第5節(!) 東京vs北九州 行き詰まる試合にスリルを与えていたのは・・・

久しぶりのミッドウィークのナイトゲーム
スーツ姿に青赤のマフラーを持った会社帰りの方々が大勢みえるスタジアム。
それはそれで独特の雰囲気があって好きです。
こちらも30分前の到着。
吉祥寺で急いで花まるうどんをかっこんできました。
 
試合前に10月1日生まれのドロンパ君をお祝いするため、キティちゃんが駆けつけてくれました。
 
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キティちゃんって、本当に手をペンギンみたいにして歩くのですね・・・
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キティちゃんとドロンパの前にコワイお兄さん登場・・・
ちょっとした小芝居を見せてくれました。お兄さんのダンスが笑えました。
が、試合前にあんまり脱力させないでくだされ・・・
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コワイお兄さんをやっつけたドロンパくん、キティちゃんをエスコートして、意気揚々とオープンカーで退場。
試合に負けたらドロンパ&キティの写真でおしまいにしようと何枚も撮ったので、一応載せてみました・・・
 
 
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北九州サポのみなさん。日曜日のジェフ戦で蘇我に行って、そのままこちらに?
別働隊かしら?いずれにしてもお疲れ様です
 
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試合開始。
この試合の主審は、岡部拓人さん。ある意味活躍なさいました。
 
北九州には熊本に大勝した後、7月30日の試合で1点を追いつけずに負けました。
その試合は見ていないのですが、前節の千葉戦はTVで見ましたし、フクアリに行った夫から話しも聞きました。
千葉戦でゴールに迫っていた森村君は、平出君と同じく契約上出場できないそうです。
フクアリから戻った夫が言うには「北Qは悪い。森村も悪かったよ。汚いよ。」
ジェフサポブログを覗いても、北九州のガツガツしたラフプレーにお怒りの方が多いようでした。
 
で、夫の言葉通り、キックオフとほぼ同時に北九州は警告なんのその、という勢いでものすごいプレッシャーをかけてきました。
東京のスペースをつぶし、パスを分断し、東京の選手を壊そうとでもするかのよう。
さすが小さい体から沸き立つ闘志で黄色いカードを集めていたやっさんの育てた子どもたち。
でもカードは36分に多田選手に出されただけ。岡部さん、東京の選手が受けたファウルを取ってもくれないので、選手も苛立つやら(本当に苛立ったていたかふりだったかはわかりません)、スタンドからはブーイングが沸くやら・・・
負けじと厳しいチェックに行くと、これが前半はなぜか高橋秀人くんだけに警告がだされました。
今ちゃんが彼には珍しいラフプレーを見せましたが、おそらく主審がファウルを取らないので、いわば試してみたのではないかと思いました。これはファウルの判定だけで済みました。
そんなことで、前半は楽しい試合とはいかず、激しいプレッシャーのために東京はシュートまでもなかなか行けませんでした。
中盤相手が厚いので、前節良かった秀人君や梶山がなかなか機能しません。
ただ今までと違うのは、あまり焦っているようにも見えず、スタンドも焦っている雰囲気ではないことでしょう。
前半終了、ロッカールームに引き上げる前だったか、羽生かヤザかよくわからなかったのですが、岡部主審に北九州の選手に削られたふくらはぎを見せて、こんなひどいことするんだよとアピールしていました。
 
 
久しぶりに息苦しいような前半でした。
スコアレスドローでの折り返しは、北九州としては望ましいこと、しかし東京も想定内のことでしょう。
後半開始してすぐに、むっくんの今季2点目で先取点。
分厚く攻めあがったところでこぼれたボールを思い切りよく蹴ったら、GKも見えなかったようで、本人の言うようにボッテボテなシュートでしたが、ゴール。どんなシュートだろうと思い切りよく打ったむっくん、エライ!
それでも手強い北九州、がっくり来る様子も見せず、交代出場の元気な選手が激しくプレスをかけてくるし、イヤ~な相手でした。
東京もピッチを広く使い出したし、相手も攻撃に軸足を移したので、前半ほどジャッジの難しいプレーが減ったのか、なぜか主審は後半東京に優しく。
こういうジャッジだとどちらに転ぶかわからないので、とてもスリリングではあります。
でもソウタンくんが後半、警告をもらって累積4枚で次節はお休み。
そして、見事なダイレクトパスをつないで、ルーコンの2点目が決まって試合もほぼ決まりました。
北九州は得点機が前後半2回くらいはありましたが、それでも東京が負ける相手ではありません。
 
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三浦泰年監督のコメント、ジェフ戦の後も非常に饒舌、1-0でも敗戦をとても悔しがっていました。言外に「ウチの方がいいサッカーを目指している。今は勝てないけど必ずや」という情熱が感じられました。
東京戦後のコメントも、城福さんなら一言「2-0はフェアな結果です」というであろうことと同主旨のことを言ってますが、その長いこと。この監督なら若い選手は心服するだろうなと思います。
三浦泰年監督の言葉を借りるなら「日本代表級の選手が大勢いる、(北九州の選手より)何倍もの年俸を取っている、練習場にもスタジアムにもサポーターの数にも恵まれた」東京が、当然得なければいけないこの試合の結果であるのでしょう。そうであるなら、こような厳しい(フィジカルもメンタルも)試合でも勝っていかなくてはならないでしょう。
乗り越えるべき所を乗り越えて、少しは強い東京になれると思います。