清水、しかもまた27日にリーグ戦がある。
難しい相手かもしれない。
でも大量得点に気を緩めたりはしないでしょう。
頑張れ!