京阪ひとり旅 京都一乗寺編その2

トシのせいと東京ががっかりさせるせいで、もう京都旅行のことなどすっかり忘れています。
でもまあ、途中で放り出すのもどうかと思うので、記憶を辿って・・・

京都北部一乗寺散策、金福寺から詩仙堂へ。

この詩仙堂には遙か昔、高校の修学旅行で来たことがあります。
といってもな~んも覚えていない。観光タクシーのオジサンに連れてこられただけ。
だいたい中学高校生にこんなお寺の良さが、わかるはずないのです。
もしかするとタクシー代が結構かかるからかも・・・
そんなことを思い出していたら、やはり何組かの修学旅行生がタクシーのオジサンに連れて来られていました。今も変わらないのですね。
詩仙堂丈山寺は、作庭師石川丈山の隠居所。
庭もさすがに美しく、縁側から眺める白砂の庭はすがすがしいものです。
ししおどしの音も風雅でした。

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しかし、龍安寺の石庭とか、こういう枯山水のお庭があるところで、
座敷や縁側にず~っと座って悟りを開こうとしているみたいなオジサン。
必ずいるのですが、人もまばらならともかく、観光シーズンにはかなり邪魔なのです。
当然、ベストポジションにで~んと座って庭を睨んだきり、てこでも動かない、
という様子なので、写真を撮るにもそのオジサンの偉そうな後ろ姿が写るし、
庭を見るのもオジサン込みの景色となってしまうのです。
これがたいていオバでなくオジ。どうしてかしら?


詩仙堂を後にして、圓光寺へ。
ここも紅葉の名所ですが、この季節は牡丹もの花もきれいでした。

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徳川家康開基だそうです。
この庭には水琴窟があります。
竹の筒に耳を当てて、地下に水の落ちる音を聞くという風流なもの。
不思議な琴のような響きです。
水琴窟、武蔵小金井の蒼浪泉圓にもあります。

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庭の栖龍池、緑に囲まれてとてもきれいでした。

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というわけで、青もみじと青竹と様々な緑の中でマイナスイオンをたっぷり浴びつつ
散策は曼珠院へ。