やっぱりサッカーは恐ろしい

昨日はキリンカップ、日本VSチリをTV観戦。
長友が盲腸!(また?)で離脱したので、あまり見るつもりもなかったのですが、
TVをつけたら今野が出ていたので、ついちゃんと見てしまいました。

チリが疲れか、よほどメンバーを落としたか知りませんが、思いの外の結果。
岡崎はとても良いFWだと思いますが、あの守備なら得点して当然でしょう。
チリは序盤に上手いと思うシーンもありましたが、決定機を逃して、
結果的には日本の快勝でした。
確かに攻撃の練習にはなったかと思います。良いイメージもできたでしょう。

それにしても、中村憲剛はリーグだとほんとうにやっかいな選手なのに、
代表に入るとあまり出来がよくないのは、どうしてかしら?
もっとやれると思うのだけど。

さて試合はこういう結果が良かったのか・・・日本の守備、課題もあると思うのですが、4点も取ってしまって、日本はつおい!などと勘違いしないと良いのですが?
それでなくとも日本のマスコミにはチリに勝って当然、というような論調があって
とても違和感を覚えます。
日本がチリに行って勝てるかしら?

ベルギー戦には中村俊輔を出すのでしょう。
そうすると、また違うチームになってしまう。
チリ戦のような早い攻めにはならないかも。
実際、わたしは俊輔中心の代表があまり好きではありません。
我が長友がいつも俊輔にダメだしされるからではありませんが。

CL決勝は起きていられなくて、今夜Jスポーツで見ました。
マンUが、最近ではみたこともないナイーブさを見せて、なすところなく敗退。
アーセナルに対しては、あんなにかわいくなかったのに。
バルサを応援していましたが、プレミアリーグ代表としてはもう少し頑張って欲しかった。
バルサにしてみれば、チェルシーの方がやりにくい相手だったのでしょう。
万が一、ガナーズが決勝に出たら、もっとやられていたかもしれません。

序盤緊張の見えるバルサに対して、良い入り方をしたマンUでしたが、
その10分のうちに得点できず、エトーのすばらしいゴールのあとは
時間を追うごとに、バルサがのびのびとやれるように。

やっぱりサッカーは恐ろしい。

東京のジェフ戦や川崎戦のような手痛い敗戦にも恐ろしいと思っていましたが、
この世界最高のレベルでも、恐ろしいことには変わりないのでした。

ところで、東京も少しはパスがつながるようになってきましたが、
バルサのあの美しい三角形を描きながらのパス回しは、どうでしょう。
あんなの一生かかっても、東京じゃ見られそうもありません。
パス回しから、エリアに入ってからのスピードの上げ方、
緩急の付け方のうまさ。ロングパスも正確。
なによりボールの無いところの動きの賢さ、確かさ。
だからパスがつながるわけです。

100年たっても東京では見られない・・・いえ、100年たったら見られるかしら?