第32節(2nd 15節) 東京×鹿島 みんな言うけどわたしもそう思う。

今季ベストゲームだ、って。

これまでは、ホーム上海上港戦がベストかな、と思っていましたが、リーグ戦でベストゲームといえる試合を見られて、ああ良かった…

この試合も9歳児のサッカーで急遽「大事な練習」が入り、蘇我夫はそっちへ行ったため、わたし一人で味スタへ。

超苦手の両赤の片方、鹿戦にもまた一人観戦(泣)
また勝てないもん、またイヤ~~な思いするもん、と弱音を吐きながら出かける。

リーグ戦は3週間も空いたらしい(もはや記憶あいまい)けど、思い出すも辛い浦和戦を二つはさんで、残り3試合だけ、という中途半端な日程。
東京は中断明けの試合はあまり良くないイメージがあり、だいたい相手は赤より勝ててない鹿。
あれだけ完膚なきまでに赤にやられて、もう優勝も残留も関係ない立場で、さあどういう試合するか。
ガックリしてズルズル負けるか…でも東京の選手はメンタルはあまりつよくないようだけど、真面目ではあるし、鹿島も浦和のような勢いはない。
ただ、この8年間、こんな鹿島なら勝てるだろう、という時も勝てなかった。

ウダウダしながらスタジアムにキックオフ50分前に着いたら、知らん間にすごい混みよう、東京都民銀行のバンダナもらい損なった(泣)
バクスタのいつもの席も取れず、仕方なく少しコーナー寄りへ、周りは小さい子連れか、若い女子か、普段来てない人たち。動員頑張ったのね。37000人以上の集客。
観客多い時の勝率低いし、スタンドはユルイ雰囲気だし、と、また弱音。

ところが。
キックオフから5分もしないうちに、これはいけるかも、と胸が弾む。
出足よく、スピーディに連動した攻撃。
プレスがはまりまくり、守備も危なげない。
後は点取るばかり。

すると、14分、モリゲインターセプトして翔哉がスルーパス、それまで2度の決定機を決められなかった河野が今度はうまく曽ヶ端をポイと越えるゴール。
なんとその後怪我で水沼と交代しちゃった。

前半は完璧に近い内容、ただもっと得点できたと思います。

後半も東京ペースでしたが、鹿島が遠藤(いつもサイドからやられるイメージ)に代わり、鈴木優磨を入れて、少し面倒になりました。
この人二十歳、名前は優しげだけど、街で出会いたくないコワモテ、CKから何度かゴールに迫られ、結局彼からやられた。

幸いにもアディショナルタイムに失点する前に、東京は待望の追加点をとっていました。

後半途中から流石に多少疲れも出たのか、押し込まれ、鹿島のセットプレーが続く時間が。
それをしのいだら、持ち上がった東かいい場所でファウルを受け、FKを水沼が蹴り、混戦の中、前田さんが振り抜いてゴール。
これは迫力ありました。

アディショナルタイムが3分しかなかったことも幸いし、無事逃げ切り。

この試合、榎本主審は、だいたい流し、手を使ったファウル以外はあまり取らず、全体にいいレフェリングでした。
が、曽ヶ端のはイエローではなく、レッドカード相当のファウルだと思います。

モリゲとムウの小競り合いも面白く、ムウにイエローが出ないか期待してたけど、榎本さんは多分試合を荒らしたくなかったんでしょう。
無事終わりました。

全ての局面でほぼ勝っていたこと、ハードワークできたこと、本当に嬉しい。

リーグ戦はあと2試合しかないなんて、残念だと思うくらい。
鹿島が悪かったにしても、いままで鹿島の状態がイマイチでも勝てなかったんだもの、8年振りで大喜びなんて、情けないかもしれないけど、これでいいのだ。

ハイプレスで奪ったら速い攻撃、トウチュウには「古き良き東京」とあったけど、流行りっちゃ流行り。
ほら、ゲーゲンプレスの眼鏡の人とか、いつも黒ずくめのリーガの熱い人とか。タイプ違うか。
まずはいい守備から、でいいと思います。


わたしの撮ったヘボ写真、マシなのがあれば後程アップします。



追記:9歳児に宿題させながら書いたから、無駄話ばかりで、肝心はことは書きおとし。

この試合に限らず、前田さんはすごいです。
特にこの試合、数々のファウルをとってくれて、鹿島をイラつかせ、FKのチャンスを作り、貴重な追加点をゲット。
走行距離もいつもすごい。
翔哉もスプリントを繰り返し、良くやった。
ボランチも、梶山も不器用に守備も頑張った。
梶くんは前を向くと面白いのに、後ろ向きの守備はなんで不器用なのかしら?
ともかく東も、両サイドバッグも、みんなよろしうごさいました。



追記の追加(--;)
今更ながら・・・もう次の試合が明日だけど、写真入れます。


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ベストゴール賞もらった河野。


そんでもって、試合終了(あたしゃ、試合中に写真なんか撮れません)。

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その時、ベンチではみんなが抱き合って喜んでいた・・・
優勝もなんにもかかっていない試合だけど、こういう試合が見られたのは、本当によかった。

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決勝点を取った前田さんのインタビュー。

来季も篠田さんでやるらしい・・・(しかし、東京はどうしてこういう人事にかかわる情報がすぐ流れるのかな?)
「うちらの方が走れる」という試合を続けて下さいね。