カゼッピキのサッカー三昧

実は・・・あまりじょうぶな方ではありません。久しぶりに会った友だちなどには、
まず「元気?風邪引いてる~?」と聞かれるくらいよく風邪を引きます。
で、今年も何回目かの風邪を引きました。
みなさま!ご注意を!
この冬の風邪はしつこいのです。一度直ったかと思って安心したら、激しくぶり返したのです。
悔し紛れに「フクアリ風邪」と呼んでいますが、スタジアムでは寒いと感じなかったから、
「逆転負けショックによる風邪の諸症状」が出たのでしょうか・・・
と、リーグが終わって1週間経つのに、くよくよしすぎですね。

まだ天皇杯があるから今季を振り返るのは後にしようと思っています。
でも、夫のジェフは今季が終わりました・・・
「終わり良ければすべて良し」ということばが涙とともに語られていました。
すべて良し・・・ねえ。と、意地悪も言いたくなるけど、今はやめておきましょう。
夫は「今季の目標は、残留!」とシーズン当初から言い、最終戦に残留をかけることを
早くから覚悟していましたから・・・そして残留できたのだから、一応目標達成です。

リーグ最終戦の話など、ほんとに古いのですが、
もうひとつ、最終戦を観て、夫と泣いたことがあるのをどうしても記録しておきたくて・・・
それは、埼スタでの最終戦無残な敗戦後の阿部勇樹の涙を見たときでした。
ウチの夫婦はこのシーズン、折々に「阿部は今、幸せかねえ・・・」と、
「才色兼備の娘を大店の旦那に望まれて嫁にやったけど、風のたよりに苦労していることを聞いて、
心配する小商いの夫婦」みたいに話題にしていたのです。
終戦後、こういっちゃ悪いけどボ~ゼンとするか、シラけているかの選手が多い中、
阿部ははばかることなく泣いていたのでした・・・まあ、泣き虫らしいですけど。
「やっぱり幸せじゃないんだね」「かわいそうに・・・」と、小商いの夫婦は泣いたのでした。

それからしばらくして風邪がぶり返したわたしは、寝込んでしまって、
用事があって帰っていた立川から船橋のウチに戻れなくなりました。
そんなこんなで座敷童・・・というよりはなんとかババのようになって布団にくるまり、
ゲホゲホ言いながらサッカーを見まくり・・・
CWCも3試合見ました。アルアハリパチューカはなんかイヤなスコアの推移で、2-4で終り。
3試合のなかではこれが面白かったのではないかしら。
どれも全然気合も入れずのんびり見られるので、カゼッピキには好都合でした。

プレミアの方はそうは行きません。
ガナーズは相変わらず、ああ、フラミニがいたら・・・フレブがいたら・・・と思わせる試合。
ミドルズブラ戦も最初の10分かそこらで失速・・・八塚さんもガナーの体調の心配する・・・
ボロ戦は一応ベストメンバーだったはずですが・・・
とうとうガナーズはヴィラにも抜かされてしまいました。
ただ、嬉しいことにエドアルドがもうすぐ復帰するらしい!
ポンペイ戦から?という報道もありました。
思えば、彼の大怪我からガナーズはどうもうまくいかないようです。
今でもあの恐ろしい光景が忘れられません。
フレブが手を合わせて祈りながら、倒れているエドアルドから離れて行った・・・
あわてないで、でもなるべく早く、彼の姿が見たい・・・

それから入れ替え戦をリアルタイムでないのに、2戦とも見ました。
松浦くん、彼のような若くて事の重大さをオトナほど感じない(だろうと思うのですが)選手を
起用したことが勝因かもしれません。
仙台もとてもいいサッカーをしていましたが・・・前半に好機を逃したのが残念でした。
と、磐田はキライではないし、何の恨みもないのですが、
なんとなく仙台に気持ちが傾くから不思議です。
夫は「そもそも茶野、村井から流出は始まった」と、完全に仙台を応援していましたが・・・
2戦目、仙台の得点がもう少し早ければもっとすごい試合になったでしょう。
とはいえ、来年からはこんなに恐ろしい試合をしなくてすみます。
降格は文句なしに自動降格です。
東京は城福さんが来季も指揮を執りますが、うわさされている選手がうわさ通りに移籍して、
補強に失敗したら、たちまち危なくなってしまうかも・・・
いいえ、今季のリーグを見れば、同じ顔ぶれで臨んでも、
降格ゾーンに足を踏み入れる可能性は常にあるということでしょう。

そんな心配より、寒そうな仙台で、天皇杯を勝たなくては・・・