第19節 東京×鳥取 花火デーの呪縛解ける。

先ほどまで放送されていたジェフのアウェイ富山戦を見てからのアップです。
暑さの中の連戦、ジェフはあまり得意でないアウェイでしたが、結局2-1の勝利。
アディショナルタイムに失点したものの、内容は完勝と言っていいでしょう。
結果、ジェフの首位は動かず、東京は3位ですが、4位の徳島にもピッタリくっつかれ、
今の順位はあまり心配も安心もすることはなさそうです。
富山の平出君を見ていましたが、まだまだでした。中盤はジェフが自由にしていました。
この試合、雷の心配からかハーフタイムに中断。30分以上待ったけど、どちらも集中を切らすことはなく、失点も富山としては防ぎようがなく、ジェフの攻撃力が上としか言い様がありませんでした。
 
いやさすが首位だわ、強いな~
と感心。
でもあれですよ、昨日の東京もそこそこ強かったです。
イベントがあると負ける東京、特にハーフタイムに花火が上がった試合では、わたしの記憶が正しければ05年のマリノス戦、4万人以上の観客を集めて4-0という花々しい試合以来、ま~ったく勝ててないような気がします。
昨日は朝から「雨降らないかな~花火中止にならないかな~」と、地元調布市には申し訳ないことを願う・・・ネガティブモード全開。
 
しかも相手は水木しげる先生の出身地鳥取ということでゲゲゲの鬼太郎デー」。
 
イメージ 1
ネズミ男、こんなに黄色かったっけ?(写真は夫が撮影)
 
ガイナーレ鳥取はジェフのアウェイゲームをTVで見ました。アディショナルタイムに米倉君がゴール、ジェフの辛勝。
ラインを高く保ち、コンパクトなサッカーをする好感の持てるチームという印象。
実際その通りのサッカーをしてきました。
イメージ 2
夫好みの写真。鳥取4-1-4-1のきれいな陣形。そして、コンパクト。
志の高いサッカーをしています。
鳥取は、元ジェフリザのFW奥山くんがいます。立ち上がりに彼が抜け出てトラップが流れなければ1点というシーンがありました。夫は密かに奥山君を応援している様子~
これかCKからごちゃついて服部がヘッドでシュートしたのかが入っていれば、違う試合になったかも。
鳥取のチャンスは前半20分を過ぎるとほとんどなくなりました。
 
イメージ 7
ヤザーのFK.蹴ると必ず腕が盆踊りのような形になる・・・・
 
イメージ 8
ソウタンのシュートをGK小針がはじいたところ。
小針は前半2点は防ぎました
 
 
イメージ 9
前半終了間際のイヤな時間帯に与えたFK.
記念撮影風に前に座る鳥取のみなさん。カウンター対策なのでしょうか?
 
いつものように前半は相手の高い守備意識に苦しむ・・・というようなパターンに見えましたが、シュートまで行けなかったわけではなく、後半には得点出来そうな気がして0-0でHT.
わたしの願いも空しく、夜空に上がるきれいな花火。
 
後半になると、連戦であのサッカーはしんどいだろうと予想した通り、鳥取の動きが悪くなっていく。完全に東京ペースでパスを繋ぎ倒すかたち。
 
イメージ 10
羽生のシュート。
このヒトあまりゴールは決まりませんが、この試合も改めてハードワークと気の利いたプレーに感心しました。セザーがいい加減にプレスに行くようなふり?するだけなのに、羽生はきちんとプレスする。羽生はエライ
 
イメージ 11
ブレてるけど、セザーのゴール!
点を取ったのだから文句言うのもなんですが、わたしはどうも彼を評価できない・・・
一番嫌いなプレーは、ファウルのジャッジを要求するところ。その後東京がファウルを取られたら「どうしてオレのはファウルじゃないんだ」とか文句言ってた。
そんなのブラジウじゃ生まれたときからやってる・・・っていうのかな?
でもこういう態度ではますますファウルとは見てもらえなくなります。
あの抗議でイエローもらわなくて良かった・・・他の選手もセザーを止めなくちゃダメでしょう。
 
イメージ 12
ソウタンとセザーについてブツブツ文句言ってたワタクシ・・・
でもゴールは嬉しい!
 
イメージ 13
なんだか寂しい写真ですが、高橋秀人のゴールが入った瞬間らしい。
インターセプトからいいシュートでした。
後ろ向きっぱなしのシーズン始めからすれば、ずいぶん良くなってきた秀人くん。
 
イメージ 3
モリゲのヘッドです!
 
イメージ 4
入った~このヘッドはカッコよかったですね!
 
イメージ 5
喜ぶモリゲと高橋、大竹。
ヒーローインタビューの二人も対照的で面白かったです。
端正で優等生なお答えの高橋くん、「長友・・・どうってことない」ワルゲなモリゲ←お許しあれ、しつこくお気に入りのオヤジギャク。
モリゲ、オフェンスファウルでイエローもらう。行きがけの駄賃に相手をどついた。やっぱりワルイ?
イメージ 6
 
3-0。
節電対策のため、スタジアムが暗くて写真がブレます。
 
花火が上がったにもかかわらず?東京の完勝。
 
こういうふうに呪縛が解けるのもある意味J2の良さかもしれません。
しかし、J2の本当の良さは、東京(や、ジェフ)に比べてさまざまな条件に恵まれないチームが、特に前節の岡山やこの鳥取のように、良いサッカーをする、しようとしているところです。
2点差になり、東京は暑い連戦の最終戦、楽に試合ができました。鳥取は既に力尽きた様子でしたが、それでも前線の選手は歯を食いしばってプレスをかけようとしていました。
試合前のルーカスの笑顔にも泣けましたが、正直鳥取の選手にも感銘を受けました。
去年まで彼らはJFLだったのですから、東京が勝つことは予想通りなのでしょう。
鳥取はあくまでも自分たちのサッカーに挑戦したのですから、下を向くことはありませんよね。
同時に、東京がアウェイでこのチームと当たるときには、この完勝は忘れた方が良いだろうと思います。高橋秀人くんが岡山戦の後で言ったように、謙虚にね。
 
・・・・っといってもやっぱり危なげなく3-0は、とっても良い気分でした!
 
 (7月4日加筆修正)