雨の「晴れの国」岡山旅行~吉備津神社~

9月8日、ジェフの岡山戦応援のため、前日に岡山入りしました。
新幹線、名古屋過ぎたあたりから降り始め、岡山は小雨模様。
それでも岡山滞在中、この日が一番マシなお天気でした。

前回の旅行で行かなかった吉備津神社へ。


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参道の松並木。


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何しろテキトーな旅行計画ですから、行きの電車の中で吉備津神社…と言えば「吉備津の釜」の吉備津神社ではないか、と思い出す。



果たして、そうなのでした。



本殿は比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)。吉備津神社でしか見られない特殊なもので、吉備津造りとも呼ばれています。
本殿と拝殿は1425年に再建されたもので国宝に指定されています。
また、本殿から続く約400mの美しい回廊は、県の重要文化財に指定されています。
吉備津彦命が矢を置いたとされる矢置石や、温羅(鬼)の首が埋められたと伝わる御釜殿など、吉備津彦命と温羅にまつわる伝説が残っています。
「鳴釜神事」という炊き上げる釜の鳴る音で吉凶を占う神事があります。吉備津彦伝説によれば、釜の下に温羅の首があるといわれ、吉凶をうなり声で占っていると伝えられています。

(岡山旅ネットからお借りしました)


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立派な本殿。


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千木とよく知らんで申し訳ないけど、御紋みたいなのも立派です。

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長い回廊。


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回廊の入り口付近に「吉備津の釜」のある御釜殿があり、お願いすれば3000円で鳴釜神事を行うそうです。
下の写真は吉備津神社公式HPからお借りしました。

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なんかこわいよう。
あたしゃこういうの、苦手です。
(小さい声で言うと、巫女さん?女性神官?が、もう少し若くて美人の方が、よりこわい)←不謹慎。


雨のせいもあり、古い建物の匂いが立ち込め、何か独特の雰囲気に包まれた場所でした。わたしはシントイストではないので、ちょっと怖く感じました。




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回廊にいた猫ちゃん。
いいもの食べているらしく、太ってます。観光地猫で、すっかり人馴れして、たくさんナデナデさせてくれました。


神社を出て、吉備の中山路を歩く時間はないので、周りをほんの少し歩いて…

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藤原成親の遺跡。
後白河院の近臣で、鹿ケ谷の謀議に加わり、平清盛によって、備前に流されて、伝説ではここで餓死させられた人です。

この碑のあるお寺は、またこれもよう知らんで申し訳ないけど、天台宗なお寺だそうで、「鼻ぐり塚」もあります…が、見に行きませんでした。これもコワイ。

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帰宅後、ふるーい「上田秋成集」を引っ張り出して、読んでみると…やっぱりすごくコワイ。
どんなお話か…書くと長くなるから、別立てに。