第37節 ジェフ×松本 一般的には快勝。

今季のジェフはミスで自滅する試合がいくつもありましたが、フクアリでは面白い試合が多くて、味スタで裏切られることの多い東京に比べると、同じような勝率ながら、内容はずっと良く、楽しませてくれます。

前節の岡山戦は逆転勝利。
前半は岡山のプレスにおされ気味な展開で、赤嶺が落としたボールへの寄せが遅れて、再び赤嶺に返されて失点。岡山は加地さんに赤嶺に大竹洋平もいて、監督は長澤さんだし、何か懐かしいような微妙な気分でした。
後半岡山がちょっと疲れたようであり、CKから2得点で逆転、3点目はラリベイの見事なシュート。結果は快勝に見えますが、エスナイデル監督は「35節京都戦の方が良い内容だった」と、アウェイでアディショナルタイムに失点してはるばる来たサポをガッカリさせた試合(しかもその前の長崎戦もアディショナルタイムに失点して負け)と比べて、この頑固な発言。

しかし、フクアリには、勝利を引き寄せる力があります。アウェイで2連敗した流れを断って、次は難敵・・・
松本山雅を迎えました。

アウェイでは3-1で負けています。
蘇我夫は、松本と対戦するようになってからずっと松本○ライ。
あのお行儀良くきちんと揃った応援も、バス何台もしたてて来て、喜作にもほとんど並ばず帰っちゃう行動も、松本の蹴るサッカーも大キ○イ。
発端は、京葉線の中で酒盛りしていた松本サポが、ジェフサポの小学生に「ジェフの監督知ってる?大宮をクビになって来たんだよ」とか言ってからかっていたのを目撃してからなのですが。京葉線なんて普通の通勤電車で飲み食いするのもアレだし、小学生を困らせるとは・・・そんなヒトばかりではないと思うけど、一度定着したイメージはなかなか消えないものです。

今節はしかし、完勝で溜飲をさげることに。

試合序盤は、自分たちでリズムを崩すようなプレーが出て、危なかったのですが。
特に、佐藤優也がまたしても面白いことしたときには、こりゃあかんかも、と心配しました。6秒ルールに抵触したかと思ったら、ボールを一度置いてからまた持ってはいけないとか、そんなん知らんがな~
至近距離からのFKでしたが、その後何度もファウルで与えたFKともども、事なきを得て、序盤を乗り切ったのが良かったと思います。
リズムが悪いのでしばらく攻め込まれたけど、自陣で奪ったボールを山本真希がロングパス、船山がオバサンぽい走り方ながら超速で持ち上がり、フリーでしたが、さらに併走してフリーだったラリベイに、なんなくゴールという、カウンターのお手本のような先制点でした。
そこでもうジェフペースになったと思います。

1-0で折り返し、後半の立ち上がりをきっと多くのジェフサポが心配しただろうけど、その通りにやられた。しかも工藤浩平に、すごくテクニカルな彼らしいループシュート佐藤優也のポジションはどうだったかな~
しかし、落胆したのはほんの数分、すぐにCKの流れで真希が、こちらもなかなか上手い勝ち越し点を決める。
ジェフの選手は相手との長いボールの競り合いにも、動き出しにも勝っていて、セカンドボールも拾えていたし、そんじゃうちもとばかりにロングボールも使いながら、松本を圧倒していきました。
勇人と矢田旭ボランチは高さでは松本に負けるけど、前に出る勢いと球際では負けず、わたしは勇人が元気で嬉しい。
楽しい攻撃の形を何度も見て・・・そうそう、いつものSA自由が売り切れで、わたしは今季からシーチケは持っていないから、やむなくホーム自由、コーナーの上にいました。
後半ゴールラッシュになったから、コーナー上から見下ろすのもたいそう面白かった。
真下に真希のシュート見られて、非常に満足。
攻守に貢献したラリベイの2点目のゴール、真希のミドルシュートをヤマトがコースを変えてゴール、さらにはこのところはまってきた為田のゴールまで生まれて5-1で大勝しました。

反町監督も時々面白いコメントを残しますが、この試合後「一般的に言うと完敗でしょうね」と。
一般的に言うと、ってなんだろうな~
その後にジェフは資金もあり、いい選手が揃っているんだから強いんですよ、うちは精一杯頑張ってるんですっ・・・ともとれるような(ワタクシ個人の感想ですから)ご発言もあり、よっぽど悔しかったのだろうってことがうかがえます。
そんな発言も蘇我夫の溜飲を下げることになりました。

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コーナー真上にいました~
蘇我夫はバックスタンドで、雨だったからデジカメなし。


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船山、ゴールはなかったけど、立派に「恩返し」になったカウンターでした。



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本当にジェフのサッカーは楽しい。
明日は(15日のこと)こんなに楽しい試合は望めないよなぁ・・・誰にでもないけど、賭けてもいい、絶対に面白くはない。
と、翌日に行われる小瀬の試合を思うと少し憂鬱になりましたが、まずは、満足な土曜日だったのでした。