やっぱりPK戦キライ・・・

さっきまでBSで放送していたコパ・アメリカ、ベネズエラ×パラグアイ(再放送)を見ていました。
結果を知らないで見たので、とってもがっかり・・・
好みにもよりましょうが、南アW杯で日本がPK負けしたパラグアイ、相変わらずながっつり守備でまたもPK戦に持ち込み決勝進出、面白くない。好きでない。
実は最近考えていたのですが、FC東京が対戦するチームのほとんどが守備を固め、カウンター狙いです。その守備の固め方にはチームによって特長があります。次節東京が対戦する熊本などは、虎視眈々と狙う守備。たとえば、熊本×草津(東京にもジェフにも勝った)の試合なんかどうなるのでしょう?まだやってなかったら見てみよう。
で、比べるのもナンですが、パラグアイもそのタイプではないかと思っていたのです。ところが、相手が準決勝初進出のベネズエラになると、どっちの策かあるいは力関係なのか、パラグアイがポゼッションをとる羽目に。羽目って言うのもおかしいのですが、そう言いたいのではないかと思うほど、パラグアイがやりにくそうで精彩を欠き、イライラが昂じて監督は退席処分になるわ、退場者が出るわ・・・
それでも持ち前の自陣前の集中力で守りきり、延長。延長に入るとベネズエラがますます勢いに乗り、良い攻撃を再三するも得点ならずPK戦へ。
こういう時たいてい劣勢だった方が勝ったりします。
いやなシーンを多く見せたパラグアイより、ベネズエラを応援したのに、やっぱりパラグアイが勝った。
で、パラグアイが一勝もしないで決勝へ、ウルグアイと。
コパ・アメリカのベスト4見ても、強豪国といっても油断できないし、どこが勝ってもおかしくないのかも。インテルモウリーニョバルサに勝ったあたり、勉強したむきが多いのかもしれません。日本もアジア予選、心して臨まないと。
 
先日はなでしこジャパンPK戦で海堀選手大活躍で優勝しましたが、やっぱりPK戦はキライです。120分の内容なら、ベネズエラが勝ってしかるべきなのに・・・
オシムさんは、PK戦の時には退席していました。PK戦になればフットボールのゲームとは違うものになります。
バラエティでサッカーをかじった芸能人がPK対決などやるのも、おそらくゲームを知らない人でもわかりやすいのと決着が簡単につくのと、(わたしみたいに)ものすごくヘタならともかく多少やった人ならできるからでしょう。
フットボールとはやはり別物です。
しかし、決まりですから。
勝利を逃したベネズエラ、結局PK戦後に乱闘騒ぎ起こした・・・イメージで決めつけてはいけないけど、南米らしいと思ってしまいます。
女子アメリカチームを見習いましょう。